ロードキラー ｉｎ Ｌ．Ａ．（２００４年）
1週間くらい前に実施していた楽天のお買いものマラソン時に…またDVD-outletで300円のリユース（レンタル落ち中古）ＤＶＤを5本ほどまとめ買いしたので、少しずつ消化していくつもりでいる。1本目の鑑賞に選んだのは「ロードキラー in L.A.
」…Ａｍａｚｏｎにはなぜか正規商品のページにジャケ画像が載ってなくて、オイラと同じようなリユース商品の方にはちゃんと画像があった。しかも、販売価格は50円から！ああ、でも送料が別途350円なんで、オイラの方が安かったわ（笑）そんなわけで、上記のリンク先も中古ソフトの方になってます、念のため。L.A.で仕事をするジョシュの元へ、友人のダニエル、アンソニー、ブリックがやって来て、遊びに誘う。4人は車に乗ってモハーヴェ砂漠を目指し、そこで行われているレイブパーティーに繰り出す。ドラッグをキメめて、ハイになった4人は、楽しい一夜を過ごすのだが…翌朝目覚めると、車のバッテリーが何者かに盗まれていた！地元のチンピラたちの仕業に違いないと…バッテリーを取り返すため、犯人たちの行方を捜し始めるのだが…車に残っていたアンソニーと、彼がナンパしたアンバーという美女が、戻ってきたチンピラたちに襲われてしまい…。
ジャケの雰囲気も似ているし、あの「ロードキラー」シリーズの1本なのか？って思うけれども、まったく関係なし。話だって似ても似つかない内容…ロードキラーといタイトルを付けておきながらジャケの解説では“「ロードキラー」シリーズを超える”なんて言葉が出てくるわけで…明らかにバッタモンだというのを白状しちゃってます。まぁ、オイラは別に正規続編だと勘違いして選んだわけではなく、バッタモンだってわかって購入したんですけど…その理由は、主演俳優が「NCIS:LA」のディークス役、エリック・クリスチャン・オルセンだったからなんだよね…。
「NCIS:LA」の中でもディークスは好きなキャラでして、そういえばなかなかテレ東の地上波で、続き（シーズン4以降）を放送してくれないなぁ～なんて思いながら、代わりに他の映画でのディークスの活躍を見てみようかななんて思ったわけですよ。ジャケにはそのオルセンが“実写版「ガッチャマン」の主役に内定”なんて説明もデカデカと載ってまして…違う意味で驚かされます。ハリウッドでリメイクするなんて話があったような気もするが…うやむやになっちゃったんだっけ？結局、日本で実写化しちゃいましたもんね…あの実写にディークス出てないよな？
話の内容ですが…都会の若者4人組が、砂漠で行われたレイブパーティーにやって来て、ハメをはずすんだけれども、地元のチンピラ（暴走族？）とモメちゃいまして、はずみで相手の１人を殺しちゃったことから、そのチンピラが他の仲間たちを引き連れて戻って来て、人間狩りが始まってしまう。都会のあんちゃんたちは逃げ延びることができるのか？って感じ。メンバーの1人が、ラリった勢いでレイブパーティーに参加してたねーちゃんをナンパ…一応、女っ気も入ってます。そのねーちゃんはチンピラにレイプされちゃったり、けっこう悲惨でした。
肝心のエリック・クリスチャン・オルセンですけど…なんか、最初はパっとしない若者で、ディークスも昔はダサかったんだなぁって思いでいっぱいだったんだけれども、薬をキメて意味不明な言葉を口走り、いきなり仲間に銃口を向けたりと…途中でアブない系のキャラに変貌。また、チンピラとのトラブル勃発後は、率先して物事に対応するようになり…さらに、その後の最悪の展開を招く原因にもなった、チンピラを撃ってしまうという行動もオルセンで…途中、犠牲になった仲間を助けられなかったと後悔しながら、なんとしても逃げ道を切り開くぞと決意する。
だんだんと主人公らしい面構えになってきまして…後半は敵のバイクを奪い、自ら囮になったり、反撃に出たりとアクションも頑張る。暗視スコープまで持ち出した敵に対し、冷静に対処したり、それこそ、ディークスっぽい活躍なんかも見せてくれるので、良かったよ。最後まで見てもぜんぜん「ロードキラー」っぽいところがなくて、タイトルで騙されちゃった人には不評かもしれないが…オイラはけっこう楽しめた。実話を題材にしてるそうで、変に真面目に撮ってるのが確かに物足りない部分、もうちょっとアメリカらしいおバカなノリがあっても良かったかも？
監督：デヴィッド・ケボ ルディ・ライデン
出演：エリック・クリスチャン・オルセン ダッシュ・ミホク ライダー・ストロング ヴィンス・ヴィーラフ
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