2015第87回アカデミー賞直前予想
いよいよ、2月22日夜(日本時間23日朝)
アカデミー賞授賞式で発表されます。
ノミネートされた全員が集まる昼食会、
ノミネート・ランチョンの集合写真
いつも書いていることですが、
予想はギャンブル的な楽しみでやっています。
作品の評価や自分の好みなどでなく、
海外の映画サイトの予想記事やオッズなどを見て
予想しています。
昨年は24部門中21部門当たりました。
闘病中のため昨年ほどリサーチをしていませんが、
今年はどうでしょうか。
作品賞
予想:『6才のボクが、大人になるまで。』
リチャード・リンクレイター、キャスリーン・サザーランド
次点:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、
ジョン・レッシャー、ジェームズ・W・スコッチドープル
・『アメリカン・スナイパー』
クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、
アンドリュー・ラザー、ブラッドリー・クーパー、ピーター・モーガン
・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
ノラ・グロスマン、イド・オストラウスキー、テディー・シュウォーツマン
・『グランド・ブダペスト・ホテル』
ウェス・アンダーソン、スコット・ルーディン、
スティーヴン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン
・『セッション』
ジェイソン・ブラム、ヘレン・エスタブルック、
デイヴィッド・ランカスター
・「Selma セルマ」
クリスチャン・コルソン、オプラ・ウィンフリー、
デデ・ガードナー、ジェレミー・クレイナー
・『博士と彼女のセオリー』
ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、
リサ・ブルース、アンソニー・マクカーテン
作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』
がダントツの強さを見せていましたが、
全米製作者組合賞(PGA)は『バードマン』が受賞して、
『バードマン』に流れが変わってきました。
『バードマン』が作品賞と監督賞の2冠になるかもしれません。
予想はとても難しいのですが、
監督賞はまず、
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が
受賞すると思われるので、
分け合うとみて、
『6才のボクが、大人になるまで。』
の予想にしました。
監督賞
予想:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
次点:『6才のボクが、大人になるまで。』リチャード・リンクレイター
・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』モルテン・ティルドゥム
・『グランド・ブダペスト・ホテル』ウェス・アンダーソン
・『フォックスキャッチャー』ベネット・ミラー
主演男優賞
予想:エディー・レッドメイン 『博士と彼女のセオリー』
次点:マイケル・キートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
・スティーヴ・カレル『フォックスキャッチャー』
・ブラッドリー・クーパー『アメリカン・スナイパー』
・ベネディクト・カンバーバッチ『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
主演男優賞もマイケル・キートンの受賞予想が強かったですが、
全米映画俳優組合賞はエディー・レッドメインが受賞。
流れはエデイに。
サプライズでブラッドリー・クーパーがあるかも!?
主演女優賞
予想:ジュリアン・ムーア 『アリスのままで』
・フェリシティー・ジョーンズ『博士と彼女のセオリー』
・マリオン・コティヤール『サンドラの週末』
・リース・ウィザースプーン「Wild」
・ロザムンド・パイク『ゴーン・ガール』
助演男優賞
予想:J・K・シモンズ 『セッション』
・イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』
・エドワード・ノートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
・マーク・ラファロ『フォックスキャッチャー』
・ロバート・デュヴァル『ジャッジ 裁かれる判事』
助演女優賞
予想:パトリシア・アークエット 『6才のボクが、大人になるまで。』
・エマ・ストーン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
・キーラ・ナイトレイ『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
・メリル・ストリープ『イントゥ・ザ・ウッズ』
・ローラ・ダーン「Wild」
オリジナル脚本賞
予想:『グランド・ブダペスト・ホテル』脚本:ウェス・アンダーソン
ストーリー:ウェス・アンダーソン、ヒューゴ・ギネス
次点:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、
アレクサンダー・ディネラリス、
アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ
・『6才のボクが、大人になるまで。』リチャード・リンクレイター
・『フォックスキャッチャー』E・マックス・フライ、ダン・ファターマン
・「Nightcrawler」ダン・ギルロイ
脚色賞
