<映画の感想>チャッピー | 気ままに映画の感想を述べるの会※現在会員数1名



※ネタバレアリ※




〇概要


公開:2015年(日本)

監督:ニール・ブロムカンプ

主演:シャールト・コプリー




〇感想


正直な感想を言いますと、"ちょっと期待外れ″でした。


あくまで私の好みからいって、期待外れだったということです。


映画自体は十分A級。感性の合う方が見れば素晴らしい映画だと思います。



自前にレビューを少し見ていて、「従来のロボット映画とは違う!すばらしい!」という声が多かったので、どんなものかと見てみました。


見てみて、さほど従来のロボット映画と展開が全く違うとは思いませんでした。


簡単にいうと、知能をもった人型ロボットと人間の絆、の話でしょうか。


従来とは違う、と感じたところは、知能を持ったロボットの誕生過程です。大方、知能なしのロボット達が大量に居る中で、偶然何かのきっかけで知能を持ってしまったロボットができる、というのを想像していましたが、

この映画では、開発者がちゃんと作りたくて作った、ということです。


あと、その開発過程とかも従来よりも長く描いていました。私はそれが長すぎるなーと感じてしまったのですが、必要だったのでしょうか?主役はチャッピー(知能を持ったロボット)なのに、それがなかなか出てこなくてムズムズしました笑



あと、個人的に期待外れだったのが、戦ったり逃げたりなどのシーンが思ったよりも少なかった、というより戦うシーンはほぼなかったです。

私の好みからして残念でした。



その代わり、もっとチャッピーの心、周りの人間の心、に関係するようなところを沢山描いていました。徐々に幼い子供の心から大人の心へと変わるチャッピー。様々な経験をして人間の悪い部分も少し心に出てくるも、やはり人間とは違い、本質的には最後まで純粋でまっすぐな心でいつづけるチャッピー。それに影響される周りの人たち。


普通に感動する映画だと思います。



あと、結末ですが、個人的には「それはアカンやろー」と思ってしまった結末でした。一応ハッピーエンドですが、個人的にはハッピーエンドともいえない感じです。




評価 ★★★☆☆