エリジウム感想/マット出演 恋するリベラーチェ、ミケランジェロ・プロジェクト、ザ・ゼロ・セオレム | 映画時光 eigajikou

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世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)

『エリジウム』
Elysium
アメリカ映画 2013年製作
TOHOシネマズ浜松で鑑賞

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↓予告動画


監督・脚本・製作:ニール・ブロムカンプ

出演:マット・デイモン      マックス・ダ・コスタ
    ジョディ・フォスター   デラコート長官
    シャルト・コプリー    クルーガー
    アリシー・ブラガ     フレイ
    ディエゴ・ルナ      フリオ
    バグネル・モーラ     スパイダー
    ウィリアム・フィクトナー ジョン・カーライル
    ファラン・タヒール    パテル総裁

「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督がマット・デイモンを主演に迎え、富裕層と貧困層に二分された世界を舞台に描くSFサスペンスアクション。2154年、人類はスペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と、荒廃した地球に取り残された貧困層とに二分されていた。地球に住む労働者で、事故により余命5日と宣告されたマックスは、エリジウムにはどんな病気でも治すことができる特殊な装置があることを知り、厳しい移民法で出入りが制限されているエリジウムへ潜入を試みる。エリジウム政府高官役でジョディ・フォスターが共演。「第9地区」のシャルト・コプリーも出演。(映画.COMより)

せっかくフリーパスポートがあるから初日に観ました。
シネコンでかかる大作はご覧になる方が多いし、
私の感想などダラダラ書いて読んで戴くのもナンだナ。
と思うのです。
「おもてなし」精神旺盛なのでσ(^_^;)
新作情報、画像集めているうちに
アップが遅くなってしまうのですけどね(-"-;A
『エリジウム』については、

ディストピアSF映画の王道

作品ですね。ビッグバジェットで派手に作りました。
アラが出やすい明るいシーンのVFXもとてもキレイです。
『第9地区』
第9地区 [DVD]/シャールト・コプリー,デヴィッド・ジェームズ,ジェイソン・コープ

を、もっと贅沢にしたヴィジュアルで、
豪華スターも使ってサービス満点な
見応えある作品にしています。
私はSF映画が好きだし、
ディストピアSF映画も好きです。
だからこの作品も楽しめました。
『第9地区』とどっちが好きかというと、
自分的には『第9地区』になってしまいますけど。
『第9地区』は独特の抒情性があって、
キュートなエビ星人がたまりませんでしたナア。
この『エリジウム』海外評ではいろいろと文句付けられてたし、
過剰な期待はしていませんでした。
でも、面白かったけどすぐに飽きてしまった『パシフィック・リム』
に比べると、最後までしっかり観られました。
ニール・ブロムカンプ監督は1979年生まれで、
まだ34歳になったばかり。
このビッグバジェット映画をよく作り上げたと思います。
リブートや原作ものでなくオリジナルですからね。
これからも期待したい監督デス。
もう次回作が決まっています。
今度はSFコメディー映画の「チャッピー Chappie(原題)」
アメリカで2015年3月27日公開予定です。
人工知能を持つロボットが盗まれる話。
またシャルト・コプリーも出演します。
『エリジウム』はシリアスでしたが、
今度はコメディーってことなので、
また違った雰囲気の作品になるでしょうから楽しみです。
もう、この秋から制作に入ります。

私がこの『エリジウム』で一番楽しみにしていたのは、
ディエゴ・ルナラブラブでして。
マット・デイモンの友だちフリオ役。
途中までディエゴ萌えだけで充分楽しんじゃってました(笑)
『エリジウム』の撮影中の写真でこれを見つけてから、
待っていましたからネニコニコ
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今回のディエゴはルックスがとても可愛らしくってニヤついて観てました(笑)
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ディエゴの盟友ガエル・ガルシア・ベルナルラブラブと2人とも大好きなんですニコニコ
ディエゴ出演のおススメ映画↓
ルドandクルシ [DVD]/
ガエル・ガルシア・ベルナル,ディエゴ・ルナ,ギレルモ・フランチェラ


