宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章「天命篇」(2018年)

対象作品が100円でレンタル利用できたAmazonプライムビデオ、Amazonビデオナイトで「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第二章~第四章をイッキにポチって鑑賞してきたが(第一章のみ、AbemaTVで無料視聴)…いよいよ現段階での最後「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」まで行きつきました。今秋放送が決まったテレビ放送などでは第十一話~第十四話に該当するエピソード…いよいよ目的地である惑星テレザートまで到着します。そして、前章でセリフが一言だった山寺宏一演じるデスラー総統もがっつり物語に関わってきます。
大ガミラス帝星の総統、デスラーが生きていた…現在はガトランティスの大帝ズォーダーの元に身を寄せていた。デスラーはズォーダーの希望に沿い、ヤマトに敗れたガトランティス先遣部隊をデスラー砲で粛清…そのままヤマトの追撃に移る。一方、ヤマトでは目的地である惑星テレザートに関する情報が少しずつ判明し始めていた。それと同時に、オブザーバーとしてヤマトに乗りこんでいるガミラス人のキーマン、第十一番惑星で救助された後にヤマトに残った桂木透子が不穏な動きを見せ、スパイ疑惑が浮上!そこにデスラーが攻撃を仕掛けてきて…。
ようやく本章からオープニングが“歌入り”になって喜ばしい(それまではBGMだけだった)…もちろん歌っているのは“ささきいさお”でして、“オープングテーマ 宇宙戦艦ヤマト2202”となってるってことは、ちゃんと新録してるってことなんでしょうね…アニソン番組や懐メロ番組でも歌っている姿をちょくちょくと見かけるが、素人が聴いたくらいじゃ、どこが昔と違うのかわからないくらい、違和感がない歌声だ。反面、一章では過去の音源をそのまま使用した沢田研二の“ヤマトより愛をこめて”でゾクゾクさせられたが、それ以降の章のED曲がなんか物足りない。
本編の方では…前述の通り、デスラー復活!とりあえずガトランティス側に席を置いている総統は、ヤマトに敗れた無能な先遣部隊(ズォーダーの配下たちは“汚染艦隊”呼ばわり)をデスラー砲で粛清(笑、福井脚本で粛清だとなんか勘繰ってしまうなぁ)…同じ頃、ヤマト内では怪しげな動きが活発化するガミ公とガトランティスの内通者。デスラーの攻撃とスパイ疑惑のダブルパンチでピンチに陥るが…頑なに守ってきた封印も、一度破れば撃ちまくりな波動砲で切り抜ける。とにかく胡散臭いけど、結局、今回も古代を助けるガミ公…早く裏切ってほしいなぁ。
っていうか、完璧にガトランティスはヤマトをなめてました…敵の指令官は“大丈夫だ、撃ってこない=波動砲”とキッパリ宣言した直後に、前言撤回、“スマン、撃ってきた”…で、ドチュ~ン、さよなら(笑)どんだけ間抜けだよ。愛を知らないガトランティスが、親子愛のような愛情を垣間見せて散っていくという、ちょっと美談っぽい演出になってるんだけど…ただの馬鹿です。第三章で見せた古代と雪の自己チューなラブコメよりひどいな。そうそう、ガトランティスのスパイに、古代はやっぱり“偽善”とか言われてましたね…図星すぎて笑ってしまう。
惑星テレザート付近での攻防は派手な見せ場があるんですけど…空間騎兵隊がすっかり別のアニメになってる感(笑)機動甲冑のデザインなんかは、まぁ、いいとして…ピョンピョンと動き回る姿は「逆襲のシャア」に出てくるプチモビ(プチモビルスーツ)みたいなんだけど…ここでも第一章でやってた逆シャアチックな“みんなで押し戻す”をやってまして、隊長の斉藤に至っては、マジで“隕石落とし”をぶちかますし…師団長ザバイバルの最期は、負けると自爆する(ドロンボー一味かよ!)ガトランティスの習性の影響で、ランバ・ラルそっくりでしたな(笑)
ガノタのオイラ的には福井晴敏による“ガンダムオマージュ”(っていうより、自然とそうなっちゃうのか)を見つけて楽しいっちゃ、楽しいんですよ…でも、生粋のヤマトファンの中には苦虫を噛みつぶした気分の人も少なくないんだろうなと。第一章のラストでは“続きが早く見たい”という欲求が強く感じられたが…章が進むにつれ、惰性で見ている部分もあるかな?今週末から第五章の劇場公開、セル版配信のリリースなんかも同時にスタートされるらしいが、とりあえず続きは“また安くレンタルできる時”か、はたまた将来のテレビ放送待ちでいいかな?
監督:羽原信義
出演:小野大輔 桑島法子 鈴村健一 大塚芳忠 麦人 石塚運昇 甲斐田裕子 神谷浩史 山寺宏一
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章(レンタル版)