Talk about キネピアノ ~ロイドのブロードウェイ | おきらく映画ファンクラブ

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Talk about キネピアノ

生誕130年記念!

現代コメディの基礎を作った

喜劇の天才・ハロルド・ロイド

「ロイドのブロードウェイ」

(1919・米・25分)

TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE・2階

やっと繁忙期が終わりまして

さぁ映画だ!となるはずが

ちょっとしたアクシデントで

ショックから立ち直るのに

少し時間がかかりました。

しかし、繁忙期明け一発目の映画は

私の大好きな楽士・鳥飼りょうさんの

ピアノ伴奏つきサイレント映画となりました。

 

ハロルド・ロイドは

サイレント映画期の三大喜劇王のひとり。

ロイドメガネが有名な背も高い男前。

とは、いいつつ

チャップリンやキートンの作品は

私も結構、観ているはずなんだけど

ロイドはたぶん2~3本しか観て

ないと思うんですね。

あまりVHSやDVDなども

出回っておらず

映画館でも上映機会が

少なかったからでしょうか?

 

映画は、一言でいうと

貧乏な脚本家と

女優を夢見るダンサーの

ラブコメですかね。

後半10分くらいの

ドタバタ劇はスピーデイーで

迫力ありましたよ。

ロイドの笑いは

体を張ってドタバタよりも

しゃれていてスマートですね。

眼鏡の好青年の奮闘記

というイメージです。

また、今回イベントに

参加していた方々の

いい反応もあって映画を観て

久々に大声で笑いましたよ。

 

私は、このイベント

「Talk about キネピアノ」の

第一回目から参加していますけど

段々、回を重ねるごとに

内容もアップデートされてきました。

サイレント映画から影響を受けた

人気映画シーンの話題や

時代背景、当時の映画界の歴史まで

映画が約30分あるとして

あと約1時間ほどのトークも深い。

ほ~!へ~!知らんかった!と

サイレント映画のトリビアも満載。

私は、毎月1回このイベントに

参加するのがホントに

楽しみになっています。

 

短編サイレント映画なんて

通常の映画館では

観ることができないですからね。

しかも、ピアノ生伴奏つきですよ。

 

映画ファンには

ぜひ一度参加して欲しいイベントですね。

ただし、ここ何か月かは常に満席です。

ツイッターなどで情報をゲットしたら

早目の予約をお勧めします。

 

実は今回のテーマがハロルド・ロイド

だったのは理由があって

今年ロイド生誕130年という

メモリアルイヤーなんですね。

3月25日から一週間

神戸・元町映画館で日替わり3作品上映。

4月2日はシアターセブンで

キートンとロイドの2本立て上映。

と、ロイド月間が始まります。

私も仕事があるんで

全作品を観るのは無理だけど

2~3本は観たいと思っています。

 

関西の映画ファン限定に

なっちゃいますけど

お時間のある方はぜひ

映画館に足を運んでみてください。