ブルーバレンタイン 女・アサシンの復讐(2011年) | 勝手に映画紹介!?

ブルーバレンタイン 女・アサシンの復讐(2011年)

ブルーバレンタイン 女・アサシンの復讐

年内最後だという、この間の楽天スーパーSALE時に、いつものようにDVD-outletで300円のリユースDVDを5枚ほどまとめ買い(別途、他のショップでもいくつか中古DVDを購入)…ポイントなんかもあったので、現金出費は微々たるものです。そんなわけで、まず最初に見たのは「ブルーバレンタイン 女・アサシンの復讐」という殺し屋ものの邦画。原作は新堂冬樹の同名作品「ブルーバレンタイン」とのことだけれども未読、新堂作品で「アサシン」という小説は読んだ事あるけれども、まったくの別物なんだな。DVDにはパート2もあって、そちらもGET済。

コードネーム、バレンタイン…彼女は幼いころに目の前で家族を殺され、小野寺という男に拾われた。小野寺により、暗殺者“アサシン”としてのスキルを徹底的に仕込まれたバレンタインは、組織内でも優秀な人材になっていた。ある日、ターゲットのヤクザを射殺後、その家族に情けをかけて見逃したことから、仲間に襲われるが、そんなバレンタインのピンチを救ったのは同じ組織に属する転載暗殺者のヘリオスだった。小野寺の命令で、ヘリオスと組み…敵対組織の門馬という男を暗殺することになったのだが、新たな任務にはある秘密が…。

主役の女暗殺者に高野モニカ…あまり記憶にない女優だが、フィルモグラフィを調べてみると、オイラも鑑賞経験がある「美しき女豹 BODY SNIPER」という作品に出ていた。そういえば、あの作品にやたらとアクションのできるねーちゃんが出てたはずだが、あの人かもしれない。ほか、いまだにバトロワ2の面影を追ってしまう忍成修吾と、マルシアの元旦那のイメージが払拭できない大鶴義丹とそれなりに見知った顔。ああ、そうそう…コニタン出てたよ。っていっても、小西真奈美じゃなくて、欽ちゃんファミリー(欽ちゃんバンド)の小西博之の方ね(笑)

お話の内容といいますと…最近の多くの新堂冬樹“小説”と同様に、雑さが目立つ。ありきたりなストーリーのくせに、変に芝居がかってかっこつけたセリフが鼻につく(敵はみんなホスト面だし)。新堂作品といえば、バイオレンスというのが売りになってるところもあると思うけど…ビルの上から狙っていたスナイパーが撃たれて地面に激突し、脳みそらしきものをぶちまけて絶妙するなんてシーンもあるのだが、低予算なんで明らかに迫力不足。ラジコン爆弾なんていうお子様演出に、さらにチープなCGの爆破が追い打ちをかけて、なんだかなぁ~って感じでした。

また、組織内でも一、二を争う凄腕殺し屋のはずのバレンタインとヘリオスが…凡ミス連発でピンチに陥りまくり、殺し屋という設定にも説得力がない。敵地に潜入した時に、直ぐに怪我するし、崖から落ちるし、その後、わざとらしく少女に化けた殺し屋が近づいてくるんだけれども…もっと早く正体を見破れよなぁみたいな、明らかに不自然だろう、、登場の仕方!こんなお間抜け殺し屋コンビだけれども、けっこうあっさりと暗殺任務を成功させる。で、最後にどんでん返しが待ってましたとなるが…半ば、予想通りの展開でしてさして驚きがない。

本編77分という短さ…パート2もあることだし、きっと中途半端なところで終わりになるんじゃないかと思ったら、意外や意外、それなりに話のオチはつく。話のオチはついたが、映像は寸止め。あとは自分で想像して頂戴なって体の演出でして…やっぱりこういうところが低予算なんだよな。主役女優も含め、アクションだけはそれなりにいい動きをしていたのが救いと言えば救いなのだが、それだけじゃねぇ。これ、レンタルだったら1作だけでやめてるけど…パート2も買っちゃってるしなぁ。とりあえず続けて鑑賞しちゃうつもりだけど…期待薄だなぁ。


監督:高明
出演:高野モニカ 忍成修吾 大鶴義丹 小西博之 永倉大輔 寺井文孝 浅岡マミ 新名ヒロユキ


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