県警対組織暴力 深作欣二監督 その① | 東映映画と殺人事件を追いかけるブロガー

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やくざ映画全般、時代劇、馬鹿映画、空手映画が大好き。写真は竜虎一代より鶴田浩二と佐久間良子

死ねえ、死ねえ、
お前らみたいなチンピラ、
ひっくぐってブタ箱にいれても
税金の無駄ずかいじゃあ~
どいつもこいつも鼻血の溜まった面ぁ、しとってからぁ
やって死んでしまえ、そのほうが掃除がはやいけ







私は基本的に同じ映画は観ない派です。
その時を大事にしたいという思いと
直感はだいたいにおいて正しいと思っているからです。


そういう私が本作品を紹介するのは・・・・

元々の洋画でも数回観たのはダーティハリーとブラックレインのみでしょう。本作品を観たのは数十年前で記憶は例の取調べシーンがかすかにといった所です。当時は単なる実録路線のなかのひとつとしての鑑賞に過ぎなかったのです。東映映画に全く興味がなかった頃ですね。


最近本作品を改めて観なおす機会がありました。
そして以前では気づかなかった部分も鮮明になり
前回疎かに粗末に観た事を深く心に恥いてしまいました。
これは改めて連載という形で記事を残しておかなくてはと
思い以降数回にわたり更新していきたいとおもいます。









映画は掴みがどうかである


タイトルが出る前の、文太兄ィが、まずはキテます。がっつりです。日雇い労働者まみれの怪しい街の露店でカップ酒吞んでくつろいでおります。つかみのつかみからして野郎を刺激させてくれます。さすがです。兄貴はサボりでなくチンピラの行動を監視していたんですね。(いい仕事だなあ)

文太兄ぃは早速チンピラ四人衆にビンタかませて、殴り込みに行けや、行って死んで来い!そのほうが掃除が早いわ、税金の無駄やけんなど不思議に猛アピール。おまけに、無銭飲食はいかん、銭出せやといい、
わしの分もいるんど!とカツアゲもしちゃいます。はい、ナイスですね。

ダンヒルかぁ、ええもんもちょうるのぉ

と拝借します。それは・・・とチンピラが言うと、
馬鹿この野郎、今から死んでいくもんに用があるかい、

ワシがあずかっといちょるけん行ってこいや、こら!と問答無用です。おお、健全なボンクラ野郎を刺激する素晴らしい掴みでした。主人公のキャラが明確になった所でタイトルが・・・・






おわり

次回も県警対組織暴力
連載その2をお楽しみに。


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