機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜(2016年) | 勝手に映画紹介!?

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜(2016年)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV

明日、発売の新作Blu-ray「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV」を無事にフラゲ…振り返ってみると1作目はAmazon、2作目はDMM、3作目はAmazonに戻って、今回の4作目は楽天ブックスでと…購入先が毎回のようにバラバラだったなぁ~(笑)安彦良和が描くファーストガンダムのリブートコミックの中から、いわゆる本筋の前日談に的を絞ったシャア・セイラ編のアニメ化だけど、全4部作もこれにて完結。と、思ったら“THE ORIGIN”のアニメシリーズはまだまだ続くということで、ネットなんかでも伝えられていたが、来年には“ルウム編”が始まるそうだ。

ガルマ・ザビを扇動し、地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起を行ったシャア・アズナブルは、責任をとらされジオン自治共和国国防軍士官学校から去ることになり、地球に降りる。モビルワーカーの操縦技術を活かし、土木作業員として働いていた時に、ララァ・スンという不思議な少女と出会い、その後、ララァはシャアと共に行動するようになる。一方、RX-78開発計画を進める技術者のテム・レイは、恩師であるジオンのミノフスキー博士が亡命してくるという情報を知り月へと向かう。しかしジオンもその情報を掴んでおり、亡命を阻止しようとしていた!

原作コミックは、アニメの2話目のあたりまでしか読んでなかったので、前作の3話目から、オイラ的には未知の領域でして…一年戦争の発端を作った“すべての元凶”はお前だったかシャアと、思ったもんです。そんなシャア…ガルマを扇動した責任をとらされ、士官学校から追い出され、地球に向かう。ただし、出発前に…ドルズに“戦争になったらモビルスーツのパイロットにしてね”と直談判しておくことを忘れていない(笑)とりあえず地球に降りたシャアは、なぜか土方のバイトにせっせと勤しむ。そこで、あのララァと運命的な出会いを果たすのだった。

今までも、ちょっとコミカルな部分があったけど…前半、様々なところがコメディと化してて、リアルな安彦キャラで“ガンダムさん”を見ている気分になる。親馬鹿ぶりを発揮するデギン、ラブコメなドズル…シャアとララァの出会いに至っては、どう見たって鼻の下のばしてる変質者にしか見えない!つーか、「逆襲のシャア」でどさくにまぎれてクェスを連れ帰った時のことを思い出し、やっぱりシャアって女に手が早いんだなっていうのがよく伝わってくるシーンでもあった。そして、ララァを取り返そうと襲ってくる悪党との戦いのシーンは、なんか妙にホラーしてた。

一瞬、なんだこれはって思ったりもしたんだけど…3話の最後に登場したアムロが本格的に物語に関わってくるし(まだ、ニュータイプの片鱗も見えない、ただの引きこもりオタク)、長い長いガンダムの作中歴史の中で、史上初のモビルスーツ戦だという月面でのザクⅠ(シャア&黒い三連星)、ブグ(ランバ・ラル)VSガンキャノンはかなり見応えがあり。そして戦闘に参加するわけではないが、本来の主役機であるガンダムもチラっとだけど映像が出てきて…ようやくガンダムの体裁が整ってきて、終わってみれば4部作の中で一番ガンダムらしい内容であった。

来年はじまる“ルウム編”に入れば、ますます知ってる感がある作品になっていくんだろうなぁと…映像特典の予告編を見ながら、期待を高めるのであった。シャア役の池田さんをはじめ、アムロ役の徹さん、カイ役の古川さんなどお馴染みの声が聴けてニンマリしつつ…なんだ、ララァは潘恵子じゃないのかという、ちょっぴり残念な気持ちも。それこそ「ガンダムさん」にナレーションで出てた時の声とか、普通にララァっぽかったけど…あの声じゃダメだったのかな?だったら娘の潘めぐみ(ガンダムさんのララァ)はセイラじゃなくて、ララァの方が良かったのでは?


総監督:安彦良和
出演:池田秀一 早見沙織 浦山迅 銀河万丈 三宅健太 渡辺明乃 柿原徹也 古谷徹 大塚明夫


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