桐野夏生の同名小説を石橋静河主演でドラマ化

 

2024年5月7日「燕は戻ってこない」 第2話

 

 

「燕は戻ってこない」 第2話ドラマ 感想と見逃し再放送

 

 

ドラマ10「燕は戻ってこない」 第2話

見逃したら今すぐ無料視聴!

 

 

第2話再放送

 

総合
毎週金曜 午前0:35~1:20 ※木曜深夜

総合
(1)~(3) 5月19日(日)午前0:40~2:55(土曜深夜)

 

 

見逃し配信

「燕は戻ってこない」第2話の見逃し配信は、以下のサービスで視聴可能です。

 

NHKプラス:NHKの受信契約者向けの無料配信サービスで、同時配信、1週間の見逃し配信が行われます。

 

NHKオンデマンド:NHKの有料配信サービスで、見逃し配信が行われます。

 

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※TVerでの配信はありません

 

 

 

第2話あらすじ

 

元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)の子を産む「代理母」の依頼を受けたリキ(石橋静河)。決断できずにいると故郷から叔母の佳子(富田靖子)が危篤との知らせが入る。一方の悠子も悩んでいた。金の力で夫が他の女性との間に子を作る。苦しい胸の内は親友にしか明かせない。母、千味子(黒木瞳)の賛同を受け基は代理出産の計画実現に向けて突き進む。ついに三人は直接顔を合わせるが―

 

 

 

 

燕は戻ってこない 第2話 

 

テルの刹那的な性愛感が、理紀には理解できないようです。

 

テルが、金の為に体を風俗に売っても、心と卵子は、彼氏の、そむ太にささげるというのですが

 

理紀は、テルが心を、そむ太に捧げても、一人になるだけで、裏切られるだけと諭すのは、

 

テルが自分自身は自由奔放な性愛に目覚めているようで、

 

実は心を男に束縛されているのを理紀は教えたかったのだと思います。

 

 


それは、かつて理紀が妻子のある日高の愛人になって捨てられた苦い経験がああるようで、

理紀は根底に男性不信があるようです。

 


しかも、叔母の佳子が、結婚できなかったのか、失敗したのかわかりませんが、結婚していないことが一人前として認められない環境の中で、自由になりたければ結婚すればいいと期待する価値観が、

理紀には受入れられないようです。

 


だからこそ、東京に自由を求めて理紀は出てきたようですが、青沼に、一度くらい女として生まれて良かったと思ってみないか、

 

理紀にしかできない人助けだと言われて、金の為だけではなく、

 

結婚という形ではない女性としてのアイデンティティーを求めて理紀は、代理母を決意したのだと思います。
 

 

 

 

 

 

 

ある意味、代理母が法的に認知されれば、女性は必ずしも結婚という束縛によらずに、子供という母性の証が得られるので、理紀の生き方が、未来の女性の生き方になるかもしれません。

 

 


一方、悲劇的なのは、悠子です。

 

自分が基、千味子という名門、バレリーナの家庭を壊して、

子供が産めないのが気に引けると、りり子に嘆き、

 

しかも、基の元妻はデンマーク人と結婚して子供が2人いるのに、

子供が産めないのが自分に原因があると言うので、

代理母に産ませても自分の子だと思わざるを得ないないのです。

 


他方、基には悠子への配慮よりは、名門の血を絶やさないという目的で、千味子の反対を押し切ってでも、自分のDNAを子供にうけつがせるのが、代理母を使う目的のようです。

 


いざ、理紀というドナーが見つかると、悠子は産んでくれた母が、悠子とは、違うのを子供に、どう説明するのかと問い詰めても、基は子供に説明すればいいと答え、代理母になる女は金に困ったから申し込んできたので、相手は誰でもいいんだろうと言う割り切りが悠子には、できないのも理解できます。

 

 


プランテで、理紀が、悠子を見て、悠子が間に合わなかった女かと思うのは、結婚という束縛の中で、生きる存在が否定された女として感じているようです。

 


次回3話、理紀は基の自分への心ない言動に反発して女性向け風俗のセラピストのダイキに会い、

原作通りであれば性交渉をしてしまい、理紀が産んだ子供の遺伝子上の父親が混乱するようです。

 

総合
第1話2話3話 5月19日(日)午前0:40~2:55(土曜深夜)再放送があります。

 

まとめて観れるチャンスです。

 

ドラマ10『燕は戻ってこない』第3話ドラマ 感想と見逃し再放送を無料視聴! | 映画、ドラマが好き! (ameblo.jp)