ミスター・ロンリー [DVD]/
ディエゴ・ルナ,サマンサ・モートン,ドニ・ラヴァン

天国の口、終りの楽園。 [DVD]/
ガエル・ガルシア・ベルナル,ディエゴ・ルナ,マリベル・ベルドゥ

ミルク [DVD]/
ショーン・ペン,ジェームズ・フランコ,
ディエゴ・ルナ,ジョシュ・ブローリン


『第9地区』では主演だったシャルト・コプリーは、
今回は凶暴なエージェント役。
日本刀振り回すし、「ニンジャ」がらみのセリフはあるし、
また愛国心の強い皆さんから文句言われるんでしょうかねェ。
私はそんなことはどうでもいいです。

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マットの幼馴染みフレイ役のアリシー・ブラガ↓     
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貧困層のリーダー・スパイダー役のバグネル・モーラ↓
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『ローン・レンジャー』にも出ていたウィリアム・フィクトナーは、
『ダークナイト』でヒース・レジャーのジョーカーにやられたくらい、
酷い目に合いますが、今回は自業自得↓
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皆さん、良かったですよ。

ハーバード大VSイェール大になった
マット・デイモンとジョディー・フォスター↓
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ジョディーは辣腕デラコート長官で、
さすがの迫力なのですが...

マット・デイモンはこんな顔で!?
ハーバード大入っていて(中退)IQ高いって信じられない!?
でも、自己プロデュースが上手くてやはり知能派ですね。
今回も、『恋するリベラ―チェ』でもしっかりワークアウト↓
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これは見たくない人いるかもだから小さくしておきました(笑)


ここから、マット・デイモンが出演する新作映画のご紹介。
11月1日から、
今年のカンヌ映画祭のコンペティション部門に出品された、
『恋するリベラーチェ/Behind the Candelabra(原題)』
が公開されます。
リベラーチェの盲目の愛犬ベイビー・ボーイとして登場した
白いプードルがパルムドッグ賞を受賞しました。
派手な衣装やパフォーマンスで一世を風靡した
ゲイのピアニストリベラーチェをマイケル・ダグラス、
恋人のスコット・ソーソンをマット・デイモンが演じています。
この作品は私がカンヌ映画祭のレポートをした記事でも紹介しました。

スティーブン・ソダーバーグは『トラフィック』(2000年)の製作中にマイケル・ダグラスに初めてリベラーチェの映画のアイデアを話した。2008年、ソダーバーグはスコット・ソーソンの回想録『Behind the Candelabra: My Life With Liberace』を基としたアイデアを脚本家のリチャード・ラグラヴェネーズに話した。同年9月、プロジェクトは公式に発表され、マット・デイモンがソーソン役で契約し、またダグラスがリベラーチェ役に交渉された。
翌年、ダグラスは正式に契約を交わした。それから数年にわたってソダーバーグは企画を進めるが、ハリウッドのスタジオ側の「あまりにも同性愛的」であるという理由から資金調達は難航した。この長い企画段階の間、ダグラスとデイモンは出演降板をすることはなかった。最終的にHBOフィルムズが引き受け、2012年に2300万ドルの予算で約30日間の撮影が行われた。(ウィキペディアより)


HBOはアメリカのタイム・ワーナー傘下のケーブルテレビ局で、
(日本だとWOWOWのような位置にあたる)
『恋するリベラーチェ』はTV映画として制作されたので、
『サイド・エフェクト』を「最後の劇場映画」と言っているんですね。
でも、アメリカのTV映画って日本と規模が違いますからネ、
特報やトレーラーを見て戴くと分かりますが、
TV映画だか劇場映画だか、言われなければ分かりませんョ。
↓日本版特報映像の動画

↓トレーラー


ダン・エイクロイド、ロブ・ロウ、デビー・レイノルズ(ノ゚ο゚)ノ(『雨に唄えば』)
などが共演。(この項『サイドエフェクト』←クリック記事から再掲)

