バニーマン/殺戮のカーニバル(2016年) | 勝手に映画紹介!?

バニーマン/殺戮のカーニバル(2016年)

バニーマン/殺戮のカーニバル

2日ほどブログ更新をサボる…今季はアニメや連ドラ、海外ドラマをけっこうな本数、見始めてしまったので、何気に忙しい…だいたい2週目くらいになると録画失敗したり、つまらなくなって見るのをやめちゃったり、挫折することも多いんだけど、まだまだそういう作品が出てこない…これで明日から「釣りバカ日誌」が始まるし。更新がない時は、たぶんエアチェックしたアニメやドラマを見ています。そんな感じで、今日は楽天SHOWTIME(ShowTime@楽天)の“無料シネマシアター”、先着50名のオンライン試写会で「バニーマン/殺戮のカーニバル」を鑑賞した。

ボロボロになったうさぎの着ぐるみを着た男が、砂漠の中をずた袋を引きずり、歩いている。バス停で立ち止まると、袋の中身を取り出すのだが、それは幼い少年だった!少年を嬲り殺す着ぐるみ男…そこに警官が現れるが、後ろからやってきた車にひき殺されてしまう。運転手のカールと着ぐるみ男は知り合いのようで、カールは着ぐるみ男をマイケルと呼ぶ。2人は寂れた“見世物小屋”に住んでおり、他にグループのリーダー的存在ジョン、頭が鈍いジェイコブも一緒だ。彼らは“小屋”を立て直す新アトラクションのため、他にも殺戮を繰り返していた!

3月24日にキュリオスコープの新作としてレンタル開始、4月5日にアメイジングD.C.よりセル版が発売された…案の定、劇場未公開。ウサギの着ぐるみを着た男“バニーマン”とその仲間たち(全員黒人)が…子供も大人も、男も女もとにかく殺しまくり、最後には自分たちも殺しあうというスプラッターホラーだ。犠牲者たちをいろいろなパターンで嬲り殺し、そこそこ映像的な見応えはあるんだけど、説明不足な設定、シーン展開が少なくなく…あえて狙っているのか、70年代、80年代ホラーのような古臭さも漂っていて、このあたりが好みの別れどころか?

2013年に「バニーマン / 鮮血のチェーンソー」(製作年は2011年)という作品がリリースされていまして、オイラは未鑑賞なんですけど…Amazonのセルページの情報なんかを見ると、監督はどうやら一緒のようで、もしかしたら本作は続編になるのかもしれない?そのあたりが、設定のわかりづらさと関係しているのかな?前作を見てないので、断定はできないんですけど。着ぐるみ男“バニーマン”は、幼少の頃に、イジメに遭い…火をつけられ、全身火だるまに!なんとか生き延びたけど、火傷の痕を隠すために、どうやらずっと着ぐるみを着ているようだ。

で、“バニーマン”には、リーダー格の男ジョン、他人には容赦ないけど仲間には優しさも見せるカール、オツムが弱いジェイコブっていう3人の黒人の仲間がいまして、一緒に暮らしているらしい。どうやら4人は幼馴染同士なんだけど、“バニーマン”が火だるまになった原因もコイツらにあるみたいだ。ちなみに、ネットで見かけた他の人のレビューに、リーダー格のキャラクター名が出てこない、不明となっていたが…いやいやセリフでは名前は出ています。ただ、日本語字幕に訳されていないだけで…彼の名前はジョンです。カールのセリフをよく聴きましょう。

オツムの弱いジェイコブ以外は…みんな容赦なく人を殺しまくる。確かに、その中でも“バニーマン”が一番キチってるわけですが、他の奴らが殺戮を繰り返すのは…自分たちの見世物小屋のアトラクションの準備だったというのが、後々判明する。ただ単に殺してたんじゃなかったんだ。本物の死体がある“見世物小屋”であるとは知らずに、バカな客たちが押し寄せてきて、そこで惨劇が起きるって展開は…昨年WOWOWで見た「ファンハウス」(「惨劇の館」じゃなくて、2015年版の方)みたいだった…ただし、スケールはこっちの方がぜんぜんショボイんだけど。

自分たちも平気で人を殺すのを棚に上げ、“バニーマン”の暴走に…このままでは警察に“足が付き”捕まってしまうと危惧したリーダーが、“バニーマン”の排除を提案。そこから4人の関係性がおかしくなり…仲間vs“バニーマン”が勃発。っていうか、“バニーマン”はいじめっ子たちへの復讐をもともと意識していたんじゃないかな…な印象も受ける。仲間同士の戦いはともかく…それ以外の犠牲者がちょっとあっけない。1人や2人は…“バニーマン”とその仲間に立ち向かう“骨のある奴”が出てきても良かったんじゃないか、そうすればスリルも増したと思う。

惨劇シーンで真っ先にブスが殺され、ちょっとだけ見てくれがマシなおねーちゃんが生き残ったりしたから、これから主人公(バニーマン)に匹敵する活躍とかするんじゃないか?というこちらの期待を裏切り、やっぱりあっけなくご臨終だった。冒頭で、ズタ袋を子供を引きずり出して嬲り殺しちゃうとか、それを見咎めた警官を容赦なくひき殺しちゃうとか…凄いものが始まりそうな予感はあったんだけど、全体的にメリハリが足りない。途中、“バニーマン”がラリってしまったようで…急にヘンテコなミュージックビデオが始まったりして面喰う…それがやたら長いんだ。


監督:カール・リンドバーグ
出演:ダイアナ・プリンス マーシャル・ヒルトン ボリアンナ・ウィリアムズ ハンター・ジョンソン ダリア・エリオット


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