龍陣 -覇拳の掟-(2008年)
この間、GEOのセットレンタルで借りた最後の1本、レビュー書き漏れは2012年5月25日レンタル開始の新作DVD「龍陣 ―覇拳の掟―
中国からマレーシアへの移住が盛んだった19世紀半ば…キンタ・バレーにある鉱山では、貧しい移民の人々が、朝から晩まで汗水たらし厳しい仕事に従事していた。それでも、いつかは大金を手にし、自由になることを夢見ている鉱夫たちが、団結して生活を続けていたのだが…急に今まで以上に労働が過酷になり、限界が近づいていた…。やがて、鉱夫のリーダー的な若者たちが、鉱山主に直談判し、改善を求めることに。鉱山主は素直に要求を聞き入れたのだが…その裏では、鉱山の利権を横取りしようとするギャング団と結託しており…。
実話を題材にした話ということで…貧乏人たちが、金持ちに蔑ろにされる姿などストーリーはシビア…なんとか悪人の魔の手から生き延びた鉱夫たちが、力をつけて復讐するって単純な話なんだけれども…急に回想シーンになったり、場面がとんだりするので、話がややこしくなる。悪人の策略にまんまとハマって、鉱夫の仲間を裏切るヤツが出てきたり…鉱夫と鉱山主の娘との淡い恋といったドラマもあるんだけれども、どれも中途半端。鉱山を仕切るリーダーを決めるための格闘大会で、多少、因縁のある相手同士とタイマン勝負してあっけなく終了。
さすが香港映画のスタントマンたち、動く、動く…みんなアクションは凄いです!ただ、殴られるとこれみよがしに飛び散る、CGの血しぶきが、せっかくのリアルなアクションをかえって嘘っぽくみせてしまい、余計な小細工をしているなぁって残念に思ってしまった。加えて、本編が約90分(そのうちエンディングが7分くらいあったかな?一応、ジャッキー映画みたいにクレジットの横にメイキング映像が流れている)の作品で…何度も同じ映像を流用した回想シーンが流れるのはいかがなものかと…。ドラマ部分の脚本、編集、構成もあまりほめられたものではない。
監督:C.L. ホー
出演:ロビン・ホー マイケル・チン マーク・チェン ジュンフェイ・クァン パトリック・テオ
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DVD 龍陣 (―覇拳の掟―)