予想:『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
グレアム・ムーア
次点:『セッション』デイミアン・チャゼル
・『アメリカン・スナイパー』ジェイソン・ホール
・『インヒアレント・ヴァイス』ポール・トーマス・アンダーソン
・『博士と彼女のセオリー』アンソニー・マクカーテン
撮影賞
予想:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 エマニュエル・ルベツキ
・「Unbroken」ロジャー・ディーキンス
・『イーダ』ウカシュ・ジャル、リシャルト・レンチェフスキ
・『グランド・ブダペスト・ホテル』ロバート・イェーマン
・『ターナー、光に愛を求めて』ディック・ポープ
編集賞
予想:『6才のボクが、大人になるまで。』サンドラ・エイデアー
次点:『セッション』 トム・クロス
・『アメリカン・スナイパー』 ジョエル・コックス、ゲイリー・D・ローチ
・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
ウィリアム・ゴールデンバーグ
・『グランド・ブダペスト・ホテル』 バーニー・ピリング
美術賞
予想:『グランド・ブダペスト・ホテル』
プロダクション・デザイン:アダム・ストックハウゼン
装飾(Set Decoration):アンナ・ピノック
・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
プロダクション・デザイン:マリア・ジャーコヴィック
装飾(Set Decoration):タチアナ・マクドナルド
・『インターステラー』
プロダクション・デザイン:ネイサン・クロウリー
装飾(Set Decoration):ゲイリー・フェティス
・『イントゥ・ザ・ウッズ』
プロダクション・デザイン:デニス・ガスナー
装飾(Set Decoration):アンナ・ピノック
・『ターナー、光に愛を求めて』
プロダクション・デザイン:スージー・デヴィース
装飾(Set Decoration):シャーロット・ワッツ
衣裳デザイン賞
予想:『グランド・ブダペスト・ホテル』ミレーナ・カノネロ
・『イントゥ・ザ・ウッズ』コリーン・アトウッド
・『インヒアレント・ヴァイス』マーク・ブリッジス
・『ターナー、光に愛を求めて』ジャクリーン・デュラン
・『マレフィセント』アンナ・B・シェパード、ジェーン・クライブ
メイキャップ&ヘアスタイリング賞
予想:『グランド・ブダペスト・ホテル』
フランシズ・ハノン、マーク・クーリエ
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
エリザベス・ヤニー-ジョージウー、デヴィッド・ホワイト
・『フォックスキャッチャー』
ビル・コルソ、デニース・リディアード
音響編集賞
予想:『アメリカン・スナイパー』
アラン・ロバート・マレー、バブ・アスマン
・「Unbroken アンブロークン」
ベッキー・サリバン、アンドリュー·デクリストファロ
・『インターステラー』
リチャード·キング
・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
マーティン·ヘルナンデス、アーロン·グラスコック
・『ホビット 決戦のゆくえ』
ブレント·バーグ、ジェイソン·カノーバス
録音賞
予想:『アメリカン・スナイパー』
ジョン・T・リッツ、グレッグ・ルドロフ、ウォルト・マーティン
次点:『セッション』
クレイグ・マン、ベン・ウィルキンス、トーマス・カーレイ
・「Unbroken アンブロークン」
ジョン·テイラー、フランク·A.モンターノ、
デビッド·リー
・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
ジョン・テイラー、フランク・A・モンターノ、
トーマス・ヴァルガ
・『インターステラー』
ゲイリー・A・リッツ、グレッグ・ランデイカー、
マーク・ヴァインガルテン
予想と次点は悩みました。『セッション』が受賞かも。
視覚効果賞
予想:『インターステラー』
ポール·フランクリン、アンドリュー·ロックリー、
イアン·ハンター、スコット·フィッシャー
次点:『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
ジョー・レッテリ、ダン·レモン、
ダニエル·バレット、エリク·ウィンクイスト
・『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ダン・デリーウ、ラッセル・アール、
ブライアン・グリル、ダン・スディック
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ステファン・セレッティ、ニコラス・アイターディー、
ジョナサン・フォークナー、ポール・コーホールド
・『X-MEN:フューチャー&パスト』
リチャード·スタマーズ、ルー·ペコラ、
ティム·クロスビー、キャメロン・ウォルド
予想と次点で悩みました。
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』が受賞かも。
オリジナル作曲賞
予想:『グランド・ブダペスト・ホテル』アレクサンドル・デスプラ
次点:『博士と彼女のセオリー』ヨハン・ヨハンソン
・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』アレクサンドル・デスプラ
・『インターステラー』ハンス・ジマー
・『ターナー、光に愛を求めて』ゲイリー・ヤーション
ここも予想と次点で悩みました。
結局好みを入れてしまいました。
オリジナル歌曲賞
