スリザー(2006年) | 勝手に映画紹介!?

スリザー(2006年)

スリザー

ツタヤの新作半額レンタルで借りてきた、2008年4月25日発売、レンタル開始の新作DVD「スリザー 」を鑑賞した。宇宙から飛来した謎の生物に寄生されて、田舎町が大混乱に陥るという80年代のB級SFホラーテイスト満載な1本。寄生第1号となる、マイケル・ルーカーの文字通り怪演も見ものです(笑)

アメリカの南西部にあるとある町に、隕石が落下した…。教師で若くて美人のスターラーを妻にした町の有力者グラントは…些細なことで妻と喧嘩をし、夜中に家を飛び出す。バーで飲んでいたところ女友達のブレンダと再会し、意気投合。いい雰囲気になって森の中へと入っていくのだが…グラントはそこで件の隕石を発見。恐る恐る近づいてみると、隕石から何かが発射され…グラントの体内に入り込んでしまった!未知の生物スリザーに寄生されてしまったグラントは以来、奇行が目立ち始めるのだが…。

劇場公開時の配給元を調べてやっぱりとニヤリとしてしまった…案の定、東宝東和でした。相変わらず、こういう作品の配給が好きですね。マニアの方だったら、9割がたそれだけで大方のストーリーなんかもピンとくるはず。

世代により、元ネタはあれじゃないの?って感じるものが、多少…違ってくるかもね。「ボディ・スナッチャー」とか「ブロブ」あたりを思い出しながら、「スピーシーズ」の逆バージョン?みたいなところもあるし。美人のフリしてセックスで地球人を虜にするんじゃなくて、セックスで地球の女の虜になっちゃうエイリアンという…展開がおかしい。

宇宙人もやっぱり、初体験の相手が一番良かったって物語だよね、コレ(爆)最初はさ、グラントの意識が残ってるから嫁さんに固執してるのかと思ったんだけど、嫁さんが寄生後のグラントとHして、“うぶな男の子のよう”という感想をもらしてるのから解釈すると…やっぱり、中身はもうグラントではなくなっていたのだろうと。

ナマコみたいなスリザーが人間に寄生しようと大暴れしはじめ、ゾンビ映画みたいになっちゃう後半パートとか…残酷描写やグロ描写もいっぱい出てくるんだけど、キャラクターのつくりとかコメディテイストな部分が大きいので、みんな笑い飛ばせちゃうところがいいよね。

イカお化けと化すマイケル・ルーカーが、腹からうにょうにょ出した触手みたいなので、尻軽女とドッキングしちゃうとことかも、キモイんだけど…下ネタっぽくて笑えたし、そのイカお化けに真っ二つにされて、内臓ドバ~とまき散らすヤツとか、絶対にそうなるようなタイミングで出てきちゃうからさ、笑うしかなかった。


監督:ジェームズ・ガン
出演:ネイサン・フィリオン エリザベス・バンクス マイケル・ルーカー グレッグ・ヘンリー ブレンダ・ジェームズ


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