スリープレス・ナイト(2017年) | 勝手に映画紹介!?

スリープレス・ナイト(2017年)


昨晩から、例のピエール瀧騒動でネットを中心にお祭り騒ぎですな…あっぶねぇ、劇場で見たのでまだ再鑑賞はしてないけど、WOWOW放送の「孤狼の血」も初回放送で録画しておいてよかった。案の定、今後のリピート分は番組変更…っていうか3月24日に初回放送だった「サニー/32」もアウトじゃん。新井浩文が出てる「SUNNY 強い気持ち・強い愛」も色々と発売延期とかになってるし…過去のNHKドラマの「64 ロクヨン」共演がにわかにクローズアップされてたけど、2人が同じ“サニー”と読むタイトルの別映画に出ていたというのも妙な一致だよな。

朝、ヤフーニュースを見たら“瀧逮捕”の下に、“酒井法子 11年ぶり地上波歌唱”の文字が踊り、その横にはやたらと笑顔ののりぴーの写真まで掲載されていたのも意味深…これ、狙いすぎだろ!芸能界の関係者はてんやわんやらしいが、“自身の逮捕”までネタにしてくれるピエール瀧は、ある意味、エンターテナーですな。えーと、今日はWOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「スリープレス・ナイト」を鑑賞…コカインをネコババした悪徳刑事たちがトラブルに見舞われる、2011年製作、フランスの同名映画のハリウッドリメイクです。

深夜のラスベガス…ヴィンセント・ダウンズは相棒と共に、麻薬組織を襲撃し、大量のコカインを強奪…その時に、追ってきた組織の男たちを射殺する。その後、2人は何食わぬ顔で仕事へ…実はダウンズも相棒も殺人課の刑事だった。自ら捜査に名乗りを上げ、証拠隠滅を図ろうと画策するが…捜査現場で汚職刑事を追う内務調査官ジェン・ブライアントに目を付けられてしまう。さらにダウンズは、コカインの元の所有者であるカジノ王ルビーノに身元を掴まれ、息子を誘拐されてしまう!息子を取り返すため、奪ったコカインを携え、カジノに乗り込むが…。

今から約6年前、2013年1月にレンタルDVDでオリジナルのフランス版は鑑賞していて、大まかな内容は覚えているけど、当時、1回見たきりなので…さすがに細かい部分はけっこう忘れていた。なので、“あれ?なんか展開が違うな”って印象を受けた部分はいくつかあるけど、ちゃんと見比べたわけじゃないので…内容や情報が間違っているかもしれないのであしからず。悪徳刑事が麻薬組織のコカインをネコババしたけど、身元がバレちゃって、人質に取られた息子を、盗んだコカインと引き換えに、取り返そうとするという基本プロットはだいたい同じ感じ。

その後、人質交換の材料に使おうとしたコカインが、別の勢力に奪われ、三つ巴な争奪戦に発展していったりするんだけど…途中、主人公と共闘する女刑事の設定がだいぶアレンジされていて、確か…フランス版に出てくる女刑事は、主人公が悪徳刑事だというのを知らずに事件に巻き込まれていったような気がするんだよな…。こっちのリメイク版は、主人公の汚職を疑う内務調査官という設定になっていて、さらには…コカインの争奪戦にも深く関わってくる。確か、フランス版は、別の仲間の裏切りにあって、コカインを持っていかれちゃうんだよ。

あとね、完璧に映画公式サイトのキャッチコピーでもろ“ネタバレ”が書いてあるんだけど、主人公も実は潜入捜査官でしたみたいな設定になっていて、このあたりが最終的なオチにまで影響していくって感じ。この“潜入捜査官”設定であり、ラストの展開なんかは…オリジナルのフランス版だと、もうちょっとボカした感じになっていたような気がするんだけど(過去の自分の感想にもそれっぽいことが書いてある)…記憶が曖昧で確証はないので、軽く聞き流してください。ハリウッド映画なので、色々なところがわかりやすくなっていたよって感じですかね?

悪く言うと、ちょっと万人受けを狙いすぎなのかなとも思うけど。明らかな違いと言えば…主人公たちが戦いを繰り広げる舞台が、同じ密室でも、大き目のクラブから、さらに巨大なカジノ兼ホテルに変わったので、行動範囲も増え…自然とアクションの見せ場も派手になっていたという感じだろうか?無理やり主人公の嫁さんとかも話に関わってきちゃうのもハリウッドらしい。主人公を演じていたのがジェイミー・フォックスだったからだろうか、ドンパチに限ってはなんとなく「マイアミ・バイス」(2006年のリメイク版)っぽくもあったかななんて、オイラ的には感じた。


監督:バラン・ボー・オダー
出演:ジェイミー・フォックス ミシェル・モナハン ダーモット・マロニー デヴィッド・ハーバー ガブリエル・ユニオン


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