予想:「Selma セルマ」-‘Glory’
音楽・詞:ジョン・レジェンド、コモン
歌:ジョン・レジェンド、コモン
・「Glen Campbell: I'll Be Me」-‘I’m Not Gonna Miss You’
音楽・詞:グレン・キャンベル、Julian Raymond
歌:グレン・キャンベル
・『はじまりのうた』-‘Lost Stars’
音楽・詞:グレッグ・アレクサンダー、ダニエル・ブライズボア
歌:キーラ・ナイトレイ
・「Beyond the Lights」-‘Grateful’
音楽・詞:ダイアン・ウォーレン
歌:リタ・オラ
・『LEGO ムービー』-‘Everything Is Awesome
音楽・詞:ショーン・パターソン
歌:Tegan and Sara feat. The Lonely Island
長編ドキュメンタリー賞
予想:「CitizenFour シチズンフォー」(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(監督)、Mathilde Bonnefoy、Dirk Wilutzky
・「Finding Vivian Maier」(米) John Maloof(監督)、Charlie Siskel(監督)
・「Last Days in Vietnam」(米) 監督:ロリー・ケネディー(監督)、Keven McAlester
・「The Salt of the Earth」(ブラジル・伊・仏) ヴィム・ヴェンダース(監督)、Juliano Ribeiro Salgado(監督)、David Rosier
・「Virunga」(英) 監督:Orlando von Einsiedel(監督)、Joanna Natasegara
短編ドキュメンタリー賞
予想:「Crisis Hotline: Veterans Press 1」
(米) 監督:Ellen Goosenberg Kent(監督)、Dana Perry
次点:「Joanna」(ポーランド) Aneta Kopacz(監督)
・『私たちの受難』“Our Curse(Nasza klatwa)”(ポーランド) トーマシュ・シリヴィンスキ(Tomasz Sliwinski)(監督)
・「The Reaper(La Parka)」(メキシコ) Gabriel Serra Arguello(監督)
・「White Earth」(米) J. Christian Jensen(監督)
外国語映画賞
予想:『イーダ』(ポーランド)
監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
次点:「Wild Tales (Relatos salvajes) ワイルドテイルズ」
(アルゼンチン・スペイン)
監督:Damian Szifron
・「Leviathan リヴァイアサン」(ロシア)
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
・「Tangerines(Mandariinid) タンジェリン」(エストニア・グルジア)
監督:Zaza Urushadze
・「Timbuktu(Le Chagrin des oiseaux)トンブクトゥ 」(仏・モーリタニア)
監督:アブデラマン・シサコ
長編アニメーション賞
予想:「How to Train Your Dragon 2 ヒックとドラゴン2」(米)
ディーン・デュボア(監督)、ボビー・アーノルド
・『ベイマックス』(米)
ドン・ホール(監督)、クリス・ウィリアムズ(監督)、ロイ・コンリ
・「The Boxtrolls」(米)
グラハム・アナベル(監督)、アンソニー・スタッチ(監督)、トラヴィス・ナイト
・「Song of the Sea」(アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・仏・デンマーク) 監督:トム・ムーア(監督)、Paul Young
・『かぐや姫の物語』(日) 高畑勲(監督)、西村義明
短編アニメーション賞
予想:『愛犬とごちそう』“Feast”(米)
パトリック·オズボーン(監督)、クリスティーナ·リード
次点:『ダム・キーパー』“The Dam Keeper”(米)
ロバート・コンドウ(監督)、堤大介(Dice Tsutsumi) (監督)
『ザ・ビガー・ピクチャー』“The Bigger Picture”(英)
デイジー・ジェイコブス(Daisy Jacobs)(監督)、クリストファー・ヒース
・「Me and My Moulton」(カナダ・ノルウェー)
トーリル・コーヴェ(Torill Kove)(監督)
・「A Single Life」(オランダ)
Joris Oprins(監督の1人)
この部門は予想した『愛犬とごちそう』
が受賞しそうだけど、
個人的には他の4本の方が好きです。
『ダム・キーパー』(日本人の堤大介監督が監督の1人)
『ザ・ビガー・ピクチャー』の2本を次点にしたいです。
短編映画賞
予想:『一本の電話』“The Phone Call”(英)
マットカークビー(監督)、ジェームズ·ルーカス
次点:「Boogaloo and Graham」(北アイルランド・英)
マイケル·レノックス(監督)、ローナン·ブラニー
・「Aya」(仏・イスラエル)
Oded Binnun(監督)、Mihal Brezis(監督)
・『チベットの埃』“Butter Lamp(La lampe au beurre de yak/酥油燈)”(中・仏)
Hu Wei(胡佛)(監督)、ジュリアン·フェレ
・「Parvaneh」(スイス)
Talkhon Hamzavi(監督)、Stefan Eichenberger