前作の唯一の生存者である航海士リプリーが乗ったシャトルが回収された時、既にコールドスリープにより50年以上が経過していた。 

彼女はエイリアンの危険性を周囲に訴えるが聞く耳を持つ者はいない。

 だがそんな時、エイリアンが発見された惑星に建設されていた植民地からの連絡が途絶える。 

敵の生態を知るアドバイザーとして、リプリーは海兵隊員たちと共に再びあの惑星に向かうことに。 


 たいへん良かった。 


 民間人が偶然遭遇した未知の生物から逃げ回るのが基本だった前作とは異なり、今回はあらかじめエイリアンの存在を想定して重火器で武装した屈強な軍人たちが敵の本拠地に乗り込むという、人間の逆襲的展開。


 一方、前作では一匹しか出てこなかったエイリアンの方も、今回はうじゃうじゃと群れで大量に襲ってくるため、激しいバトルが繰り広げられる。大ボスである巨大なエイリアンクイーンも登場して、舞台設定が順当にスケールアップしている。


 この変化でホラーの要素が薄くなったという不満の声もあるみたいだけど、この豪華さ、派手さには代えがたい。


 前作では結局ただ一人の生き残りとなってしまったリプリーが、今度は誰か(特に植民地の少女ニュート)を守るために戦うというのも良い。


 最初は嫌悪していた人造人間のビショップとの和解といい、全体的にリプリーの前作のトラウマを払拭するような内容になっており、観客にとってもスッキリする後味の良い娯楽作だった。 

ここから、リプリー主人公のシリーズ作がまだあるというのが、逆にちょっと不安になるぐらい。