地球に帰還する途中の宇宙船が、救難信号らしきものをキャッチする。 向かった先の惑星で乗組員たちは、未知の生物と遭遇し、無自覚なままその一体を船内へと持ち込んでしまう…
SFホラーシリーズ1作目。
乗組員同士のちょっとしたサスペンスもありつつ、筋としては比較的シンプル。船に潜伏したエイリアンに次々と襲われる乗組員たちの、生き残りをかけた戦いが描かれている。
が、単にモンスター映画を成立させるだけなら不要な、いい意味で余計な要素が多くて、それがどれもいちいちワクワクゾクゾクさせられる。
エイリアンを発見した惑星に存在した謎の巨大異星人の死骸(過去にエイリアンの犠牲になったらしい、以上のことは作中では全く分からない)
エイリアンの複雑な生態。
1.卵
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2.中間体
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3.他生物の顔に貼り付いて口から卵を産み付ける(寄生が完了すると中間体は死亡)
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4.宿主の体を破って幼生が誕生
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5.他生物を捕食しながら成体へ
とある登場人物の死に際の、エイリアンに対する賞賛ともいえる奇妙なほどの高評価。
そしてやはりなんといってもエイリアン、特に成体の独特なデザイン。 頭が前後に以上に長く、口の中から飛び出すもう一つの口があって、体全体がヌルヌルテカテカしていて…どこからこんなの思いついたんだ。
ホラー映画なので恐怖や不快感を煽る造形になっているのは当然だが、それ以上にそのオリジナリティの方に目が行ってしまう。 見る前の印象としては、もっとグロい描写が全開なのかと思っていたが、エイリアン成体の姿を終盤まではっきり見せないためか、乗組員が襲われるシーンも決定的な瞬間は省略することが多く、むしろ上品と言っていいぐらいだった。ホラーが苦手な人間にはありがたい。
終盤、エイリアンの登場シーンの一つに、これはギャグなのか?と思ってしまうところがあったのだが、別にウケ狙いではないらしい。いや、でも、笑うと思うんだけどな…