9月公開鑑賞予定新作映画その3徘徊/合葬/ポプラの秋/過ぐる日のやまねこ/シャーリー&ヒンダ他 | 映画時光 eigajikou

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9月公開鑑賞予定新作映画その2

2015年9月下旬公開作品の
日本映画、ドキュメンタリー映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。



『徘徊 ママリン87歳の夏』

『合葬』

『ポプラの秋』

『過ぐる日のやまねこ』

『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』

『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』

『サム・ペキンパー 情熱と美学』

『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』

『3泊4日、5時の鐘』

『NORIN TEN~稲塚権次郎物語』

『シロナガスクジラに捧げるバレエ』

『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』

『ピエロがお前を嘲笑う』










『徘徊 ママリン87歳の夏』予告動画


『徘徊 ママリン87歳の夏』

2015年製作 日本映画

監督:田中幸夫

出演:酒井アサヨ
酒井章子

『凍蝶図鑑』『カメの翼』などの田中幸夫監督が
認知症の母とその娘の
爆笑の日常を綴ったドキュメンタリー。
認知症の母・酒井アサヨは
昼夜関係なく徘徊を繰り返し、
娘・章子はそんな母を見守っている。
認知症を受け入れ、
ちょっとズレた生活もユーモアでしのぎながら
暮らしていく母娘の姿を通して、
老いとは、人間とは何かを見つめなおしていく。
(ぴあ映画生活より)

9月下旬公開の日本映画、ドキュメンタリー映画の中で
一番楽しみにしているのが『徘徊 ママリン87歳の夏』です。









↓『合葬』予告動画


『合葬』

2015年製作 日本映画

浜松シネマイーラでは11月17日(土)~20日(金)上映

監督:小林達夫

原作:杉浦日向子

脚本:渡辺あや

出演:柳楽優弥
瀬戸康史
岡山天音
門脇麦
桜井美南
井之脇海
高山侑子
藤原令子
隆大介
飴屋法水
峯村リエ
小市慢太郎
りりィ
オダギリジョー

ナレーター:カヒミ・カリィ

1980年代に月間漫画ガロに連載され、
日本漫画家協会賞を受賞した、
杉浦日向子の伝説的な同名コミックを
映像化した時代ドラマ。
幕府の解体に反対して戦った
若者たち3人の数奇な運命を描く。
『天然コケッコー』の人気脚本家、渡辺あやが脚色を担当。
柳楽優弥と瀬戸康史が主演を務め、
時代の転換期に直面した若者たちの青春をリアルに体現する。
(ぴあ映画生活より)

杉浦日向子さんの原作の映画化、
今年『百日紅』に続いて2本目は名作の『合葬』。
高校生の時、
「ガロ」に連載されていた
杉浦日向子さんの原作を
リアルタイムで読んでいました。
原作に強い思い入れがあるので、
「映画は映画」って多分割り切れなさそうです。
だから正直観るのが怖いのです。(^o^;)
でも、観てみますョ。

『百日紅 Miss HOKUSAI』 感想
原恵一監督が杉浦日向子の原作を
美しくロックなアニメ映画に
←クリック

合葬 (ちくま文庫)/
杉浦 日向子







↓『ポプラの秋』予告動画


『ポプラの秋』

浜松シネマイーラでも上映

2015年製作 日本映画

監督:大森研一

原作:湯本香樹実

出演:本田望結
中村玉緒
大塚寧々
村川絵梨
藤田朋子
宮川一郎太
山口いづみ
内藤剛志
伊澤柾樹
清塚信也
松本蘭
真木恵未
室龍規

湯本香樹実の同名ロングセラー小説の映画化。
父を亡くした8歳の少女と、不思議な老女の交流を描く。
ドラマ『家政婦のミタ』で注目された子役、本田望結と
ベテラン、中村玉緒の65歳差の共演が実現。
『瀬戸内海賊物語』の大森研一監督。
飛騨高山でロケ。
(ぴあ映画生活より)

これも『合葬』と同じく観るのが怖い映画です。(苦笑)
湯本香樹実さん原作の黒沢清監督『岸辺の旅』も
10月1日に公開ですが、
『岸辺の旅』の方が気持ちが楽。
なぜかと言うと『ポプラの秋』の原作が大好きだから。
湯本香樹実さん原作作品は相米慎二監督の勧めで書いた
『夏の庭 The Friends』も傑作で、
相米慎二監督の映画も名作です。
私は個人的に湯本香樹実さんの小説は、
『ポプラの秋』が一番好きなのです。
もし映画化されるなら
自分が監督・脚色したいぞ。
と、思ってたくらいで。(←どういう根拠だ?(^_^;笑)
大森研一監督も原作に心酔しているそうですが...
予告見ても不安で仕方ないですよ。(苦笑)
でも、怖いもの見たさもあって観るのですけどネ(;^_^A
私の頭の中ではおばあちゃんは北林谷榮さんでした。

