地球が静止する日(2008年)
【鑑賞日:2008年12月25日】
シネコンのレイトショーでキアヌ・リーブスの新作「地球が静止する日」を鑑賞。古典SF「地球の静止する日」のリメイク映画ということですが、オリジナルは未見。このタイトルを聞くと、個人的には今川泰宏のOVA「ジャイアントロボ 地球が静止する日」の方を思い出してしまうんですけど…。
緊急事態が発生したとのことで、有無を言わさずに政府に召集された科学者のヘレン…、実は謎の飛行物体が地球に向かってものすごい速度で飛来しており、衝突の危機に瀕していたのだ。衝突まで残り数十分…しかし予定時刻になっても、衝突はおきない。やがて大きな球体が姿を表し…その中から人間そっくりの宇宙からの使者クラトゥが現れた!
ワンパターンだなぁと思いながらも、元ネタ知らないので…ジェニファー・コネリー扮する女科学者が、無理やり、政府に拉致られちゃったり、その後の飛行物体が地球に衝突する~ってあたりまでは、それなりにドキドキして見てたんだけど…宇宙人のキアヌが出てきてからは、急に面白みがなくなった感じ。
宇宙人が「逆襲のシャア」のシャアみたいに、愚民どもを粛清してやろうとする映画。いや、地球から人類だけを抹殺しようと企むので、F91の鉄仮面とバグみたいな感じ?(笑)地球への総攻撃の最終決断を下すために、キアヌがやってくるんだけど、主人公以外は相手にしないからさぁ大変。
人間からの攻撃があると、反撃に出る銀色の巨人…モビルスーツのモノアイみたいに、ひとつめがピカピカ光る。パっと見、ナウシカの巨神兵か、もののけ姫のでいだらぼっちにも見えるけど(「ファンタスティック・フォー」の"シルバーサーファー”にも似てる)…試されてるのも知らずに、愚かな人類が、無謀にもこの巨人に刃向っていくんだろうなぁと思い、ようやくそれらしいシーンへとなったんだけど…こっちが見たかった怪獣映画ばりの、巨人VSアメリカ軍の対決とかほぼスルー…あと10分長くしていいから、戦車軍団とかが惨敗するところを拝みたかった。
やられちゃいました~みたいな報告だけでさ、その後は宇宙人なんて信用できない、舐められてたまるかと息巻いていたキャシー・ベイツが、手のひら返しで…なんとかして~と主人公に泣きつく。その時には、絶対絶命なところまできてるんだけど…宇宙人のキアヌを説得して、人類の抹殺を食い止めるられるか否かという流れなんだけど…。
今のVFXで、オリジナル版では描けなかったような迫力の侵略シーンが見ものだよなんて、映画雑誌のレビューに書いてあったんだけど、それにしちゃぁ、見たいものがばっちり見れず、どのシーンも盛り上がりに欠けます。なんだかわからん球体と砂嵐みたいな映像よりも、人間が吹っ飛び、街が破壊されていくようなシーンが見たかった。正月映画として見るにはだいぶ辛気臭い内容だったし、なんか期待外れな感じでしたね…。
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーヴス ジェニファー・コネリー ジェイデン・スミス キャシー・ベイツ ジョン・クリーズ
【オリジナル版のソフトはこちら】
DVD 地球の静止する日
Blu-ray 地球の静止する日
