ジャンプ(2003年)
2004年11月26日、発売・レンタル開始の新作DVDソフト「ジャンプ 」(2003年制作 2004年劇場公開)を鑑賞した。佐藤正午の同名小説 を映画化したもので、お笑いタレント、ネプチューンの原田泰造主演映画。原作小説は未読です。
「五分で戻ってくるわ」と、コンビニへ出かけたまま…自分の前から消えてしまったガールフレンドを探す一人の青年の物語。仕事をとるか、女をとるか…はたまた…。推理劇のようなミステリアスな幕開けだが…実は恋愛や結婚なんてこんなものなのかもしれないという、現実的で生々しいものを浮き彫りにさせてくる。所詮、恋人も夫婦も他人なんだな。わかっているようで、何もわかっていない。
原田泰造演じた主人公は、恋人のことを心配するフリをしながらも、自分のことしか考えていなうようにも感じる(おまけに優柔不断で酒にも弱い)。主人公の上司にしろ、ヒロインの父親にしろ、この映画に出てくる人たちは、みんな自分勝手な人ばかり。そもそも、恋愛=身勝手なものなんてわかってるんだけど、この映画で優柔不断男を振り回す女性たちは…更に身勝手の極みだと思うのは、自分が男だからだろうか?
自分が現実で、こういった局面に直面しないとも限らないリアルさがあるが、できれば回避したいですよね(笑)失踪した彼女について交番に相談にいくと、「年間10万人も日本人が失踪している」と…彼女が一人や二人消えたくらいで警察に来るなよと冷たく突き放す警官のセリフが、他人のことなど興味なしという世間の冷たさを物語っていた。
物語なので、ちゃんとあっと驚く(言いすぎだな…ちょっと驚くかもに訂正)結末を用意してあるし、映画としても無難にまとまっていると思います。
監督:竹下昌男
出演:原田泰造 牧瀬里穂 笛木優子 光石研 鈴木砂羽 唯野未歩子 寺島進 平泉成 伊武雅刀 中井貴一
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DVD ジャンプ