バルジ・ソルジャーズ(2018年) | 勝手に映画紹介!?

バルジ・ソルジャーズ(2018年)

Battle of the Bulge: Wunderland

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「バルジ・ソルジャーズ(原題:Battle of the Bulge: Wunderland)」を鑑賞…幾度となく戦争映画の題材になってきた、第二次世界大戦の“バルジの戦い”を扱ったミリタリーアクション。ドルフ・ラングレンとルーク・ゴスが共演した「米軍極秘部隊 ウォー・ピッグス」で主演と脚本を務めていたスティーヴン・ルークって俳優が、今回は監督業まで自分で行っている作品。客寄せのゲスト的スターは「山猫は眠らない」のトム・ベレンジャーです。

第二次世界大戦中、1944年12月16日早朝…戦況を逆転しようとしたヒトラーは、戦車と20万人の兵士を投入し、連合軍の分断を計画。戦地となったアルデンヌの森の最前線にいたアメリカ軍は、戦闘未経験の浅い若い兵士や、疲弊した兵士が多く駐留していた。カッパ中尉率いる小隊も指揮官マッカリーの命令を受けランツェラートへ向かうことに。ろくな情報も届かず、凍傷にも注意しなければならないような過酷な場所で、遂にナチの親衛隊が姿を現す!応援も期待できず、少ない戦力で…幾度となく激しい戦闘を繰り返し、前線を死守しようとるすが…。

詳しい人が見れば、きっと“粗”もいっぱい見えてくるだろうが…パチもの映画の“アサイラム”あたりの戦争映画と比べれば、ぜんぜんまともなレベルで、単にドンパチが好きなオイラなんかは、可も不可もなく、普通に見れるくらいの作品にはなっていたんじゃないかと。これって印象に残るシーンがあるわけじゃないんだけど、戦車も出てくるし、銃撃戦もあるし、トラップも仕掛けるし、主人公たちが頑張ってナチの親衛隊と戦ってました。あと主人公(兼監督・脚本)の中尉が戦場で気絶すると、だいたい画面がフェイドアウトして時間が飛ぶという演出がお約束(笑)

上官からは“休んでもいい”って言われたのに…最前線行きを志願した中尉。部下には命令だから仕方がないと発破をかける…あんた、自分で行きますって、手を挙げたんじゃん。顔はおぼっちゃん顔だけど、ここまで生き残ってる中尉だけあって、機転もきくし、敵の奇襲を察知して返り討ちにしたり、それなりに強い。武器だってうまく扱えるし、格闘もできるし…って誉めようと思ったら、ぶん殴られて、捕虜になったり。でも、直ぐに気づいた部下が助けに来て、無事に救出される。戦場では神頼み、運も大切(中尉も十字架は肌身離さず)…時には敵にも慈悲を。

トム・ベレンジャーは主人公の上官、指揮官の役で…だいたい部屋の中で部下を鼓舞したり、無線を聞いたりしてるだけ。途中、車に乗って出かけるけど、特に戦闘に参加するようなことはなかった(敵に襲撃はされてたけど)。本編96分なんだけど…85分くらいでエンドロールが始まる。テロップの中で、実際にバルジの戦いで名誉勲章を貰った人たちの名前がズラズラ出てきて、それが長い。最後にちょっとだけ映像が入るので…テロップ部分を早送りしても、全部終わるまで見た方がいいよ。冒頭のジャケ画像とリンク先は米Amazonで見つけた海外盤です。


監督:スティーヴン・ルーク
出演:スティーヴン・ルーク トム・ベレンジャー ミカエル・バーギン アーロン・コートー


【米Amazonで見つけたBDです!】
Blu-ray Battle of the Bulge: Wunderland ※日本語収録なし





YouTubeに予告がありました!









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