ポプラの秋 (新潮文庫)/湯本 香樹実








↓『過ぐる日のやまねこ』予告動画


『過ぐる日のやまねこ』

2014年製作 日本映画

監督:鶴岡慧子

出演:木下美咲
泉澤祐希
植木祥平
中川真桜
田上ひろし
寺十吾
柳憂怜
草薙仁
高野春樹
瀬戸夏実
田中こなつ
目黒真希
為永幸音
菱沼つる子
池田祥一
柳谷一成
植勝正
田中要次
西尾まり
田中隆三

『くじらのまち』が
ぴあフィルムフェスティバル“PFFアワード“で
グランプリ&ジェムストーン賞を受賞した
鶴岡慧子監督の劇場デビュー作。
長野県上田市を舞台に、
身近な人の死に囚われたまま
孤独に生きていたふたりの若者が偶然に出会い、
生への希望を見出していく姿を描く。
出演は『共喰い』の木下美咲、
『超能力研究部の3人』の泉澤祐希。
(ぴあ映画生活より)

PFFのスカラシップ作品は、
『川の底からこんにちは』(2010年)
石井裕也監督以来、機会がなくて
観ていないのです。
今回は観ます。









↓『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』


『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』

英題:Two Raging Grannies

2013年製作 
ノルウェー=デンマーク=イタリア合作映画

監督:ホバルト・ブストネス

出演:シャーリー・モリソン
ヒンダ・キプニス

90歳に手が届くごく平凡なおばあちゃんが、
社会の行く末と経済問題に興味を持ち、
ゼロから勉強を始めて
ウォール街に殴り込む痛快ドキュメンタリー。
タフでめげないおばあちゃんたちが
キュートで微笑ましい一方で、
経済界が成長戦略を続けることで
世の中は破たんへと向かっているのではないか
という疑念を考察してくれる異色のエコノミー映画。
(ぴあ映画生活より)

予告を観ても2人おばあちゃんのパワーに驚きです。
面白そうで楽しみにしています。









↓『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』予告動画


『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』


浜松シネマイーラでも上映

原題:Bolshoi Babylon

2015年製作 イギリス映画

監督:ニック・リード
マーク・フランチェッティ

世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ“の
知られざる舞台裏を密着取材したドキュメンタリー。
華やかなパフォーマンスはもちろん、
芸術監督のセルゲイ・フィーリンが
襲撃された事件や数々のスキャンダルなど、
バレエ団が抱える“秘密“までも赤裸々に映し出す。
強烈な光と影のコントラストが、
クラシックやバレエを知らない人をも惹きつける。
(ぴあ映画生活より)

出演:マリーヤ・アレクサンドロワ
マリーヤ・アラシュ
セルゲイ・フィーリン
ウラジーミル・ウーリン
ボリス・アキーモフ

ボリショイ・バレエ団では、
日本人の岩田守弘さんが、
外国人初のソリストとして活躍されましたね。
セルゲイ・フィーリンが
顔に硫酸を浴びせられた事件は衝撃的でした。
バレエのドキュメンタリー映画を観ると、
背筋が伸びるので好きなんです。(笑)
先日観た『バレエボーイズ』は
応援したくなる少年たちの
ドキュメンタリー映画だったけど、
この映画はボリショイ・バレエ団の暗部に
どこまで切り込んでいるのか
興味があります。









↓『サム・ペキンパー 情熱と美学』予告動画


『サム・ペキンパー 情熱と美学』

原題:Passion & Poetry:
The Ballad of Sam Peckinpah

2005年製作 ドイツ映画

監督:マイク・シーゲル

出演:サム・ペキンパー
アーネスト・ボーグナイン
ジェームズ・コバーン
クリス・クリストファーソン
R・G・アームストロング
センタ・バーガー
アリ・マッグロウ
イセラ・ヴェガ
L・Q・ジョーンズ
マリオ・アドルフ
デイヴィッド・ワーナー
ボー・ホプキンス
ヴァディム・グロウナ
ロジャー・フリッツ
ガーナ―・シモンズ
ルピタ・ペキンパー
ファーン・リー・ピーター
ケイティ・ヘイバー
チャロ・ゴンザレス
マーティン・ルイス
デヴィッド・ウェドル

『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』
といった傑作を放ち、
後進の映画監督たちに多大な影響を与えた
バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー。
アメリカ映画史上の伝説というべき
彼の知られざる実像に迫ったドキュメンタリー。
映画史家で製作者でもある
マイク・シーゲルが私財をもつぎ込み、
妥協なき男ペキンパーの成功と挫折の軌跡を検証する。
(ぴあ映画生活より)

生誕90周年、没後30年ということで、
10年前に制作された
力作ドキュメンタリーが公開されます。
証言者も豪華。貴重な映画なので楽しみです。


以下の作品は余裕があったら
観ようと思っている作品です。
サクッとご紹介します。





↓『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』予告動画


『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』

2015年製作 日本映画

監督:中村佑子
大西隼

出演:内藤礼
谷口蘭
湯川ひな
大山景子
田中恭子
沼倉信子

『はじまりの記憶 杉本博司』の中村佑子監督が
現代美術家・内藤礼の代表作『母型』に
魅了された5人の女性たちを
映し出したドキュメンタリー。
内藤本人にはカメラを向けず、
『母型』に集まった女性たちが抱く喪失や痛み、
生と死に対する言葉を捉え、
内藤のアートの本質“生きていることは、
それ自体、祝福であるのか“という問いに迫っていく。
(ぴあ映画生活より)







