ハードワイヤー 奪われた記憶(2009年)
お試し視聴中のe2スカパー、スターチャンネルハイビジョンでエアチェックしておいた「ハードワイヤー 奪われた記憶
財政破綻により、国家に代わって企業が国を牛耳るようになっている近未来…妊娠中の妻と車に乗っている時に事故に遭ったルーク・ギブソン。妻は死亡し、本人も脳に損傷を受けてしまったのだが、大企業ホープ社の援助による手術で奇跡的に一命をとりとめた。しかし、ルークは事故以前の記憶を無くしてしまったばかりか、頭痛や幻覚に悩まされるなどの後遺症が残った。後に、ホープ社が人間を操るためのチップをルークに埋め込み、人体実験をしている事実が発覚!ルークはハル率いるレジスタンスに助けられ、ホープ社の陰謀に立ち向かっていくのだが…。
「JM」と「攻殻機動隊」あたりの設定をごっちゃ混ぜにしたような作品…大企業が国を牛耳っているという設定で、いたるところに実在する企業のロゴマークが入っているというオープニングのビジュアルセンスはちょっと面白かった。日本でも最近、アニメの「TIGER & BUNNY」で似たような試みがされてるよね。タイアップだと思うんだけれど、中には企業のイメージダウンになるんじゃねーか?なんて思うような使われ方もあったりする。あと、チップを埋め込んだ被験者が、勝手な行動をすると、「スキャナーズ」みたいに頭がパッカーンって破裂しちゃう仕組みになってるんだけど、キャストにマイケル・アイアンサイドが出てきた…明らかにアレも狙い、オマージュだったのだろう。
良く言えば続編を期待させるとも受け取れるんだけれど、正直に言っちゃうとかなり中途半端な結末であり、それこそ作品全体にデジャヴ感も覚えてしまうようなありがちな、シュチエーションも多い。やっぱりパクリ設定を詰め込め過ぎると、せっかくの世界観も破綻が生じやすいんじゃないだろうか?SF好きなスタッフが楽しんで作ってるんだろうなぁというのは伝わってくるんだけれども…それだけではパンチが弱い気がする。おまけに悪役を演じたヴァル・キルマーはかなりメタボった容姿で、ろくに活躍するでもなく、貫禄不足。黒幕のくせに、全然盛り上がらないラストバトルと、何をしに出てきたのかようわからんキャラであった。
監督:アーニー・バーバラッシュ
出演:キューバ・グッディングJr. ヴァル・キルマー マイケル・アイアンサイド レイチェル・ラトレル
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DVD ハードワイヤー 奪われた記憶
