全米映画俳優組合賞(SAGAwards)
助演男優賞受賞
マハーシャラ・アリとハグするヴィゴ
左は『グリーンブック』ピーター・ファレリー監督
日本時間では25日朝発表の第91回アカデミー賞
今さらながらに、全部門予想を簡単に書いておきます。
作品賞
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』
『バイス』
太字は鑑賞済みの作品。
昨年こんな記事書きました↓クリックで記事へ
アカデミー賞2019主演男優賞はヴィゴ・モーテンセン『グリーン・ブック』決定!(個人の予想です)
個人的にはヴィゴ主演の『グリーンブック』
受賞したら嬉しいけど、
東京国際映画祭2018で観た『ROMA/ローマ』
本当に素晴らしくて、
昨年の新作外国映画マイベスト1にしました。
アカデミー賞のロビー活動宣伝費は膨大で、
受賞を争っている『ROMA/ローマ』『グリーンブック』『ブラック・クランズマン』
この3作品はそれぞれハーヴェイ・ワインスタインの弟子が責任者でしのぎを削っています。
『ROMA/ローマ』は作品の制作費と同じ1500万ドルの宣伝費投じて…
カンヌから締め出されたNetflixも絶対に作品賞取りたいでしょう。
Netflixのビジネス戦略は抜きにして、
『ROMA/ローマ』の作品的価値はとても高いです。
東京国際映画祭のチケット取るのは苦労したけど、
配信で見るわけには行かなかったので、
劇場鑑賞出来たことは本当に良かったです。
映像も音響も最高なのでNetflixで見る場合は、
できるだけ大きな画面とヘッドホンをオススメします。
『ROMA/ローマ』『グリーンブック』『ブラック・クランズマン』作品賞はこの3本の中から出ると予想され私的にはどれが受賞でも嬉しいし、
『ROMA/ローマ』か『グリーンブック』が受賞することが濃厚でしょう。
毎年自分の好みでなく、
賞レースウォッチなどから客観予想してるのですが(そして作品賞外してる…)
今年は好みとしても難しい。
『グリーンブック』3月1日公開で未見なこともあり、
昨年のマイベスト1の『ROMA/ローマ』にします。
監督賞はパヴェウ・パヴリコフスキ、アルフォンソ・キュアロン、ヨルゴス・ランティモスの3人が外国人で、スパイク・リーが黒人でアダム・マッケイ。そろそろスパイクにも取って欲しいところ。ですが受賞はアルフォンソでしょう。
主演男優賞はヴィゴに取って欲しい気満々だし、
ウィレム・デフォーにも早く取って欲しい。クリスチャン・ベールでも嬉しいけど、
真っ白なアカデミー賞批判もあり前哨戦からみてもラミ・マレック。
主演女優賞はオリヴィア・コールマンも素晴らしかったけどグレン・クローズにもう取ってもらわないと。
助演女優賞
『ROMA/ローマ』マリーナ・デ・タビラ、
『女王陛下のお気に入り』エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、『ビール・ストリートの恋人たち』レジーナ・キング、みんなとても素晴らしかった。『バイス』エイミー・アダムスの演技も期待してる。誰が取ってもいいと思うのだけど、
受賞はレジーナ・キング。
助演男優賞も誰が取っても良いと思ってますが、
マハーシャラ・アリで間違いなし。
脚色賞は『ビール・ストリートの恋人たち』かも…
短編アニメはネットで見られる作品は見ました。自分の好みは「Weekends」「Late Afternoon」ですがまたピクサーでしょう。
短編映画賞
「Fauve」マイ・フレンチ・シネマ・フェスティバル」で見て素晴らしかったです。受賞は『マルグリット』だと思う。見たい作品です。
短編ドキュメンタリー
『エンド・ゲーム 最期のあり方』かもしれないけど『パッドマン』の生理ナプキン製造機でナプキンの製造販売している女性たちを追った「Period. End of Sentence.」が受賞して欲しいです。
衣裳デザイン賞はサンディー・パウエルが『女王陛下のお気に入り』『メリー・ポピンズ リターンズ』の2本でノミネートされていて票が割れそうだから『ブラックパンサー』
音響編集賞『ボヘミアン・ラプソディ』か『ファースト・マン』か悩むところ…
後はノミネート作品省略で予想だけ列記します。
作品賞
『ROMA/ローマ』
監督賞
アルフォンソ・キュアロン
『ROMA/ローマ』
主演女優賞
グレン・クローズ
『天才作家の妻 40年目の真実』
主演男優賞
ラミ・マレック
『ボヘミアン・ラプソディ』
助演女優賞
レジーナ・キング
『ビール・ストリートの恋人たち』
助演男優賞
マハーシャラ・アリ
『グリーンブック』
オリジナル脚本賞
『女王陛下のお気に入り』
脚色賞
『ブラック・クランズマン』
撮影賞
アルフォンソ・キュアロン
『ROMA/ローマ』
編集賞
『ボヘミアン・ラプソディ』
美術賞
『女王陛下のお気に入り』
衣裳デザイン賞
『ブラックパンサー』
メイキャップ&ヘアスタイリング賞
『バイス』
視覚効果賞
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
録音賞
『ボヘミアン・ラプソディ』
音響編集賞
『ボヘミアン・ラプソディ』
オリジナル作曲賞
『ビール・ストリートの恋人たち』
オリジナル歌曲賞
『アリー/スター誕生』「Shallow」
短編映画賞
『マルグリット』
長編ドキュメンタリー賞
「Free Solo」
短編ドキュメンタリー賞
「Period. End of Sentence.」
長編アニメーション賞
『スパイダーマン: スパイダーバース』
短編アニメーション賞
『BAO』
外国語映画賞
『ROMA/ローマ』
こんな時間にアップしてなんなんだですよね
ハリウッド映画の新作は殆ど見なくなってるし、
アカデミー賞の予想記事も書く予定なかったのですが、
そういえば今年はまだブログ記事書いてなかったなぁ…
全部門予想記事毎年恒例だったし、
まぁメモ的にでも書いておこうかと考えました。
今私は遠距離介護帰省中ですが、
手伝いや家事してて気づいたら11時過ぎてて…
とりあえず家事ひと段落させ
焦って書き始めたけど久しぶりなので、
書くの遅い遅い…
近年予想の的中率下がってきていて、
昨年は24部門中当たりは19部門。
今年は前哨戦ウォッチもあまりしてこなかったのでどうかな…
23日(土)は恵比寿映像祭「ウテ・アウラント特集フィルムという日常の運動」草野なつか監督『王国(あるいはその家について)』両監督のトーク聞けて良かった!毎年全体をゆっくり見たいと思いながら今年も時間なくざっと見て日仏会館「三宅唱監督+YCAM《ワールドツアー》」とても居心地よくお尻に根が生えそうでいつまでも見ていたかった。動物、子ども、虫のひょうきんな映像多めでニャンコ出て来るとついその画面ばかり見てしまった。音響も最高!三宅監督によく似た人が見てるな〜と思ったらやはりご本人でした。
そして品川から新幹線に乗ったのでした…
昨年の劇場鑑賞は634本でした。