『ミケランジェロ・プロジェクト The Monuments Men(原題)』
2014年1月日本公開
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↓予告動画


これは、ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演
マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、
ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン
など、豪華スターの出演。
原作は、ロバート・M・エドゼル
「ナチ略奪美術品を救え 特殊部隊『モニュメンツ・メン』の戦争」
ナチ略奪美術品を救え─特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争/ロバート M エドゼル

第二次大戦下で、教会など歴史的建造物の被害を減らすために
設立された連合軍の部隊「モニュメンツ・メン」
ナチスとの戦いが進行するにつれて当初の目的以上に、
ナチスによって奪われた美術品・文化財を取り戻すことを
ミッションとするようになった。
実際に、ヨーロッパの最前線で従軍した
8人の「モニュメンツ・メン」たちに取材し、
関係者のインタビューや手紙などを駆使して描かれた著作は、
すでに世界中で大きな話題となっており、
ジョージ・クリーニーが長い間、映画化を熱望していたことでも知られていた。
原作では、ヒトラーの自殺後に、
膨大な美術品が爆破されそうになっていたところを
危機一髪で救い出した彼らの活躍が物語のハイライトであるが、
映画においてはこうした部分がどのように描かれるのか、注目が集まっている。
(THE NEW CLASSICより)
2014年のアカデミー作品賞最有力は、
先日終わったトロント国際映画祭2013で、
スペシャル・プレゼンテーション部門でピープルズ・チョイス賞を受賞した、
スティーブ・マックイーン監督の
『12 Years a Slave 12イヤーズ・ア・スレイヴ』←クリックで紹介記事
最有力と目されていますが、
この『ミケランジェロ・プロジェクト』も有力候補です。

ベネチア国際映画祭2013のコンペティション部門に出品された、
テリー・ギリアム監督作『The Zero Theorem(ザ・ゼロ・セオレム)』
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↓予告動画

主演はクリストフ・ヴァルツ。 
マット・デイモン、メラニー・ティエリー、
デヴィッド・シューリス、ルーカス・ヘッジズ、
ベン・ウィショー、ティルダ・スウィントン、
ピーター・ストーメア、他。

テリー・ギリアム監督による
『Dr.パルナサスの鏡』以来の長編となるSF映画。
クリストフ・ヴァルツが演じたのは
自身の人生を左右するであろう一本の電話を待つ内向的な主人公の男。
その男が極秘プロジェクトを命じられ、
人類の存在理由に迫っていく内容。
デザインは『ブレードランナー』、
色彩は「セサミストリート」と報じられた。
近未来のロンドン近郊、
ソフトウェア開発者レスは
スーパーコンピューター・ゼロの定理に触れる機会を得る。
そしてある極秘プロジェクトに携わるのだった。
(シネマ・トゥデイより)
マット・デイモンはこんなルックスで登場にひひ
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え~、ここまでお付き合い下さってありがとうございました。
何の記事だか分からなくなりましたね。
『エリジウム』から始まりました。
私は映画を見る時は楽しみたいニコニコ
これからご覧になる方のために、
なるべくネガティヴ情報は書きたくないと思っています。
守ってない時もありますけど。

『エリジウム』は70年代の『ソイレント・グリーン』などの、
ディストピアSF映画が好きだった方には、
プロットに新鮮味がないと思われるか、
現代的なディストピアSF映画として楽しまれるか、
どちらかじゃないかと思うし、
新しい世代の方には、見応えのある映画だと思いますョ。
気になっている方は皆さんご覧になられると思いますが、
迷っている方もご覧になって損はない作品でしょう目
このヒロイズムを政治的に深読みするのは、
ご覧になった人それぞれの感性でいいんじゃないかな~

長くなりました。
おしまい。

最近観てスゴク面白かったエンタメ映画は『アイアン・フィスト』です。
早く記事書きたいけど、ちょっと先になりそうデス。

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