バチェラー・パーティ2 最後の貞操ウォーズ(2008年) | 勝手に映画紹介!?

バチェラー・パーティ2 最後の貞操ウォーズ(2008年)


勝手に映画紹介!?-バチェラー・パーティ2 ~最後の貞操ウォーズ

WOWOWでエアチェックしておいた「バチェラー・パーティ2 ~最後の貞操ウォーズ 」を鑑賞…アメリカ映画ではよく目にする、独身男性が結婚前に最後にハメをはずしてバカ騒ぎするという風習を題材にしたお色気コメディ。タイトルに“2”が付いているのは、たぶん、大昔にトム・ハンクスが出ていた「バチェラー・パーティ」の続編を意味するんだと思うけど、もちろん今回はトム・ハンクスは出てません。実は旧作を見ていないんだけれども、登場キャラクターなども関連性が全くなさそうなので、オイラみたいないちげん客でも問題なく単独鑑賞可能でした。

大富豪の娘メリンダと出会い、恋に落ちたロンは、交際期間たった二ヶ月でプロポーズに踏み切り、OKをもらう。相手の父親にも気に入られ、順風満帆な逆玉結婚に見えたのだが…この家の財産を狙うメリンダの姉の夫で、義兄トッドはロンの存在をよく思っていなかった。結婚の破談を画策するトッドは、ロンを罠にはめるためお色気たっぷりのバチェラー・パーティを企画。ロンが浮気する姿をビデオに収めようとしていた。そんな事とは知らずに、ロンは自分の悪友たちと、豪華で破廉恥な乱痴気騒動を満喫していくのだが…。

馬鹿で下品な内容だけど…ツボをついた笑いは、意外と心地よいかなと。様々な色仕掛けや、偶発的なトラブルで悪友たちはどんどん痴態をさらしていくが…紙一重のところで主人公のロンは理性をとどめる。最初のプロポーズシーンとか、かなりマヌケな出だしだったので、ロンってもっと馬鹿なキャラなのかと思いきや、意外と誠実なのね。結婚なんて己の自由を奪う悪しきものだという悪魔の囁き、誘惑を何度も受けながら…ちゃんと踏みとどまるところは、男性諸君、見習わなければなりませんなぁ。

ロンの仲間の三人の悪友がなかなかキャラ立ちしていて、いい感じで作品を回していく。女は好きだけどやたら潔癖症の眼鏡くんは、間違って馬の精力剤を飲んじゃって勃ちっぱなにしなっちゃって、どうやって処理するか右往左往する。下ネタばっか話してる、ハチミツ二郎みたいなデブキャラは、急に女にモテモテになっちゃって…四六時中セッ●スしっぱなしだったんだけど、最後で語られるモテた理由に大爆笑。結婚、離婚を繰り返し…最初の妻から子供の世話を押しつけられた奴なんて、お年頃の少年を、こんな馬鹿騒動に同伴することになっちゃうんだけど…ここでまた悪癖が!息子は馬鹿親父に堪忍袋の緒が切れてしまうんだけど…。

義兄の悪だくみとは裏腹に…パーティの参加者たちがみんな幸福になっていく(一人、幸福な気分を味わっているだけの奴もいたが)と、馬鹿ドラマの中にも、しっかりと感動要素がつまっていてなかなか面白かった。もちろん、無駄にオッパイもいっぱい…バチェラーものお約束のストリップショーはもちろん、自家用ジェットの客室乗務員の過剰サービスに、ゴルフのショットをミスるとセクシーキャディさんが服を一枚ずつ脱いでいくという賭けゴルフなどライトなコスプレAV状態。ちょっとヌケた天然ヒロインのサラ・フォスターも、若かりし頃のキャメロン・ディアスみたいで、意外と可愛かった。

たま~に見返したくなるような作品ではあったんだけど、悲しいかなオイラの予約ミスで、こんな映画をオリジナルの放送画質で録画できるTSモードで録画してしまい、大失敗。さすがにこの内容だったら、ハイビジョンの長時間録画用TSEモードで充分だわなぁ…。ここ数日、WOWOWでエアチェックした作品、みんなTSモードになっちゃってたみたいで、どうりでiVDR-Sの容量の減りが激しいと思った。これは残量が厳しくなったら削除の運命だろうなぁ…今現在、WOWOWの公式サイトで検索しても再放送の予定はないけれども、そのうちにまた放送もするだろうし…まぁ、いいっか。


監督:ジェームズ・ライアン
出演:ジョシュ・クック ハーランド・ウィリアムズ グレッグ・ピッツ ダニー・A・ジェイコブス サラ・フォスター


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