エディ・マーフィの劇的1週間(2009年)
WOWOWでエアチェックしておいた「エディ・マーフィの劇的1週間
」を鑑賞…頭に“エディ・マーフィの”とついているだけで、ああ、きっと未公開、ソフトスルーの作品だったんだろうなぁと思いが頭をよぎるが、見ていない作品だったのでチェック。昨日、オンエアされたばかりだけど、珍しく早めに録画した作品を見ているオイラ…そう、どうせ1回しか見ないだろうから早く見ちゃおうと(iVDR-Sの残量が少ないので)。Amazonではまだ検索できなかったが、メーカー情報によると来年の2月に廉価版の発売
が予定されているので、今から購入を考えている人はもう少し待った方がいいかもしれませんね…。
金融会社で投資アドバイザーをしているエリートビジネスマンのエヴァン・ダニエルソンだが、仕事漬けの毎日を送っており、最近、離婚をしたばかり。さらに、空想上の友達とばかり会話している一人娘のオリヴィアとどう接していいかもわからず四苦八苦していた。その矢先に、会社では型破りなアドバイス方法で業績を上げるライバルのジョニーが出現!自分の地位が脅かされ、窮地に立たされるエヴァンだったが、ある日、オリヴィアの空想上の友達が、ビジネスの的確なアドバイスをしてくれる事に気づき…。
妄想癖、情緒不安定な子供というのは…なんだか「かいじゅうたちのいるところ」に出てきた主人公の少年に似てなくもない。いわゆる、親の愛情に飢えているわけですよね。そんな子供の気持ちに気づかず…適当に子育てしようとするエディが、子供とビジネスを天秤にかけながら、自分の目指す方向性を見つけていくという内容。一時は、無邪気に娘と遊び呆けることと、仕事の両立に成功するんだけど…実は、それ自体が正解ではないんだよと、エディが気づき、親として、人としての成長をみせていく。
空想好きの娘の視点で、父親を“権力を振るう王様”に喩える語りが入っていたりするが…やっぱり大人版、リアル“かいじゅうたちのいるところ”といった感じの内容、テーマなのがこの作品なのかもしれない。「かいじゅうたちのいるところ」は親を否定して家出、現実逃避した少年の話だったけど、こちらは子育てを放棄し、仕事、金儲けに走る大人の話だ。「かいじゅうたちのいるところ」に不足していた、大人目線の感情が、コメディという形で意外とよく表現できていたのかもしれない。同時期に偶然、まったく別の二つの作品を見たことで、片方の作品を理解しやすくなったよ。
エディ・マーフィの相変わらずの暴走演技にはややくどさを感じてしまうが、子役の女の子の可愛さが救いになり、見ちゃえますね。これで、もう少し年齢が大きくなると完璧、電波系のキモオタだけどね…ここは素直に癒されておきましょう。どこかの似たような黒人スターと違って、自分の本当の子供をダシに使うような、親バカ、バカ親ぶりは発揮していないわけですし、エディもそこまで落ちぶれてはいないからね(笑)それなりに楽しめたけどエディ・マーフィの信者ではないので、大絶賛するほどの内容ではないかな?予定通り、保存版にはしないで、消去すると思います…。
監督:カーリー・カークパトリック
出演:エディ・マーフィ ヤラ・シャヒディ トーマス・ヘイデン・チャーチ ロニー・コックス マーティン・シーン
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DVD エディ・マーフィの劇的1週間 スペシャル・コレクターズ・エディション
