スルース SLEUTH【探偵】(2007年)
ツタヤの旧作半額レンタルで借りてきた「スルース 【探偵】
」を鑑賞した…過去にも「探偵<スルース>」(原題は同じ)として映画化されている名作戯曲を、イギリスの俳優兼監督のケネス・ブラナーがリメイク。恥ずかしながらオリジナルの方は未見だが、タイトルとあらすじ程度はなんとなく知っていたので楽しみにしていた。オリジナルにも出演していた名優マイケル・ケインの演技が凄いらしい…。
俳優のマイロ・ティンドルは、ある晩、推理作家アンドリュー・ワイクの豪華な屋敷を訪れる。アンドリューの妻マギーと不倫関係にあるマイロは、マギーとの離婚をすすめるためにやってきたのだ。その話し合いの最中にアンドリューは奇妙な提案をする、マイロに自分が保有する宝石を盗ませようとするのだ。盗んだ宝石を売り飛ばせばマイロの懐に大金が転がり込み、自分にも保険金が入ってくると…。
最初は何の目的で2人が会ってるんだか皆目見当がつかないんだけど…人物紹介を兼ねた2人の機知に富んだ会話の応酬が、なかなかリズミカルで、惹きこまれていく。妻に逃げられた旦那と、その妻と不倫中の男という関係が明らかになって以降…なんだか雲行きが怪しくなっていく。
ケインの提案自体そうとう胡散臭い内容で、ところどころでそれを裏付けるかのごとく怪しげな行動をしている姿が画面に映るわけだよ…絶対、何かやらかすぞって真剣になって見てると、1回目の大きな展開が!登場人物はほぼ二人だけなんだけど…この二人がいった何をしたいのか?というのが気になって、緊張した駆け引きの様子に見入ってしまう。
第2の展開は…それ以前にケインの行った行動を追求していくんだけれども、ここも会話のやりとりから、どんな展開が待っているのかはだいたい予想ができる。ホラ、きた~って急展開に、薄々気づきながらも、ちょっぴり驚かされ、さらに次の展開へ。
それまでの会話の中にも性的な表現が何度か出ていたんだけど、まさかそっちの話へ…終幕に向かっていったいどこへ向かってるんだ、この映画は~!とツッコみたくなるクライマックスだが…表情がくるくる変わる2人の演技に釘づけ。
どっちが騙してるんだか、騙されてるんだか推理しながら見てるんだけれども、頭ん中いっぱいいっぱいだったよ、オイラは。オリジナルを見ていなくても、ハラハラドキドキの緊張感は味わえたのだが…オリジナルを知っていると、もっとこの映画の巧みさが感じられるらしいです。でも残念ながら、オリジナルの方、DVD出てないんですよね~、NHKの衛星放送とかで放送してくれないかなぁ~。
監督:ケネス・ブラナー
出演:マイケル・ケイン ジュード・ロウ
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スルース 【探偵】
