ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年) | 勝手に映画紹介!?

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年)

ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!

GEOのセットレンタルも残り1本…無事に消化終了、だったんだけれども、実は昨日から13日までの4日間限定で、GEOアプリで新作100円クーポンを配信してまして、見終った分の返却ついでに、2泊3日レンタルの新作3本と、7泊8日レンタルの新作7本…合計10本をまた借りてきてしまった。2泊3日の新作を少な目にしたのがオイラなりの努力でもある(笑)なわけで、とりあえずは先口で見終わった2014年10月8日発売、レンタル開始の「ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う! 」を鑑賞…「ショーン・オブ・ザ・デッド」のスタッフ&キャストによる新作。

ゲイリー・キングはふとした事で、学生時代に成し遂げられなかった“一晩で12件のパブをハシゴして飲み明かす”という事を思い出し、リベンジしようと考える。それぞれ仕事や家庭を持っている4人の仲間、アンディ、スティーヴン、オリヴァー、ピーターに久しぶりに会いに行き、無理やり計画に参加させることに。故郷であるイギリス郊外の街“ニュートン・ヘイヴン”に戻って来たゲイリーたち一行は、一軒目の店から順番に飲み始めるのだが、次第に街の様子がおかしいことに気づく。そしてとうとうトイレで用を足した後にゲイリーは襲われてしまい…。

「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」に続く、エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ主演のゴールデンコンビで贈るボンクラ映画の第3弾…学生時代の仲間と久しぶりに再会し、いくつものパブをハシゴしている間に…侵略宇宙人と戦う羽目になるというSFコメディ。出だしこそイギリス版の「ハングオーバー!」的なノリなんですけど、途中から「ボディ・スナッチャー」系のSFホラーのオマージュてんこもりでして、「地球が静止する日」「光る眼」「インベーション」あたりが好きな人だったらゲラゲラと笑えるのではないかと…。

エドガー・ライトって、絶対に007も好きだよね?「ホット・ファズ」でも4代目ボンドのティモシー・ダルトンが大活躍していて、ボンドフリークのオイラは大感激だったんだけれども、今度は5代目ボンドのピアース・ブロスナンをキャスティング!それどころか、ボンクラ主人公たちの憧れのマドンナ的な存在として登場するヒロインが…ブロスナンの「007/ダイ・アナザー・デイ」でボンドガールを務めたロザムンド・パイクなんだもん。シーンとしては少なかったけど、ちゃんとブロスナンとパイクが一緒にいるシーンなんかもあってニンマリした人も多いはず。

もっと勝手に深読みしちゃうと…主人公のサイモン・ペッグは「ミッションインポッシブル」シリーズでIMFに所属。ブロスナンは、ジェームズ・ボンド、MI-6なわけで映画界の二大スパイ組織の夢の競演でもあったのね…。ってか、主人公の友人の一人であるマーティン・フリーマンは大人気の「SHERLOCK」のワトソンでして…ホームズの兄貴、マイクロフトもMI-6所属。あのシリーズでのホームズは兄絡みのスパイまがいの仕事も少なくなく、それに付き合わされているワトソンも、マイクロフト=MI-6の手駒に違いない。実はボンドと一緒じゃん…なんてね。

前はゾンビだったけど、今度は宇宙人なのねなんて思ったりもしたが…そっか、監督は違ったけど、サイモン・ペッグと…本作でも一番の親友的な存在(普段は嫌ってるそぶりなんだけど、実は熱い絆で結ばれてる?)で、長年コンビを組んでるニック・フロストは既に「宇宙人ポール」なんて作品もあったんだよな。アメリカ映画だった「宇宙人ポール」と違って、あくまでエドガー・ライトのイギリス映画である本作は、やっぱり「ショーン・オブ・ザ・デッド」なんかの方向性に近くてですね、ブラックでシュールな笑いの中にも、ちょっぴり痛みが伴う感じだった。


監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ ニック・フロスト パディ・コンシダイン マーティン・フリーマン エディ・マーサン 


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