宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章「嚆矢篇」(2017年)

今日は朝イチで「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を見に行くので、早めに就寝しようかなと思っていたのだが、日付が変わった午前0時ちょうどから、AbemaTVで「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章」が初放送されるという情報を知ったので、Fire TV Stickを繋げて思わず見てしまった。ちょうど週末限定のセール、Amazonビデオナイトでも“2202”の第一章~第四章が各100円でレンタル視聴できるのだが…やっぱ“タダで見れる”というのは大きいです。とりあえずAbemaで第一章を見てから、続きをビデオナイトでレンタルするか考えようと…。
西暦2202年…イスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して3年の年月が経ち、地球は急速に復興を遂げようとしていた。かつての敵・ガミラス帝国とも和平条約を締結…防衛のため最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められている。そんな中、ガトランティスの脅威が迫り、地球とガミラスの連合艦隊はガトランティスの前衛部隊と武力衝突を繰り広げていた。そして、その中に、元宇宙戦艦ヤマト乗組員・古代進の姿もあった。戦況がガトランティスに押され気味の中、地球連邦はアンドロメダを投入し、一気に形勢は逆転するが…。
前作「ヤマト2199」同様…本来はOVAなんですけど(今秋から地上波でのテレビ放送も決まったようです)、先行して劇場公開するという形をとっており、今回、AbemaTVで放送されたのもいわゆる劇場公開尺版(単発のエピソードを繋げた編集になってる)だと思われるので、ここは開き直って映画だと言い張っておきます(アメブロの公式ジャンル向けの言い訳)…同じような形で先行で劇場公開されている「ガンダム」作品の感想を書く時は“OVA”として扱ってるんだけどな…まぁ、細かいことは気にしないで、スルーしておいてください(自分が一番気にしてる)。
えーと、簡単に言うと「ヤマト2199」の続編です。そして旧来からのヤマトファン的には「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のリメイクともとれるでしょうね。「ヤマト2199」の地上波放送終了後、劇場映画化の情報が発表された時に…設定、世界観を引き継いで“さらば”をリメイクするのじゃないかと予想を立てているファンもけっこういたんですけど、ふたを開けたら“出来損ないの押井映画みたいなオリジナルストーリー=「星巡る方舟」”でぶっちゃけ、肩透かしをくらったというか。でもって、ようやく新シリーズという形で“さらば”のリメイクが実現したと。
いや、厳密に言うと“リメイク”でもないのかな?旧作ヤマトの続編って大人な事情で色々とややこしくなってまして…TVシリーズでも「宇宙戦艦ヤマト2」とか「宇宙戦艦ヤマト III」とかあって話が繋がらないんだけど、詳しい人によるとそのあたりの設定なんかも取り入れているらしいです。一通りヤマトにも接してるし、何年か前に劇場版を一気に見直したこともあるんだけど…本来は“ガンダム派”なので、そこまでヤマトに詳しいわけでもないし、とりあえず、第一章は…“さらば”っぽいストーリーだけど、やっぱり設定、展開のアレンジがいっぱいあったよと。
オリジナルの“さらば”だと…地球が復興すると共に、だいぶ平和にもなってて、そこに未知の敵の脅威が迫るみたいな展開だったと記憶、古代進も輸送船の護衛みたいな任務をしたりしてるんだけど…今回の「ヤマト2202」では、初っ端からイケイケのガトランティスが攻めてきていて、地球がガミラスと同盟を結んで、ガトランティスと対峙しているという。その真っただ中に古代もいたりするんですよね。でもって、表面上は同盟を結んでるんだけど、両者の間で“きな臭い”感じも漂ってたりと。もしかしたらストーリーとかも大きく変更していく可能性も感じさせる。
一番最初(エピソードでは第1話に相当する部分)の見せ場で、ガトランティスの戦艦が地球に捨て身の攻撃とか仕掛けてきて(戦艦を地球に落とそうとする)、かなりピンチになるんですけど…それをまた、追いかけてきた古代が自分の戦艦で押し戻そうとする…って「逆襲のシャア」の隕石落としみたいじゃねーか。脚本担当は「機動戦士ガンダムUC」の原作者でもある福井晴敏なんですけど、あれ、間違ってガンダムの要素が入っちゃったんじゃないか?その後もヤマトクルーがみんなニュータイプみたいになってたし(笑)まぁ、面白いからOKです。
ゲラゲラと笑った後に…ちゃんとヤマトの見せ場もあるので、あのあたりはけっこうゾクゾクしましたね。その後、オリジナルの“さらば”で好きなシーンの一つである、艦長の命日にクルーが集まってくる場面なども再現されており、これは絶対にはずせないよねなんて思いながら見てた。まだ物語は大きく動いていないが、「ヤマト2199」から出てきた新キャラなんかもしっかりと継続して登場、第二章のタイトルが“発進篇”ということは、なんとなく展開も想像できる。エンディングで沢田研二の歌声が流れてきた瞬間にドキリ…“さらば”のラストシーンが頭をよぎる。
本シリーズも全七章とのこと、最新、第五章は5月25日に劇場公開…まだまだ見始めたたばかりで、道のりは長い。どうしよう…続きの第二章~第四章も見たいけど、結局、第四章まで見ても続きが気になるわけだしな。それにAmazonビデオナイトで100円ポッキリのセール対象になった作品って、しばらくするとプライムビデオの無料対象になることも多いんだよね(過去に100円で見た作品、今はみんな無料になってるし)。同じバンダイビジュアルの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も今はほとんどが無料で見れてるじゃん?「ヤマト2202」もそのうちに…。
監督:羽原信義
出演:小野大輔 桑島法子 鈴村健一 大塚芳忠 麦人 千葉繁 久川綾 玄田哲章 神谷浩史 菅生隆之
【Amazonでも配信中】
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章(レンタル版)