11月2日〜11月8日に投稿したなう | 映画時光 eigajikou

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世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
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浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
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ブログを更新『11月公開鑑賞予定新作映画その1恋人たち/FOUJITA/パリ3区の遺産相続人/ローマに消えた男/モーターズ/ザ・トゥルー・コスト/キャノンフィルムズ爆走風雲録他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12091586920.html
11/4 1:51

『白い沈黙』アトム・エゴヤン監督。時間が交錯するスリリングな迷宮に引き込まれた。初期作品から続く「覗き」「美少女」「フェティシズム」「喪失」は重要な要素。単純にハッピー・エンドとは受け取れず画面に描かれていないもっと奥深い闇の世界に思いが巡り胸のざわつきが収まらず後を引いた。
11/4 2:08

『ヒトラー暗殺13分の誤算』オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督はやはりドイツ映画では手腕を充分発揮できるのか。ヒトラー暗殺未遂事件を単独で行った家具職人ゲオルク・エルザーが主人公のガチでストレートな歴史物。単純な英雄譚にせずエルザーの半生をフィクションを加え見応えあるドラマに
11/4 2:16

『沖縄うりずんの雨(戦後70年、沖縄は問いかける)』ジャン・ユンカーマン監督。本土の人間が知らな過ぎる沖縄の歴史、基地問題の実態。戦争に翻弄され続けた沖縄の近現代史。本土の人間の無関心が沖縄の人達を傷つけている。日米双方で綿密に取材した長編ドキュメンタリーの力作。でも尖ってない。
11/4 2:25

『ベル&セバスチャン』ニコラ・ヴァニエ監督は本物の冒険家でもあるため、想像以上に雪のアルプス越えなど冒険映画としてスリルがあった。フランスで大ヒットして続編封切も納得。舞台も時代も原作から変えられたが上手い脚色。自然を捉えた映像が素晴らしいスクリーン鑑賞向けの映画。全世代向き。
11/4 2:33

『ベルファスト71』北アイルランド紛争が激化した`71年ベルファストに派遣された英軍新兵(ジャック・オコンネル)が戦場のような危険地域に1人取り残され兵舎に戻ろうとするサバイバル。スリリングでリアルな作品だった。これが長編映画デビュー作だなんて、ヤン・ドマンジュ監督の手腕に唸る。
11/4 2:41

『名もなき塀の中の王』 デヴィッド・マッケンジー監督。ジャック・オコンネル、ベン・メンデルソーン、ルパート・フレンドなど知った顔が演じているがとてもリアル。どう着地するのかワクワクした。これは上手い!面白い!グッと来るなァ!ちょっと涙ぐむほど感動した。今年のマイベスト上位入り。
11/4 2:56

『ボーダレスぼくの船の国境線』アミールフセイン・アシュガリ監督。イラン国境線沿いの立入禁止区域に放置された廃船の中でペルシャ語、アラビア語、英語が母国語の3人が言葉が通じない中で展開されるドラマ。セリフに頼らない映像で見せた、最初の闖入者との緊張感がある前半の展開が良かった。
11/4 3:12

『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』15万枚以上の写真残したのに、誰にも見せなかった謎の女性ストリート・フォトグラファー。自分の作品と物にこれだけ執着がある人物が発表しないで満足していたとは思えない。きっかけをつかめなかった理由に考えが及ばない人はちょいマッチョ入ってると思う。
11/4 3:25

『デヴィッド・ボウイ・イズ』イギリスの国立博物館V&A博物館の2013年のデヴィッド・ボウイ回顧展「David Bowie is」を紹介したドキュメンタリー。イメージフォーラムでアンコール上映あって良かった!50枚入りポストカード買った!展示品大充実の回顧展に行きたかったことョ
11/4 3:35

『ラスト・ナイツ』紀里谷和明監督。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、アクセル・ヘニー、クリフ・カーティス、ペイマン・モアディ、ショーレ・アグダシュルー、安聖基って渋すぎなキャストで得意のキラキラがCGも封印した中世騎士道物。頑張ったみたいだけどこれでいいのキリキリ!?
11/4 3:46

『マイ・インターン』ロバート・デ・ニーロは性的にも現役なカッコいい紳士で軽妙だし、アンちゃんも応援したくなる働く母親な大人のコメディー。見て一時現実を忘れて元気が出る作品なのかな。アンちゃんは仕事もできて浮気夫も許す寛大さ。フェミ的には後退のステレオタイプだっていうと嫌われそう。
11/4 4:02

『エール!』フランス映画としては珍しいストレートな感動作品。セックスについてのオープンでユーモアのある描写や政治に対する皮肉も織り込んだりはしっかりフランス映画のエスプリ。耳が聞こえない家族の中で1人だけ聞こえる娘は歌の才能があり音楽学校を目指す。奮闘する姿が爽やかで存在感がある
11/4 4:10

『炎628』(1985年ソ連)ナチスが白ロシアの628の村を焼きつくした大量虐殺を描いたエレム・クリモフ監督作品をキネカ大森で。40年以上映画を観てきたけど今まで観た映画の中で、一番衝撃を受けた言葉を失う凄まじい映画。アレクセイ・ゲルマンが見るべきソ連映画というのも本当に納得。
11/4 4:23

