鉄拳 Kazuya’S Revenge(2014年) | 勝手に映画紹介!?

鉄拳 Kazuya’S Revenge(2014年)

鉄拳 Kazuya's Revenge

WOWOWのアクション映画特集でエアチェックした「鉄拳 Kazuya's Revenge」を鑑賞…人気格闘ゲーム「鉄拳」の実写映画化第2作目となる。普段、ゲームはあまりやらないので、元ネタゲームの内容はほとんど知らないんだけど、一応、実写映画の1作目と、それとは別のCGアニメ映画版を見たことがあります…共に、内容はよく覚えていないけど。本編で表示される原題タイトルは“Tekken 2”となっており、一応…1作目の正規続編ではあるようだ。製作年は2014年とちょっと古いのだが、日本での劇場公開は2016年1月、WOWOWでも今回が初放送であった。

鉄拳シティの周囲にあるスラム街、そこのホテルの一室で目覚めた青年は記憶を失っており、名前も、自分がなぜその場所にいるのかも思い出せなかった。直後…武将集団の襲撃を受け、ホテルから逃げ出す青年。うまく逃げ延びたと安心したのも束の間…またも襲撃され、気を失ってしまう。目覚めた時には“牧師”と名乗る謎の人物と、その配下に拉致されており…“K”という名前を与えられ、そのまま“牧師”が支配する町で暮らす事に。やがて“K”は牧師から、罪人を処刑するという闇の仕事を与えられ、指示に従うのだが…その裏には驚愕の真実が!

前作の前日談なのか後日談なのかよくわからないんだけど…前作にも登場したケイリー=ヒロユキ・タガワ演じる三島平八が本作にも出てくる。そしてどうやら記憶を失った青年“K”というのが…平八の息子、三島一八らしい。この一八というキャラクターも前作に登場しているのだが、演じている役者が変わっていまして…なんと、本作ではケイン・コスギになっているというのが…日本では“一番の売り”になっている部分でしょうね。ゲームも知らない、1作目の内容も覚えていないので…特に役者の変更を気にすることなく、オイラはまっさらな気持ちで見れた。

でも、正直、話の内容も意味不明なところが多く(2作目だからとかそういう問題じゃない)…結末も尻切れトンボで盛り上がりに欠ける。Amazonのレビューなんかを読むと、“ゲームのファンからも酷評”されているんだけれども、それでも“ファイト一発”なケイン・コスギのアクションはしっかりと迫力があり、懐かしの「マッスルヒート」(ケイン主演のアクション映画)を思い出す…っていうか、映画のレベルも似たようなもんなんだけど(笑)ちょこっと出てくるゲイリー・ダニエルズとのタイマンバトルとか、アクション映画的には見どころもあったりするわけですよ。

最初は同じ組織に属しながら、ケインと共にそこから抜け出そうと協力関係を結ぶ格闘美女のおねーちゃんもいれば、ケインといい雰囲気になる隣人のおねーちゃんもなかなか可愛らしく(最後に驚きもある)、何気に濡れ場でオッパイをポロンしてくれるところもポイント高し(笑)他にもビッチな女殺し屋とか…個性豊かな女性キャラクターが出てきた。変に“ゲームが原作”というのを意識しなければ、楽しめないこと事もない。ケインのセリフも英語なので、かえって日本語で演技をしている時よりも自然だったし…アクション俳優として再評価したくはなるかな?


監督:カオス
出演:ケイン・コスギ ケイリー=ヒロユキ・タガワ ゲイリー・ダニエルズ ラデ・シェルベッジア ケリー・ウェナム


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