ぼくの最後の恋人(2005年) | 勝手に映画紹介!?

ぼくの最後の恋人(2005年)


12月7日にDVD発売された香港映画の劇場未公開作品「ぼくの最後の恋人 」を、Yahooのオンライン試写会、おうちでシネマに当選し鑑賞した。シリアスからコメディ、アクションまで何でもこなす、芸達者な香港スター達による、無難なラブコメ映画で、クリスマスシーズン真っ只中の今の時期、彼女とワイン片手に見るにはちょうどいい感じの作品(所詮未公開なので、よっぽどのマニアじゃない限り買う必要なし、レンタルで充分)ですよ…もちろんオイラはひとり寂しく、パソコンで見たんですけど(笑)


12月27日まで抽選を実施中http://streaming.yahoo.co.jp/lot/movie/koibito/


ちょっと年増のビール売りシウマン…姐御肌の彼女は仲間内ではものすごい酒豪で通っている。彼女の夢は自分の店を持つこと…そんなシウマンが、ある日…フランス生まれで、フランス料理のシェフをしているマイケルと出会う。マイケルは酒に弱く、その時も泥酔状態…しかも無一文で泊まるところもないというので、仕方なくシウマンが面倒を見るのだが、実は経営不振に陥ったレストランが差し押さえられてしまい、閉店を余儀なくされていたのだ。事情を知ったシウマンは…自分の部屋にマイケルを居候させ、さらに借金を肩代わり。交換条件として、昼間はマイケルのレストランでカフェを開くことに…。

最初は同情と、店を開きたいという自分の夢から始まった奇妙なパートナー、共同生活だったわけだけど、そこは男と女がいれば自然にそうなっちゃうようなぁ~って展開へ。で、いい仲になったら、なったで…独占欲が出始めちゃう女と、そういうのが煩わしい男の間で溝ができちゃうわけだ。くっついたり、離れたりするカップルのありふれた話なんだけど…ゲイネタとか、食生活のギャップ、三角関係などベタだけどコミカルな演出を巧みに織り交ぜテンポよく話を見せていく。

男勝りなシウマンに、マイケルが現れる以前から、一方的に恋しているマフィアのボス(らしい)をアレックス・フォンがお茶目に演じているのが特にいい。三角関係なの?みたいな微妙な関係が面白かった。それにしても、ミリアム・ヨンって女優さんは…ババくさいというか、庶民的というか、ガサツというか…この手の飾らない女の役が似合いますよね(笑)

酒豪の女と、下戸の男…アルコールもこの映画の重要なポイント。時には酒の勢いを借りるのもいいかもしれないけど、やっぱり重要なことは素面の時にねってことだよ。ロマンチックなクリスマスシーズンであると同時に、これからは忘年会、新年会と酒飲みの機会も増えることでしょう。皆さん、酒の席で失敗しないようにね!そういうことを実感させるための映画でもあるね。


監督:イー・トンシン
出演:ダニエル・ウー ミリアム・ヨン アレックス・フォン テレンス・イン ビンセント・コック


【DVDソフトの購入】
DVD ぼくの最後の恋人







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!