紀元前1万年(2008年) | 勝手に映画紹介!?

紀元前1万年(2008年)

紀元前1万年


【鑑賞日:2008年04月28日】

先週末から始まっている「紀元前1万年」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。実は、先週、国際フォーラムで行われたジャパンプレミア(監督やキャストが来日したらしい)の試写会が当たってたんだけど、用事があって行けなかったんだよね。まぁ、いくらジャパンプレミアだって言われても、公開の2日前っていうのもテンション下がり気味で、電車賃使ってまで無理していかなくてもいいかなって思っちゃったのもあるし…確か、その日は代わりに近所のシネコンで「大いなる陰謀」のレイトショー見に行ったっけ(笑)

巨大なマンモスが跋扈していた遥か昔の時代…山奥に住み、このマンモスなどを狩って生活している部族がいた。狩人のデレーは、部族のリーダーとなり、想いを寄せていた美しい幼馴染エバレットを娶ることになったのだが、その直後に…謎の集団に強襲され、数多くの仲間が捕虜として連れ去られてしまい、その中にエバレットもいた…。デレーは彼女を助けるために、3人の仲間たちと共に、あとを追いかけるのだが…。

うーんマンモスの迫力とか、映像は確かに凄いけど…作品のテンションは昨年見たメル・ギブソン監督の「アポカリプト」の方がはるかに凄かったんじゃない?あれは本当に息つく暇がない映画で…あれを見ちゃってると、なんか物足りないね。こっちはジュラシックパーク的なモンスターパニック要素とか、若者が救世主になっていく過程なんかも描かれているんだけど…基本的にやってることは一緒かな?

「ゴジラ」「ID4」「デイ・アフター・トゥモロー」なんかで、アメリカ中を破壊してきたおっさん(エメリッヒ)だけに、もっとマンモスが人間を踏みつぶしまくったり、途中、出てきたサーベルタイガーが、人間を食いちぎったりという残酷極まりない映像なんかも期待してたんだけど…そういうのはけっこう自粛気味なんだもんなぁ。実は、人さらいしてる蛮族たちは、宇宙人でした…とかいって「スターゲイト」の続編だったら笑えたのに、もちろんそんな暴走はしてません。

エメリッヒ作品なので、ツッコミ満載の設定とかさ、いかにもハリウッド映画らしいラストのくだりとか、白けさせられる部分も相変わらず多いが、脳みそからっぽで楽しむ映画としてはまぁまぁ楽しめました。今、ふと思ったんだけど…日本の漫画やアニメをハリウッドで映画化するのがブームなんだから、「はじめ人間ギャートルズ」も映像化すればいいのに(笑)CGで描くドテチンとか見たいよね。で、マンモスの肉はやっぱりあの形でさ!


監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーヴン・ストレイト カミーラ・ベル クリフ・カーティス


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