ひぐらしのなく頃に 誓(2009年) | 勝手に映画紹介!?

ひぐらしのなく頃に 誓(2009年)

勝手に映画紹介!?-ひぐらしのなく頃に誓

【鑑賞日:2009年4月10日】

Yahooのオンライン試写会に当選し、4月18日公開の「ひぐらしのなく頃に誓」を一足お先に鑑賞…前作の「ひぐらしのなく頃に」も同じようにオンライン試写会で見たんだよね~。オリジナルのゲームは全くプレイしたことないんだけど、アニメと漫画はボチボチと見たり、読んだりしているので…編によって毎回パラレルワールド的な展開を見せるという基本設定は知ってます。今回は原作の“罪滅ぼし編”をメインに、実写映像化しているそうで…オイラは漫画の方で途中まで読んだ記憶があるけど…内容はあんまり覚えてないなぁ。

昭和58年初夏…竜宮レナは両親の離婚で、父親と共に雛見沢村に引っ越してきた。実は、離婚の原因が自分にあると思い込んでいたレナは精神が不安定になっていたのだ…。そんなレナは、父親に出来た新しい恋人・律子に馴染めずにいる。ある日、レナは律子が…鉄平というヤクザものと寄り添って歩いているところを目撃、財産目当てで父親に近づいてきた事を知ってしまう。父親を助けるため…レナはひとりで行動を開始するのだが…。一方、前原圭一をはじめ、園崎魅音らレナの学校のクラスメイトたちは不可解なレナの行動を心配し、学校に来なかった彼女を探していたのだが、そこで恐ろしい真実を知ってしまう!

女の子たちは、前回に比べ…それなりに演技がまともになったかな?特に今回の主人公ともいえる、レナ役の松山愛里は、前はあまり可愛いとは思わなかったし、演技もイマイチだったけど、今度は、だんだんと狂っていく感じがよく表現できていた。アニメとおんなじでっかいナタを振り回してね、沙都子に“ナタ女”呼ばわりされて、ちょっと面白かったし。ただ、相変わらず圭一役のにーちゃんは、キモイ。気のせいかもしれないけど…女の子たちのスカートの丈って短くなったんじゃない?微妙に見えそうで、見えない感じにちょっとイライラ。

子供たちのメインキャストは前作と一緒だったけど、刑事の大石役が杉本哲太から大杉漣に変更されていた。いかにも大杉漣らしいといいましょうか、杉本哲太やアニメの大石と比べると、エキセントリックな感じがして、これがなかなか面白かった。TVドラマの「交渉人」とかでも、ハジけた警察幹部とかやってたけど、最初はあんな感じのテンションで、けっこうキチ●イっぽい。ただ、作品が進むにつれ…レナの暴走が始まると、キ●ガイっぷりはレナに譲り、すっかり普通のいい刑事になってしまったのが、ちょっと残念だ。

あと、今回は謎ときも売りにしているようなので、あえて他の編との合わせ技みたいな設定が多かったね…自分の勘違いでなければ前回のメインネタにもなっている鬼隠し編と、祟殺し編あたりもうまくブレンドされてる感じだ。悟史の失踪の真相や沙都子の叔父んんかが出てくるので、自分じゃ祟殺し編の方向に行くのかなって思ってたもん。

アニメや漫画にも同じようなシーンがあるのかどうか、オイラはちょっとわからないんだけど…パラレルワールドで描いているという、シリーズのお約束を逆手にとって…なんかメタっぽい展開も物語に盛り込まれており、前作よりも映画的なメッセージ性を含んだものになっていた気がする。

レナの暴走、その後のアクション映画めいた展開(ちょっとやりすぎな気がしないでもないが)…そして、これまたどっかの編で見た記憶がある、そんなオチ?みたいなどんでん返しなエンディングと…ひぐらしマニアじゃなくても、わりと理解しやすく、楽しみやすい内容にはなっていたと思いますよ。


監督:及川中
出演:前田公輝 飛鳥凛 松山愛里 あいか 小野恵令奈 三輪ひとみ 矢部美穂 川原亜矢子 大杉漣 


【前作のDVDはこちら】
DVD ひぐらしのなく頃に 劇場版 スタンダードエディション
勝手に映画紹介!?-ひぐらしのなく頃に 劇場版








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