斬撃 ‐ZANGEKI‐(2009年) | 勝手に映画紹介!?

斬撃 ‐ZANGEKI‐(2009年)


勝手に映画紹介!?-スティーヴン・セガール 斬撃 -ZANGEKI-

2010年3月3日発売、レンタル開始の新作DVD「斬撃 -ZANGEKI- 」を購入、鑑賞した。スティーブン・セガールが「沈黙の激突」に続き、異形のモンスターと戦うホラーアクション、今度の敵はゾンビです。ゾンビ相手に刀を振り回し、バシバシ斬りまくるソードアクションって、それじゃ「お姉チャンバラ」まんまじゃん(笑)どうせならタイトルは「オヤジチャンバラ」にすべきだったんじゃない?とかアホな事を考えつつ、それなりに期待してたんですけど…ホラーとセガールは、やっぱり水と油、鬼門だったねぇ~。

謎のウィルスが蔓延し、あっという間に感染が拡大。ウィルスに感染した者は、人の生き血を吸い、肉を食らうゾンビと化してしまう!?タオ率いるゾンビハンターのメンバーは…ゾンビを退治しながら生存者の救出活動を行っている。一方、ゾンビから逃げ延びた6名の生存者が病院内にいた…しかしその建物の中にも、たくさんの感染者たちが跋扈している。生存者たちは、協力し合って屋外へ脱出しようとするのだが、感染者たちの襲撃に遭い、バラバラにはぐれてしまう。そんな状況の中に、タオたちが救出にやって来たのだが…政府による空爆の時間も迫っており病院は攻撃対象になっている。はたしてタイムリミットまでに全員脱出することができるのか?

うーん、スティーブン・セガール要らない。セガールがいなければ、まぁ、B級ゾンビホラーとしてそれなりに楽しめるんだけれども、中途半端に手抜きセガールが出てくるので、白けてしまう。冒頭でチョロっと刀を振り回したセガールおじさん、以降…仲間を従えて、廃墟になった病院をただ徘徊しているだけ。アクション担当は、セガールの部下みたいな黒人のおっさんの仕事。このおっさんがわりとゾンビ相手に小気味よいアクションは披露してくれるんだけれども、セガールおじさんは思い出したように、刀を振り回したり、ショットガンをぶっ放したりって感じ。

で、ゾンビハンターは主人公というよりは脇役みたいなもんで、実際は病院内に取り残された6人の男女が、話を動かしていく感じ。偶然知り合ったふた組のグループが、協力し合って廃墟と化した病院の出口を探してるんだけれども、ゾンビがうようよしてるので、なかなか思うようにいかないってお話。ゾンビ、ゾンビって言ってるけど…作品内での呼び名は感染者で、登場人物の一人がヴァンパイア説を唱えたりいったいどっちやねん。確かに、ゾンビにしちゃ…攻撃の仕方が手が込んでるんだよね。後半になると喋るヤツは出てくるは、マッドサイエンティストと共存しているヤツが出てくるはで、それなりに面白い要素はあるんだけれども、どれもストーリーに生かされておらず、ただゾンビをぶっ殺せばいいと考えているセガールが全部ぶち壊す。

クライマックスとか、せっかくゾンビサバイバルを生き残った人物が、とんでもないアホな展開で無駄死にするんだけれども…お前、偉そうに助けに来たんだから、もちっと仕事しろよって、セガールに文句を言いたくなる。一般ピープルのため自ら犠牲になるくらいの覚悟はないのか?たまには「エグゼクティブ・デシジョン」みたいに…途中で本当に死ぬくらいのサプライズがあってもいいんじゃないか?逆にセガールが感染者になって、ひとり残らず生存者を虐殺していく…終いには人類も滅亡させちゃうってくらいのノリがなきゃ、もうこの手の作品からは手を引いた方がいいんじゃないだろうかって思った。アクションだけではなく、とうとう芝居の方でも、まったく本人のやる気が感じられない駄目セガール映画。最近、まぁまぁな作品も増えてきたのにまた逆戻りだぁ~!?


監督:リチャード・クルード
出演:スティーブン・セガール リンデン・アシュビー ダニエル・パーシヴァル スカイ・ベネット


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