キング・オブ・ハーレー(1993年) | 勝手に映画紹介!?

キング・オブ・ハーレー(1993年)


勝手に映画紹介!?-キング・オブ・ハーレー

昨日、イーストウッドの「ガントレット」を見てたら、映画の中にバイカー軍団が出てくるシーンがあって、それでこんな映画を思い出し、急に見たくなってしまって、LDをひっぱり出してきて久しぶりに鑑賞…チャーリー・シーン主演の「キング・オブ・ハーレー」。日本ではあんまり人気ないみたいで、今現在もDVDでの発売はないみたいですね~…Amazonで検索したら中古VHSのマケプレ出品は格安でありましたよ。興味のある方はぜひそちらで…。

制服警官のダン・サクソンは…方針の食い違いで署長と喧嘩になり、その場でクビを言い渡されてしまう。数日後、ダンのもとへ州検事局特捜課のプライスが現れ、おとり捜査の捜査官にならないかという話を持ちかける。実はダンは、幼少期に起きたとある事情で、今まで身分を偽って生きており、それらの経験が潜入捜査に役立つとプライスは踏んだのだ。一度は拒むダンだったが、結局、この任務を引き受けることに。さっそく身なりをワイルドにし、麻薬の売人探しをはじめるが、全く相手にされないダン…しかしバイクの修理工バージルと出会い、彼のアドバイスで本物のワルになる指導を受けたダンは…麻薬や武器の密売を仕切る暴走族チーム“ジャッカル”と、そのチームリーダー、ブラッドに近づくことに成功する!

主人公の警官が極悪非道な暴走族に潜入捜査するって、まぁ、最近でも「インファナル・アフェア」以降は似たような潜入捜査ものがいっぱいあったけど、よくあるパターンのお話…でも、一応、“これは実話です”というテロップが最後に流れたりするんだよね。アクション映画として期待すると、そんなに派手なアクションもなく…あまり爽快感はないかも。逆に、主人公には、警察官の叔父に虐待された過去があり、そのトラウマ話が最後まで付きまとうので、その関連シーンだけ、やたらホラー調な演出。先住民のおっさんに死神の話とか吹き込まれて、ドラックでラリったチャーリーが、だんだんと壊れていく、けっこうダークな話。ただ、潜入捜査ものにしちゃ、わりと報われた感じの結末かなと思っても見たり。

今年劇場公開になり、今月末にDVD&ブルーレイの発売が予定されているバイカー映画「ヘルライド」にマイケル・マドセンが出ているらしいですが(まだ見てないけど、ブルーレイで買いたいと思ってるんだよね)…この映画で、チャーリー・シーンが近づくバイカーのボスを、やはりマイケル・マドセンが演じてます。キレたら何をするかわからん男だけど、仲間たちからは頼りになるアニキ分的な存在で頼られているという…マイケル・マドセンらしい悪役ぶりがなかなかかっこいい。捜査のために近づいてきた主人公にほれ込み、なんとか仲間にしようとするんだけど…っていう、チャーリー・シーンとの友情話っぽい展開がけっこう好きだった。

で、一応エンターテイメントらしくラブロマンスなんかも描かれてるんだけど…ちょっと中途半端。最後のテロップで、ダンの妻子の事が触れられていたが、映画の中で出会った子持ちのヒロインなのかどうかが不明なんだよね。リンダ・フィオレンティーノが演じてたこのヒロインが、なかなかセクシー…でも子持ちだったという展開がおもろい。チャーリー・シーンが、ヒロインの子供に気に入られようと作る、ピーナッツバタードリンクなるものが、昔っから気になって、いつか真似しようと思ってたんだけど、いまだに実現できていない(笑)バニラアイスに、溶かしたピーナッツバターとグレープフルーツジュースを混ぜ、そこに砕いたオレオクッキーも入れるというものなんだが、ピーナッツバターとグレープフルーツという取り合わせが、いったいどんな味になるのか想像できない。


監督:ラリー・ファーガソン
出演:チャーリー・シーン リンダ・フィオレンティーノ マイケル・マドセン コートニー・B・ヴァンス レオン・リッピー  


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YouTubeに映像がありました、こんな映画です!









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