「ロードムーヴィーの世界」シネマヴェーラ 『この庭に死す』ルイス・ブニュエル監督。豪華キャストで人間の金への欲望、ジャングル・サバイバルとドラマが次々と面白く展開。 『ハネムーン・キラーズ』レナード・カッスル監督。文通利用の結婚詐欺から殺人を犯していく2人の言動がリアル。
11/4 4:43

シネマヴェーラ「ロードムーヴィーの世界」 『春にして君を想う』フリドリック・トール・フリドリクソン監督。公開当時に観たけどかなり忘れていてなんかあったよな~ってラストで自分の記憶力に焦った。 『トラフィック』ジャック・タチ監督。モーターショーのセットは圧巻。愉快な乗り物映画。
11/4 4:55

シネマヴェーラ「ロードムーヴィーの世界」『神の道化師、フランチェスコ』ロベルト・ロッセリーニ監督。フランチェスコの清貧な布教活動が描かれている。ユーモアがある。笑は狙ってないと思うけど。『モーターサイクル・ダイアリーズ』ウォルター・サレス監督。傑作!何度見ても感動。ガエルも最高!
11/4 5:09

小沼勝監督特集「我が映画人生」シネマヴェーラ渋谷。 『NAGISA なぎさ』 2000年。ベルリン国際映画祭キンダーフィルム部門グランプリ。小学6年生のなぎさのひと夏を描いた瑞々しい作品。 『さすらいの恋人眩暈』 1978年。にっかつロマンポルノ作品。可笑しくて、切ない青春映画。
11/4 5:21

ブログを更新!『11月に行く映画祭・特集上映:第16回東京フィルメックス/ムヴィオラ15周年特集上映/ドイツ映画映像の新しい地平/ポーランド映画祭/メナヘム・ゴーラン映画祭 他」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12092313865.html
11/6 2:29

『ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われそして愛された男』アルトマンの足跡を彼の作品、ホームムービーなどの未公開映像、家族や関係者のトークで辿るドキュメンタリー。アルトマンの実験性がその後の映画に与えた影響、彼の亡くなるまで尽きることのなかった旺盛な創造力に胸が熱くなった。
11/6 2:37

『無頼漢 乾いた罪』潜入捜査中も「刑事である自覚を決して忘れない」と、頑張るジェゴン刑事(キム・ナムギル)だが、出会って惹かれてしまった女キム(チョン・ドヨン)の魅力にどう抗ったか...チョン・ドヨンの流石のファム・ファタールぶりを満喫。抑えた演出の切ないクライム・サスペンス。
11/6 2:54

『リンの夢 』2015ドイツ映画映像の新しい地平。強迫神経症気味のホテル室内清掃係のリンが、SM女王の仕事をしているキアラとの新しい愛(同性愛)に目覚める。完璧な色彩デザインと素晴らしい構図、光が美しい端正なルックの作品。抑制の効いた演出でリンの病んだ精神の回復、解放が描かれる。
11/6 3:01

『徘徊 ママリン87歳の夏』 認知症の母と介護する娘を追ったドキュメンタリー。ママリンとアッコちゃんの会話の掛け合いはとても愉快で会場からは笑が起こります。ユーモアたっぷりで私も笑ったけど。でもアッコさんがあそこまで達観できるまでの苦難の過程を考えるととても笑ってはいられません。
11/6 4:31

ブログを更新しました!「デヴィッド・ボウイ・イズ 感想 回顧展紹介ドキュメンタリー映画。回顧展に行けなかったファンは観れば余計に悔しくなる!? シアターイメージフォーラムにて公開中」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12092817174.html
11/8 0:02

「ファスビンダー」2015ドイツ映画 映像の新しい地平。ドイツ文化会館。アンネカトリン・ヘンデル監督のドキュメンタリー映画。16年間で44本の映画を発表し37歳で亡くなったライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの今年は生誕70年。彼の熱狂的な映画制作の現場が仲間達の証言で明らかに。
11/8 1:40

「ロストックの長い夜」2015ドイツ映画 映像の新しい地平。ドイツ文化会館。ブルハン・クルバニ監督(監督の両親はアフガニスタンからの亡命者)1992年8月ロストックの街は失業者があふれ難民への襲撃が日常化。ネオナチの活動に加わる少年たち。現在に続く問題のラストが胸に突き刺さる。
11/8 1:43

「ヴィクトリア」2015ドイツ映画映像の新しい地平。今年のベルリン映画祭銀熊賞(カメラマンのグレーヴレン)ドイツ映画賞主要部門を独占。クラブで出会ったヴィクトリアと若者4人の行動、銀行襲撃の顛末139分をワンショットで撮り切った噂の作品は「観て体験する」しかないスゴイ映画だった!
11/8 1:45

「2015ドイツ映画 映像の新しい地平」ドイツ文化会館。「ヴィクトリア」「ロストックの長い夜」「リンの夢」「ファスビンダー」4本コンプ。「ヴィクトリア」驚きの究極ワンショット映画「ロストックの長い夜」難しいテーマを果敢に提示「リンの夢」不思議な過激さ「ファスビンダー」熱狂的映画術
11/8 1:48