2010年、クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演
先日オッペンハイマーを見に行きましたので、監督繋がりで見ました。
アカデミー賞は撮影・視覚効果・音響編集・録音賞を受賞
、、、この監督のザ・得意分野ですね(笑)
北米ではSF映画としては史上2番目の初週売上を記録
主演のレオナルドディカプリオの作品としては過去最高だったとのこと。
他人の夢に入り込み
その人の潜在意識から秘密を盗む仕事をしている人物・ドム
彼もまた暗い過去を
潜在意識の中に秘密としてしまいこんでいます。←これがトラブルのもとになる。
そんなある日、彼のもとに仕事の依頼をしてきたのは
渡辺謙が演じるサイトウという男。
かなり難解なターゲットだったがゆえにドム率いる一行は
夢の中に夢を作り、更にその中にも夢を作るという三重構造の計画を立てました。
ここに、ひとつ重要な概念が加わります。
それが、夢から醒める方法。
通常は死をもってして夢から醒めるのですが
(実際に、死んだ!と思った時に目が覚めることありますよね(笑))
それには多少痛みを伴ってしまいます。
そこで狙ったタイミングで「落としてもらう」ことで死を疑似体験して目覚める。
これがドムたちの手口でした。
(私もかつて気球から落ちる夢で目が覚めていたことがあります
SF映画なのにこういうところが妙にリアルなのが面白い)
そして夢の段階ごとに時間の経過が違うのもポイント!
重力と時間の関係がちょっと出てきます。
あのインターステラーの4年前の作品なのですが
ちょっと被っている部分があるな~と思いながら観るのも面白いです。
はたして、ドムたちは無事依頼を完遂できるのか!?
ドキドキの2時間半
難しくてルールを理解するのにもう一度見直したぐらい、ストーリーは複雑です。
ラストの考察も楽しい作品★