※ネタバレあり※
〇概要
公開:2015年(日本)
監督:樋口真嗣
主演:三浦春馬
〇感想
とりあえず短くいうと、"見所はスプラッタシーン!!それ以外は見所ナシ!!!″です。
PG12指定だったんですが、普通にR12指定レベルにグロかったです。
小学生に見せるもんじゃありません。夏休みだし、子供連れて見に来てる親いっぱいいたけど、正気か?と思いました。きっとこれを見た子供はトラウマになるでしょう。
ただ、グロが大好きな私にはとてもよかったです(笑)原作並、もしくはそれ以上、巨人が人を食べる食べるwwww
そういうシーンも普通にカモフラージュせずに生々しく映してましたから(笑)
執拗に巨人が人を食べるシーンを映しすぎる、という意見もありますが、そもそもがそいういうテーマの映画ですし、問題ないと思います。
巨人も思った以上に生々しく気持ち悪かったです。ただ、沢山言われてるように、ちょっと人間を使いました感がありすぎたかなーと。
人間がでかくなったもの、ではなく、″巨人という人間とはまた別の怪物″感が欲しかったです。
うーんまぁ、それでも頑張ってたほうだと思いますが(笑)
話の内容については、まだpart1の段階ですが残念な感じですね。原作とかけはなれている、というのを置いておいてみても、クソです。
特に、表町?に調査隊が行く途中に巨人に遭遇して戦うシーンあたりからは、「あれ、今何を目的にこの人たちはどこでなにをしているんだ?」感がありました。間延びしていたというか…
途中で作戦を実行するための爆薬を奪われて失ってしまい、作戦に挑戦することもできないという展開でしたが、作戦にとりかかるところまでは描いたらよかったのになー、と思いました。なんのために壁の外にでたのか?と。
あと、ちょいちょい原作のシーンを切り取ってパクってましたが、話がまるで違うので全くなじまず、どうしても無理矢理そのシーンを入れた感がありました。どうせ話を変えるならそんなことする必要ないのに。セリフなんかもパクってましたが、シーンと同様、そこでそのセリフは無いだろ…というところがいくつもありました。
ミカサの「この世界は残酷」とか、アルミンの「何も捨てることができない人は何も変えられない」というセリフ。深い背景からきて、深ーい意味のあるセリフですが、この映画ではとってもとってもわたあめ並に軽ーく使われていいました(笑)真底がっかりです!!!
それから、エロシーンはなんで入れたんでしょうか?男性客狙い?なんにしてもこの話には全く必要ないと思います。死が迫ると本能で子供を作りたくなるから、とか言いますけど、それでも人間でしょ!理性ないの?
クソ映画ではよく俳優が大根だ、とか非難されがちですが、少なくとも私の目から見て大根俳優はあまり出てなかったと思います。三浦春馬や本郷奏多や石原さとみは上手かったと思いますし、水原希子も意外と悪くなかったです。
スプラッタシーン目当てで見るなら悪い映画では無いと思います(笑)
スプラッタシーンがそんな好きじゃない方には確実にクソ映画です。
評価 ★☆☆☆☆