ゴーストシップ2013(2012年) | 勝手に映画紹介!?

ゴーストシップ2013(2012年)


  勝手に映画紹介!?-ゴーストシップ2013 

GEOのセットレンタルで借りた2013年2月6日発売、レンタル開始の新作DVD「ゴーストシップ2013 」を鑑賞…ジャケデザインもそっくりだし、2002年製作の「ゴーストシップ」の続編かと思わせておいて、実はまったく関連性のない、いつものパターンの劇場未公開映画…ちなみに原題は“Ghost Voyage”。ジャケの右下にユニバーサルのマークが入っているけれども、本国アメリカではどうやらTVムービーだったらしい。一応、アントニオ・サバト・Jr、ケイリー=ヒロユキ・タガワなどそこそこ名の通った俳優が出演しています。

目覚めると、船の中にいた男女9人…ほとんどはお互いに面識がない様子だ。携帯電話もつながらず、外と連絡を取る手段もなく、自分がどうして船に乗っているのかもわからない。すると突然、客室係を名乗る男が現れ、自分は「旅の連絡係だ」と言う。客室係は「閉じた扉を壊すな、船長の部屋に入るな、乗組員の命令に従え」などいくつかの規則を提示すると、その場から消えてしまう。行き先もわからず不安になる一行だったが、手分けして船内を調査することに。しかし規則を破ったメンバーが次々と失踪してしまい…。

いかにもTVムービーらしいチープなCG・VFX…ビジュアルに怖さや恐ろしさはなく、学生が文化祭で作ったお化け屋敷みたいな印象。確かに話の導入部はミステリアスだが、化け物に襲われただけで人間が消失・消滅してしまうなんて展開を見ていると…そこがどういう世界なのかっていうのはピーンとくる。あとは、訳ありだけれどもちょっと真面目っぽいキャラと、明らかに団体行動が苦手なキャラがいて…後者のキャラクターが率先して犠牲になっていく。生き残る奴、裏切る奴、そういうのもだいたい予想ができてしまって面白みに欠ける。

まぁ、男と女がいるわけですから知らないうちに中にはいい関係になっちゃってるようなのもいるんですけど…また、こんな得体の知れないところで乳繰り合ってると、直ぐに化け物に襲われるぞと思っていたら案の定だった。これで、それこそドンパチのアクションでもあればまだ退屈しのぎになるんだけれども…ダラダラと船内を歩き回ってるだけ…クライマックス、生き残り組の脱出劇あたりは、それなりにスケールも感じられたが…そこだけ盛り上がってもって感じ。全体的に説教くささや、宗教っぽさが見え隠れしてて、オイラは好きになれなかった。


監督:ジェームス・オックスフォード
出演:アントニオ・サバト・Jr ディアンナ・ルッソ ケイリー=ヒロユキ・タガワ ニコラス・アイアンズ 


【DVDソフトの購入】
DVD ゴーストシップ2013








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