ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇(1988年) | 勝手に映画紹介!?

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇(1988年)

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇

WOWOWでエアチェックしておいた「ビー・バップ・ハイスクール」全6作一挙放送もとうとう終わりです。アニメだったり、役者を変えた新作だったりっていうのもあるんだけど、オイラはあんまり興味がないなぁ~。ということで、前作で不在だったヒロシ、清水宏次朗が復活しての最終作「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇」を鑑賞。前作ではシンゴとトオルのタイマンが描かれたが…今回は、とうとう立花のキクリン、菊永との直接対決が実現!ただし、裏にはやっぱり狡い悪党の策略がありまして~なお馴染みの展開…ホラ吹き丸野の登場だ。

警察に捕まっていた加藤浩志が釈放され…出迎えに行った中間徹と友人。その中に後輩の川端純の姿がなく、気にする浩志。聞けば、純は女にフラれて落ち込んでいるという。ある日、五中のカブと二中のリョウが小競り合い。そこにカブの先輩、大前均太郎が現れ助太刀。しかし今度はリョウの知り合い立花の菊永が現れ、均太郎は何もできず後輩の前で恥をかかされる。カブと均太郎は徹に泣きつき、徹もその気にはなるのだが、結局何もしない。やがてトラブルが大きくなり無関係な浩志たちにも飛び火。それが原因で、徹と浩志の関係も険悪に!

この作品も、数少ない劇場鑑賞したビーバップの一つだよ。33歳の若さで他界してしまった、赤井英和似の悪人顔・我王銀次さんが、前述のホラ吹き丸野という役で出演していて最高にハジケてます!トオルとヒロシに転校初日にいじめられた丸野が、愛徳と立花が揉めているというのを知り、新しい学校の仲間を焚き付け、復讐しようとするって展開です。あとは…4作目にも似たようなやり取りがあったけど、女にもてないヒロシが発狂するという。ナンパした女と二発やったと自慢するが(真偽は不明)…すぐにフラれてしまい、落ち込んでしまう。

ちなみに傷心のヒロシが流す涙は目薬です(笑)…これも、公開当時にTV放送していたメイキング番組で見た記憶があるぞ。失恋した後輩・的場浩司とお互いに傷をなめ合ったりもするんだけど、結局…エラそうなことを言うヒロシに、的場浩司が「女もいないくせに」とスイッチの入る一言を言い放ってしまう。案の定、ブチ切れるヒロシとのやり取りが愉快。っていうか、これ1作だけだったこと的場浩司も出てるんだよなぁ。若い頃の的場浩司を見ていると、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で高田純次におちょくられているのを思い出すんだよね。

意外と、この的場浩司が、騒動が大きくなるきっかけを作ったりもする。一度は沈静化した愛徳と立花の喧嘩を…再燃させたのが的場浩司扮する、女にフラれた純くん。さらに、ホラ吹き丸野が絡んできてひっちゃかめっちゃか。最後はお約束の…過去対決したレギュラーキャラたちが総登場しての大乱闘へとなだれ込む。トラブルを静観していたヒロシは、パラシュートで空から降ってくるとお祭り騒ぎ状態。アクション自体はキレもあり役者陣は頑張ってるのだが、リアルだった前作に比べると、ラストバトルはヘンテコなセットなので、ややトーンダウン。

でもね、ヒロシとトオルの息の合ったコンビネーションプレーが拝めるのは、やっぱりうれしい。本人同士のリアル不仲説もあったけど…最後は“おつかれさま”って気分で、気分よくしめくくり。立花理佐にチューされて、慌てるチイチイ、地井武男の鬼島さんもお茶目だったなぁ。ああ、全部見終わっちゃったよ。どうせなら、仲村トオルと清水宏次朗の共演が復活、まるで大人になったトオルとヒロシを見ているようだった「六本木バナナ・ボーイズ」もWOWOWで放送してくれないかな?あっちも久しぶりに見たいなぁ。確か、DVDは出てるんだよなぁ…。


監督:那須博之
出演:仲村トオル 清水宏次朗 宮崎ますみ 立花理佐 古川勉 地井武男 高橋秀治 我王銀次 小沢仁志


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