劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(2010年) | 勝手に映画紹介!?

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(2010年)

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇

WOWOWでエアチェックしておいた「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」を鑑賞…昨年、劇場公開された実写版の初放送に合わせて、過去の劇場アニメ2本もまとめて放送されることになり、その1本。もともとはジャンプで連載されていた漫画であり、その後テレビアニメを経て、劇場進出となった第1弾だそうだ。ここ何十年もジャンプを読んでないので、原作は一度も接したことがないんだけど、テレビの方は、何の作品か知らずにたまたま1度だけ見て…サンライズがアニメ制作を担当してたので、「ケロロ軍曹」と同じくらいガンダムパロディ満載で度肝を抜かれた。

異星人・天人が来襲した江戸…かつては白夜叉よ呼ばれて恐れられた攘夷志士の坂田銀時も、今ではすっかり脱力した生活を送っており、助手の志村新八、神楽とともに便利屋“万事屋銀ちゃん”を営んでいた。ある日、反幕府組織・攘夷党を率いる桂小太郎の相棒であるエリザベスが現われ…桂が行方不明になったと知らされる。ちょうど江戸では辻斬りが横行しており、桂もその餌食になったのではないかと…。一方、銀時は…別件で、鍛冶屋を営む村田鉄矢・鉄子兄妹から“盗まれた名刀・紅桜を取り返してほしい”という依頼を受けていたが…。

ガチで作品と対峙するのは今回が初、ほぼ“いちげん”客なんですけど…映画冒頭からレギュラーキャラが、“こんなアニメ映画は基本設定知ってるファンしか来ない”と言い放ち、“いちげんさんお断り”とダメ押しまでする。ただ、実際はそんなことなくてですね…あくまでそれらもこの作品ならではの、笑いを取るための掴みのギャグなんですね。最近流行りの、公開前から続編ありきで作られているマニアックなアニメ映画より、よっぽど“いちげんさんウエルカム”なアニメ映画だったというのを…本編を見始めて直ぐに悟れるという、意外と親切なアニメ映画でした。

劇中登場人物たちが属している組織が“真選組(しんせんぐみ)”とか…わかりやすいぐらい、あからさまに“新選組”をモチーフ、パロディにしているので、初めて出会うキャラクターにも、漠然とながらバックボーンのようなものが見えてきてしまい、義務教育を受けてきたフツーの日本人だったら、作品の世界観が理解できたり、キャラクターたちの人物相関図なんかも思い浮かべることは容易にできるなという…漫画、アニメとしての巧さを感じる。ちゃんと古き良きジャンプ漫画、ジャンプアニメの“魂”を受け継いでるんだなって、本作を見ながら思いましたね。

ギャグで笑わせておいて…主人公たちがピンチに陥るという、アニメ映画の王道であるシリアスな面も。派手なチャンバラ要素に加えて、松本零士作品を彷彿とさせるよなSF設定もあって…様々な要素がうまく混在しているということで、オイラたちの世代だと「うる星やつら」あたりも自然と思い出してしまう。今まで、マニア向けの“キワモノ”アニメなのかなって勝手にイメージしてるところがあったんだけど…ギャグもアクションもストーリーも素直に楽しめた。ただ、あえてなのかどうか知らないけど、本作にはあからさまなガンダムネタは入ってなかったね。

ガンダムネタはなくても…“ワーナーブラザーズ”をあれだけネタにできる度胸は恐れ入りました。パロディが多すぎて、テレビシリーズの時から、問題を起こしていたというのは、よくネットで話題になってましたが…スタッフも怖いものなしなんだろうなって(笑)声優さんたちも、みんなキャラクターにあってたし。っていうか、本編後のオマケみたいな映像の方が声優さん、豪華じゃなかったか?冒頭のワーナーのロゴネタもあれだけど、なんかエンディングロールが2回流れたり、やりたい放題やってた。先にアニメを見ちゃうと、実写のハードルあがるな~。


監督:高松信司
出演:杉田智和 阪口大助 釘宮理恵 石田彰 子安武人 青山穣 大西健晴 根本圭子 山寺宏一


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