ザ・チェコアニメショー！
～チェコアニメのすべてを語りつくす会～
【色彩の魔術師ヨゼフ・パレチェクの世界】
11月11日（金）十三シアターセブン
パレチェク作品で有名なのは
「けしのみ太郎」シリーズでしょうか？
タイトルに「色彩の魔術師」とありますが
まさにその通りです。
絵柄がカラフルで鮮やかです。
ビタミンカラーとも言えますかね。
今回、初めて観た
「かばのティリーネック」
マキバオーのフォルムをした「かば」
可愛かった
ですよ。
水面や花など自然の描写も個性的。
ロマンチックで綺麗でしたね。
その日は持ち合わせが少なくてDVDを
買えなかったので絵本を買いました。
来月ボーナスが出たらDVD買おうっと。
そして、眞部さんも絶賛する
「魔法の果樹園」
清く正しく美しく
災害や災難に遭っても
真面目に働き、つましく暮らす
ヘタな道徳本や自己啓発本より
許す事、正しく生きることを
どストレートに絵で見せる。
これは深い。
「けしのみ太郎」は桃太郎のように
おじいさんとおばあさんが
けしのみから生まれた男の子を
育てる話ですが、妙なリアル感が面白い。
いらんことを言ったりしたりする
困ったおじいさんに
文句を言ったり、たしなめる
おばあさん。
これ子供向け？と
思いたくなるような日常会話が
橋田寿賀子ドラマのようにリアルです。
パレチェクという絵本作家を
詳しく知らなかったので
今回、作品をじっくり鑑賞
できてよかったです。
映画館には多くの人が参加していました。
眞部さんのトークファンもいるでしょうが
チェコアニメファンやパレチェクファンも
駆け付けていたような印象です。
昨年から6回シリーズで始まった
ザ・チェコアニメーショー
年明け1/15(日）が最終回です。
個人的には不定期であっても
継続的にチェコアニメを
今後も上映してほしいです。
眞部さんのチェコ・チェコランドの
ホームページはこちら
私はもちろん最終回も劇場に行きます。