監獄アマゾネス/美女の絶叫(1986年) | 勝手に映画紹介!?

監獄アマゾネス/美女の絶叫(1986年)

Reform School Girls

シネフィルWOWOWで放送していた「監獄アマゾネス/美女の絶叫(原題:Reform School Girls)」をケーブルテレビのSTB経由で録画…従犯で少年院に入れられてしまった美少女が、暴力的な看守や入所者たちと戦いながら、過酷な監獄生活を送るという…所謂“女囚もの”的なお話。“アマゾネス”なんて邦題を付けられるともっと強烈なものをイメージしてしまったが、若干、想像よりも控えめだったか?日本ではVHSしか出ていないが、海外ではDVD化されてる模様。何種類かあったが、好みのジャケ画像をチョイス…たぶんイギリス盤なのでPAL仕様?

少女ジェニーは、運転手として彼氏の強盗を手伝ったことで逮捕。裁判の結果、従犯とみなされ…プライドモア少年院に送られることになった。護送されるバスの中で出戻りのニッキー、家出少女リサらと知り合い、仲良くなったのもつかの間…院長の腹心である監視長エドナが入所者を厳しく管理しており、ジェニーたちも目をつけられてしまう。さらに、ジェニーらと同じ部屋には、エドナと肉体関係を持ち、優遇されているボスのチャーリーもおり、ジェニーたちはますます肩身の狭い思いをする。そんな環境でも…少しずつ味方を増やしていくのだが…。

色々とひどい目に遭う主役のジェニーはリンダ・キャロルという女優さんで、それなりに綺麗な人でした。あと、明らかに“いじめられっ子タイプ”のリサを演じていた女優さんも…可愛らしい感じで、ちょっと場違いなんだけど、それでもこんな環境に入れられたら、“狙われちゃうよ”なと、妙な説得感もある。一方、主人公たちを追い詰めていく側だけど…監視長の太ったおばさん(アンディ・ウォーホールの映画に出てたそうで、自分は知らなかったけどけっこう有名な女優らしい)の、見た目のインパクトがとにかく強烈。もう1人、入所者の中の女ボスもすごい貫禄。

少年院のはずなんだが…明らかにおばさんだろうみたいな。他の人は囚人服みたいな衣装とか、ラフな寝間着とかの衣装が多いんだけど、ほとんどのシーンで露出が多いセクシーなヒモパンとブラしかつけてない。でも、筋肉なんかもやたらモリモリでエロ目線とかでは全然見れない。で、設定上…この女ボスと監視長の太ったおばさんが“デキてる”という。もうね、想像しただけでおぞましい。展開はお約束通りだが、序盤の身体検査、その後のシャワーシーン、拷問シーンなど主役も含め全体的に出演女優の露出は多めで、お色気映画としては及第点。

看守のイジメ、入所者同士の争いなどを経て…なんとか味方を見つけて、環境改善を訴えようとする主人公!クライマックスは激しい暴動になったりもするんだけど、やっぱり迫力があったのは、前述の2人…太ったおばさんと女ボス。紆余曲折の果て、結局は女ボスも主人公側につき…看守たちを倒そうという動きに。正体が露見してしまった後の太ったおばさんの破れかぶれな暴走が最高。ただ、最後の最後も暴力で解決して終わりなのが、やっぱり拍子抜け。主人公がどうなるのかという結末は描かれるが、暴動後の後始末ももう少し丁寧に見たかった。


監督:トム・デ・シモーネ
出演:リンダ・キャロル ウェンディ・O・ウィリアムズ パット・アスト シビル・ダニング


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DVD Reform School Girls ※収録言語や再生環境に注意!





YouTubeに予告があったよ!なんとなく言いたいことが伝わりそう…









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