
今日のオススメ映画は「プロバンス物語~マルセルの夏~」。
すごくいい映画なのに、日本のアマゾンではレンタル落ち商品しか扱ってません。
なんという待遇。
ちなみに、映画レビューも、日本語のはみつかりませんでした。
(過去に私が書いたものが、上位に来てたりするほど。
)なんでや~~~?
ここから、以前書いたレビューです。
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南仏が舞台の心温まるお話。
この映画ですんごく癒されました、私。
主人公は、教師の父と優しく美しい母、弟と共に
南仏で暮らす10歳位の少年マルセル。
小さいときから教壇に立つ父を見て育ち、
父親を尊敬と憧れの眼差しで見つめるマルセルは、
ある年の夏、家族と叔父夫婦と共に、
ヴァカンスで大自然に囲まれたプロヴァンスの丘で過ごす事になる。
私は女だし、少年時代を経験したこともなければ、
あのようなフランスの大自然でヴァカンスなど楽しんだ事ももちろんないのだけれど、
何故か無性に懐かしい気持ちになる。
それは多分、映画全体を通して、
少年であるマルセルの目線で描かれているからだろう。
彼が見つめる父親、母親、その他の大人たち、見たこともない新しい世界、
などなどがものすごく新鮮で、且つ懐かしい。
少年が少しずつ外の世界を知り、大人になっていく瞬間が、
まばゆいほどの映像で綴られていく。
この映画を撮ったイヴ・ロベール監督は、
きっと少年の気持ちを持ち続けている人だろう、と確信した。
尊敬する父親が叔父に連れられて、初めてハンティングに行くことになるのだが、
その時のマルセルの父に対する期待と失望がなんとも切ない。
いつも厳格で頼もしい父親が、叔父に馬鹿にされたように
一からハンティングを教わっている姿を見て、
どうしても父に名誉を与えたいと思う子供心が泣かせる・・・。
そして結局大物をしとめた父親に飛びついて喜ぶマルセルが
もう~めちゃくちゃ可愛いのだ。
(実際、このマルセル役の少年はものすごく美形。ファンになりましたわw)
お父さんはお父さんで、厳格さを保ちつつも、優しく、
子供を愛する姿が伝わってきて、これぞ父と息子の鑑のようだ。
この話は以前オススメ映画として紹介した
「愛と宿命の泉」の原作者でもある作家、マルセル・パニョルの
少年時代のエピソードらしいが、理想的な家族像を描いてくれている。
今の時代に生まれたうちの息子達にも、少年時代に一度でもいいから、
こういうワクワクするかけがえのない経験をさせてあげたい、心からそう思った。
言葉には言い尽くせないけど、本当に癒される映画です。
母への思いを綴った続編も良かったので、次回ご紹介します。