↓『3泊4日、5時の鐘』予告動画


『3泊4日、5時の鐘』

2014年製作 日本=タイ合作映画

監督:三澤拓哉

出演:小篠恵奈
杉野希妃
堀夏子
中崎敏
俊太郎
福島珠理
二階堂智

北京映画祭の新人コンペティション部門で
脚本賞を受賞した群像劇。
名匠、小津安二郎が
『東京物語』などの脚本執筆のために
滞在していた定宿でもある
、茅ケ崎の実在の旅館を舞台に、
男女数名の心のもつれ合いを描く。
監督とともに脚本を手がけた三澤拓哉は、
これが初監督作となる新鋭。
練りこんだ物語からにじみ出る
リアリティやユーモアに注目。
(ぴあ映画生活より)





↓『NORIN TEN~稲塚権次郎物語』予告動画


『NORIN TEN~稲塚権次郎物語』

監督:稲塚秀孝

出演:仲代達矢
松崎謙二  
野村真美
藤田弓子  
舞川あいく  
益岡 徹

1960年代、世界の食糧危機が起こった時、
インドやパキスタンの人々を
飢えから救った小麦があった。
その小麦の基となったのは
「NORIN TEN」(小麦農林10号)と呼ばれた、
日本人が育種した小麦だった。
「NORIN TEN」を作ったのは、
育種家 稲塚権次郎(1897~1988)。
今から80年前、
昭和10年岩手県立農事試験場で育てられたのである。
この物語は、今では世界の小麦の70%以上の基となった
「NORIN TEN」の育種者、
稲塚権次郎の愛と苦悩と葛藤を描きます。
そして大正から昭和に至る時代背景と
ふるさと(現在 富山県南砺市)の
美しい自然が舞台となりました。
(公式HPより)







↓『シロナガスクジラに捧げるバレエ』予告動画


『シロナガスクジラに捧げるバレエ』

2014年製作 日本映画

監督:坂口香津美

出演:松下華菜
大久保妃織
新倉真由美
橘春花
白樹栞
坂口香津美
山下直

ドキュメンタリー作品や
『青の塔』『ネムリユスリカ』などの劇映画を手掛け、
人間の命の営みをセンセーショナルな映像美で
描いてきた坂口香津美監督による長編第6作目。
震災による大津波で家族を失った幼い姉妹が
懸命に生き抜く姿を描く。
チェロ奏者・海野幹雄と
ピアニスト・新垣隆が奏でる重厚メロディが、
生と死という壮大なテーマを支える。
(ぴあ映画生活より)







↓『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』予告動画


『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』


2015年製作 日本映画

監督:藤原道夫

出演:中村桂子
末盛千枝子
新宮晋
伊東豊雄
赤坂憲雄
関野吉晴

“人間は生きものであり自然の一部“と語る
生命誌研究者・中村桂子の日常に密着し、
その哲学と活動を追ったドキュメンタリー。
東日本大震災の後、宮沢賢治を読み直した中村は、
『生命誌版 セロ弾きのゴーシュ』を上演し、
賢治の故郷、盛岡・花巻を旅する。
舞台が完成するまでの過程を通して、
今、紡ぐべきものは何なのかを明らかにしていく。
(ぴあ映画生活より)









↓『ピエロがお前を嘲笑う』予告動画


↓Who Am I - Kein System ist sicherトレーラー


『ピエロがお前を嘲笑う』

原題:Who Am I - Kein System ist sicher

2014年製作 ドイツ映画

監督:バラン・ボー・オダー

出演:トム・シリング
エリアス・ムバレク
ヴォータン・ヴィルケ・メーリング
アントニオ・モノー・Jr.
トリーヌ・ディルホム
ハンナー・ヘルツシュプルング

幾重にも張り巡らされたトリックの数々が評判を呼び
ドイツで大ヒットを記録したサイバースリラー。
米バラエティ誌が“世界で注目すべき映画監督10人“に
選出した新鋭バラン・ボー・オダーが監督を務め、
殺人容疑がかかった天才ハッカーの自白と
事件の真相とが奇妙に食い違っていく様を描く。
主演は『コーヒーをめぐる冒険』のトム・シリング。
(ぴあ映画生活より)


4回シリーズでお届けしました。(^-^)/

9月公開鑑賞予定新作映画その1
黒衣の刺客、EDEN/エデン、
天使が消えた街、シーズン・オブ・レイ他
←クリック


9月公開鑑賞予定新作映画その2
草原の実験/ハッピー・ボイス・キラー
バードピープル/ぼくらの家路他



戦後の風景と人々の暮らし、
黒沢清レトロスペクティヴ、
スウェーデン映画祭、PFF他
9月に観たい特集上映
←クリック



今日は娘の20歳の誕生日でした。
あっと言う間の20年でした。(^o^;)
とりあえず、娘がはたちになるのを
観られて良かったです。(^_^;)










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グザヴィエ・ドランとネコヽ(=^・ω・^=)丿