ナチュラル・シティ(2003年)
2006年4月27日発売、レンタル開始の新作DVD「ナチュラル・シティ」を鑑賞した。完璧「ブレードランナー」とか「攻殻機動隊」を意識した(パクッた)韓流サイバーパンクアクションなんだけど、お得意の純愛物語路線もだいぶ強調しており、1回みたくらいじゃ意味がよく伝わってこないごった煮映画になっている(1度見た後に、前半を見直してようやくスストーリーが理解できたかなって感じ)。お金と時間はけっこうかかっているようで…しっかりとSF気分が味わえ、スケールのでかさは実感できる作品だ。
人間とアンドロイドが共存する時代…捜査中に出逢ったアンドロイドのリアに恋してしまったMLPCの捜査官R…人付き合いの苦手な彼も、リアにだけは素直に接することができた。しかし、愛するリアの寿命が迫っており、3日後には廃棄処分しなければならないのが現実。なんとかリアを助けたいと、アンドロイドの違法改造する科学者にコンタクトをとっていた…。ちょうどその頃、逃走した戦闘用アンドロイド“サイバー”が人間のDNAデータを管理しているニューコム社の記録センターを占拠。アンドロイドを殲滅するためMLPCが現場へ急行したのだが…激しい戦闘が行われたにも関わらず、サイバーを逃がしてしまった。サイバーはいった何を企んでいるのか?
ネットと融合してしまった昔の女が忘れられない「イノセンス」のバトーみたいに、アンドロイドを大好きになってしまった変態男が、人間よりもアンドロイドの為に東奔西走するって感じのお話ですよ。純愛映画大好きのオバチャンたちには、ユ・ジテの憂鬱気な表情とか琴線に触れちゃったりするのかもしれないけど…お話の本質はあまりおもろくない。戦闘用のアンドロイドが人間を襲って、何かを企んでいるというブレランチックな展開も…キャラクターや設定の説明が不充分なので、いまいち理解に苦しむ。
MLPCのコスチュームは、なんだか「紅い眼鏡」「ケルベロス」「人狼」に出てきたプロテクトギアのようでもあり、下水みたいなところでアンドロイドと戦闘を繰り広げる場面は、「人狼」にソックリだった。なんだ、おい…ブレランと思いきや、押井守の方を意識しているのか、この作品は!
アンドロイドの頭部を破壊してチップを奪ったり、逆にアンドロイドの攻撃で、人間の手、足がふっ飛んだりと…平気で残酷描写がちょこちょこ出てくるのは韓国映画らしいですね。
クライマックス…爆発まであと10分といっておきながら、スローモーション多用映像の連発で、しつこくアクションを延々と繰り返しているから、スリルを全く感じません。結局爆発するまで15分以上ですからね(爆)…やたらとあと1分が長い「キャプテン翼」や「スラムダンク」を思い出す退屈な演出に疑問。
やはりブレランを意識した韓国のSF映画で「イエスタデイ 沈黙の刻印」っていうアホらしい映画があるんですけど、あれよりはちゃんとしたSF映画になっているので、こっちの方が全然まともです。
監督:ミン・ビョンチョン
出演:ユ・ジテ ソ・リン イ・ジェウン ユン・チャン チョン・ドゥホン チョン・ウンピョ
【DVDソフトの購入】
DVD ナチュラル・シティ
【これもブレラン風?】
DVD イエスタデイ 沈黙の刻印
朝鮮半島が統一された近未来が舞台…アクションシーンはそこそこカッコイイが、ストーリー、設定、人物関係がとにかく複雑で分かり辛い。ビジュアルはどこかでみたような…。
- DVD DEAD OR ALIVE FINAL
これは三池崇史流のブレードランナー?哀川翔と竹内力がとんでもないことになっています!二人のワイヤースタントはファン必見!?作品的には三池初心者は見ちゃ駄目です(爆)最低、賛否両論の三池作品を4、5本見てから、鑑賞に挑んでください。
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