冬の嵐(1987年) | 勝手に映画紹介!?

冬の嵐(1987年)


 勝手に映画紹介!?-冬の嵐

WOWOWでエアチェックしておいた「冬の嵐 」を鑑賞…TSUTAYA発掘良品(100人の映画通が選んだ本当に面白い映画)とのコラボ企画第3弾目。今回ラインナップされた作品は、サスペンスが多めでしたね…前日に放送した「ミザリー」も録画してあるけれども、そちらは過去に視聴経験があるので本作を先に見ることにした。WOWOWの解説にも“拾い物サスペンス”なんて紹介されているけど、ちょっとマニアックな作品なのかな…恥ずかしながら、今まで存在を知りませんでした。監督は名作「俺たちに明日はない」のアーサー・ペンです。

とある駅のコインロッカーから現金が詰まったカバンを取り出す女…やがて吹雪きの中、車で待ち合わせの公園へ向かうのだが…公衆電話で電話をかけているうちに、車に何者かが忍び込み、女を絞め殺してしまう!一方、ニューヨークで売れない女優をやっているケイティ・マクガバンは、オーディションに参加。降板した主演女優の代役として映画に出演することに。審査を担当したマーレーという男に連れられ、出資者のDr.ルイスという男の屋敷に車で連れて向かうのだが…なんだか様子がおかしい。しかし、外は猛吹雪で、電話も通じず…。

主人公のおばちゃんが、騙されて、連れていかれて…如何わしい陰謀に加担させられ、身の危険を感じるという、いわゆる監禁もののようなサスペンススリラー。冒頭で女が殺される事件に…オーディションの審査員や出資者が関わっているのだろうというのは明白。映画の主役というおいしい餌に釣られて、まんまと罠にハマってしまったなぁって感じ。これ見よがしに雪もジャンジャン降ってるし…案の定、電話もつながらないし(現代の話だったら、携帯電話が圏外になったりするんだろうなぁ)…囚われちゃったらちょっとやそっとじゃ逃げ出せない。

出資者を名乗る怪しい博士たちは…主人公を映画の撮影だと信じ込ませるのも兼ねてるんだと思うんだけれども、自分たちが企てている計画の一環で、インチキ臭いカメラテストをやらせるんですよ。審査員やってた博士の部下が、手でカチンコを打つ真似したりして…そういう仕草が素人くさくてどう見ても映画関係者に見えない(笑)で、これを読めて、紙っぺらに書かれたセリフをカメラの前で読ませる。って、お前は北野武か!セリフの内容は、殺すだ、殺されただ、血なまぐさい内容なんだけれども、さすが女優…カメラが回ると迫真の演技を見せる。

どうやら、冒頭で殺された女の身代わりを演じさせられてるようだぞって、だんだんと主人公の置かれてる状況、博士たちの意図が理解できてくるんだけれども、ようやく劇中の主人公も…博士たちのよそよそしさから、これは怪しいぞと意識しはじめる。いったい博士は何の目的でこんなことをしているのか…主人公は博士たちの魔の手から逃げ延びることができるのか…両者の攻防が続く。つーか、博士側は用意周到に計画を進めているので…主人公の反撃も想定内、だからかなりピンチな状態にも陥る!

主人公のおばちゃんには、旦那と弟がいて…自宅で帰りを待ってるんだけれども、ようやく見つけた電話で、夫にSOSを出す。いやいや、先に警察だろ、普通…夫も早く電話を切って、警察に連絡しろって言ってるのに。場所が分からなくても、警察とかだったら、逆探知してくれるんじゃね?一応、その後の展開は、ちゃんとそうなってたみたいだし。でも、まぁ…博士たちはその辺の対処法も一応、考えてあって抜かりはないんだけど。このあたりから終局に向けて話が転がりだし、面白くなっていくんだけれども、もう少しスプラッターな展開も欲しかったかな?

やがて夫たちも、どこに監禁されたかわからぬ主人公を探し求めてニューヨークから出張ってくる…そこで主人公たちが屋敷に到着する前に突然出てきた、あるアイテムが居場所特定のきっかけになるんだけれども、なぜ、アレだったかがよくわからない。違和感ありありのアイテムで、きっと重要なんだろうとは思ってはいたけどね。放送終了後の解説コーナーで、俳優の斉藤工も同じ疑問を唱えていた(笑)主要登場人物は意外と少なく、主人公のおばちゃんを演じた女優なんて、一人で何役もこなしてて、その辺もちょっと面白かったよね?


監督:アーサー・ペン
出演:メアリー・スティーンバージェン ロディ・マクドウォール ジャン・ルーブス ウィリアム・ラス


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