大学の若大将(1961年) | 勝手に映画紹介!?

大学の若大将(1961年)

大学の若大将 [東宝DVDシネマファンクラブ]

いよいよ昨晩から、WOWOWで加山雄三の若大将シリーズ全18作品の一挙放送が始まる…有名どころは何本か鑑賞経験があるものの、さすがに全作は網羅していないので、この機会に制覇しようかなと思っている。まずは無事に録画のコンプを目指さなければ…日本映画専門チャンネルあたりだと全作放送画質のDRモードでいけそうだけど、WOWOWだと録画モードの調整は必須(さすがにBD-Rを18枚使うのはもったいない)…どの作品の画質を優先するか迷いどころ。ということで、まずは昨日エアチェックした1作目の「大学の若大将」から鑑賞する。

京南大学の水泳部エース、田沼雄一の愛称は“若大将”…老舗すき焼き屋“田能久”の息子だ。そんな雄一は、仲間と共にバンド活動に興じるなど遊び呆けてばかりで、大学の月謝まで使い込んでしまったことから、昔堅気で頑固な父親・久太郎と険悪な関係に。使い込みの穴埋めは自分でなんとかすると家を飛び出してしまう…。ちょうど水泳部主催のパーティーを準備中で、パーティー券を売りさばいていた雄一。そんな時に、キャンディーガールの中里澄子と出会い好意を寄せられるが、雄一のライバル、“青大将”こと石山新次郎も澄子を狙っており…。

若大将いいですなぁ~…頭からっぽにして、何も考えずに楽しめる。学業そっちのけで女にバンド、金稼ぎ…そして片手間に部活。基本、学生たちのバカ騒ぎと若大将のモテキなお話。いつの時代も大学生のイメージは遊び人なのね…って感じ。本人のイメージまんまな、ボンボンの加山雄三…もっこり気味な海パン姿も眩しいぜ!自分じゃ女に興味がないなんて言ってるけど…同級生や年上のクラブ歌手をその気にさせ、金持ちお嬢様との縁談まで舞い込む。そんな若大将が選んだのが、お菓子屋さんの売り子のおねーさん、いちばん庶民的な星由里子。

確かに可愛いぜ、由里子さん、芦ノ湖で接客中のショートパンツ姿が特にグっとくる…爽やかで健康的な色気を感じるな。ググって調べたら、現在の年齢は71歳!ウチのおかんと同年代やんけ(爆)無理やり何かをしちゃおうとする青大将、邦衛さん…青大将の取り巻き連中が“青大将とナオンがヨロシクやる”なんて言うセリフは、さすがに時代を感じるな…そういえば、若大将のお父ちゃんも“パン助”なんて言葉を使っていたが…修正なしで放送してたね。本編開始前に、修正云々~のテロップもなかったし、あれくらいだとOKなのかなぁ?

孫にあまい若大将のおばあちゃんがいいよね…おばあちゃんってどこでもみんなあんな感じで、ちょっと、自分のばぁちゃんとダブらせてしまったりもする。そんなおばあちゃん、クライマックスで、まさか青大将の車に轢かれてしまうとは思わなかったぜ、あれはビックリ!あわよくば轢き逃げしようとする青大将に…同乗していた由里子さんが冷静にお説教…つーか、早く婆さん助けろや(笑)おばあちゃんの安否と若大将が出場する水泳大会の話がうまく絡み…親子関係の修復や恋の行方なども綺麗にまとめる。ああ、面白かった…これから毎日楽しみだ。


監督:杉江敏男
出演:加山雄三 有島一郎 中真千子 飯田蝶子 星由里子 団令子 田中邦衛 上原謙


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