僕のワンダフル・ライフ（２０１７年）
今日はこれから、イオンシネマで実施される「僕のワンダフル・ジャーニー」（吹替版）の試写会に当たっているので、茅ケ崎まで遠征…映画は「僕のワンダフル・ライフ」の続編ということなのだが、今まで前作を見ていなかったので、この機会に鑑賞しておくことに。普段は動物映画、ましてや“お犬様”映画なんぞは率先して見ないんだけどね…新作映画をタダで見れるとなれば話は別である。そんなわけで、試写会当選を見越して（auでも他の劇場の試写会を募集してたけど、そちらの分はハズレた）…前作の字幕版をＷＯＷＯＷでエアチェックしてあった。
母親と一緒にいた8歳の少年のイーサンが…車中に取り残され、熱中症になりかかっているゴールデンレトリバーを発見！母親の機転で救出に成功…そのまま家に連れ帰る。当初、イーサンの父親は反対していたが、なんとかその子犬を飼うことができるようになり、イーサンは犬にベイリーという名前を付ける。やがて高校生に成長したイーサンは、アメフトの選手として活躍するようになり、ガールフレンドのハンナとも楽しく過ごしていたのだが、ある出来事で状況は一変！さらにベイリーの寿命も近づき、とうとう2人の間に別れが訪れるが…。
興味がなかったので、特に詳しいストーリーなどを調べずに鑑賞…まさか、犬が輪廻転生する話だとは思わなかった。主人公の少年が子犬を拾い、その子犬視点で物語を追いかけながら…少年やその周りの人たちが成長していく様子が描かれるのだが、物語の中盤で、肝心の犬が老衰で死んでしまう。と、思ったら…再び他の犬に転生して、別の登場人物を追いかける物語がスタート…これが何度か繰り返される。最初の少年の話に比べると、真ん中へんはけっこう雑な印象も受けるが…まぁ、このあたりはクライマックスへのフリであるの仕方なし…。
ある意味ネタバレなんだけど…後から調べたらＷＯＷＯＷの解説にも“何度も生まれ変わって少年のもとに戻ろうとする”なんて説明が書かれていたので、そこまで秘密にするものでもないのだろう。だから書いちゃうけど…最後は犬が転生を続けて、最初の飼い主の元へ戻るという奇跡が起きる（ついでに飼い主の人生にも奇跡が起きるが、そこまで書くと明らかにネタバレだな）。ちなみに、オイラ的には、小学生の時に、友達の家の犬に噛まれたことなんかもあり、それ以来…犬なんて大嫌いなので、あまり犬を溺愛する飼い主の気持ちなんかわからない。
犬にさして興味がないオイラから見て、気になる点といえば…熱中症の犬を助けるために、お母ちゃんが、見ず知らずの人の車の窓を破壊するという導入部。しかも、犬視点で描かれてるため、その後のやり取りがすっぱりと抜け落ちてる（犬が気を失ったらしい）…車を壊したり、犬を勝手に持ってきちゃって問題にならなかったのだろうか？もし、勝手に犬を持ってきちゃったのなら、あきらかに泥棒じゃねーかと。まぁ、少年の前の飼い主（正確には持ち主）も、金になるとふんで、拾ったんだけどさ（笑）ファミリー向け映画だからこそ、気になる部分。
あと、転生を繰り返す途中のエピソードで、警察犬になるんだけど…誘拐事件の捜査中、連れ去られた女の子が、犯人に突き落とされて、川に落ちてしまう。そこで、犬が飛び込んで、少女を救出するという感動的なシーンが描かれるのだが、その前に“そこのおまわり、何やっとんじゃい！”って感じ。そのまま犬に少女の救出を任せ、自分は犯人の追跡に専念（でも、犯人に襲われそうになり、少女を助け終わった犬が駆け付ける）…犬の力を過信しすぎちゃうか？なんでも犬に頼りすぎだろ。さて、これから試写会です…なんか中途半端な文章ですんません。
監督：ラッセ・ハルストレム
出演：デニス・クエイド Ｋ・Ｊ・アパ ペギー・リプトン ブリット・ロバートソ ジョン・オーティス
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DVD 僕のワンダフル・ライフ
