江口のりこ主演

 

『ソロ活女子のススメ』の第4弾

 

ソロ活女子のススメ4 第4話について

 

 

 

 

『ソロ活女子のススメ4』第4話見逃した方はこちら

 

ソロ活女子のススメ4 第4話について 

 

ソロ活女子・五月女恵は今日は千円で酔える「せんべろはしごイン上野」と決め、

5時ピッタシに退社して上野にやってきました。 

 

焼肉屋直営店カドクラに入りスマホで注文しました。

 

一人で飲んでいる人が多いように感じます。 

 

あては牛スジ煮込み250円とハムカツ300円、ドリンクはスーパーレモンサワー500円に決定 メニューの映像を見ると安い!しかも豊富。 

 

今日の恵のように会社帰りにちょっと寄れるのがいいです。

 

安くて速い、しかも旨い。 

 

 

 

映像を見ていると、旨そうな匂いがしてきそうです。 

 

 

高齢の男性客がスマホで注文するのに戸惑っているのを見て、Z世代の男性客が教えました。

 

 

 この年齢の人もスマホは持っているでしょうが注文するのはちょっとハードルが高いと思います。

 

 

 でも、せっかくスマホを持っているのですから何度か注文すればすぐに覚えられると思いますし、

いろいろな操作を覚えれば便利だと思います。 

 

年齢差のある人たちがこんな風に気軽に他愛ない話をしたり店の情報交換をしたりして一緒に吞むのも楽しそうです。 

 

 

このZ世代の男性客を、もし一言で表現するなら、イイヤツ。

 

 恵は揚げたてのハムカツを食べようとしました。

 

ミルフィーユハムカツです。

 

 

ハムがミルフィーユのように何枚か重なっていて分厚くて食べ応えがありそうです。

 

揚げたてと言うのがいいですね。

 

 

サクサクと美味しそうな音を立てながら食べて、スーパーレモンサワーをグイッと吞む、

これは旨そうです。

 

 向かいの客にとん平焼きが届きました。これもこの店の名物です。

 

恵も注文しました。 

 

 

人が食べていると食べたくなると言う経験は良くあります。 

 

とん平焼きは、ふわふわの玉子焼きの中に豚肉と千切りキャベツが入っています。

 

美味しそう。この味も想像できます。

 

 

 大通りを超えただけで上野の雰囲気がガラッと変わりました。

 

 2軒目は創業90年の上野萬屋酒舗。

 

生ビールの立ち飲みが自慢の酒屋に入りました。 

 

中に入ると焼肉屋直営店カドクラで同じテーブルで飲んでいたZ世代の男性客・イイヤツがいました。

 

 この店はスマホで注文の仕方を教えた高齢の男性客の情報による店でした。

 

 店主が、うちは酒屋だからお酒ならば何でもあるけど、生ビールには自信があるといい、

つまみの種類を紹介していると、この生ビール美味しいね、何で?という声が聞こえました。

 

 何処にでもあるサーバーですが、この店では管を毎日丁寧に洗浄しているので、きめ細やかな泡になる。

 

それこそが生ビールなのだと自慢しました。 

 

心を込めて、丁寧に、お客が来ても来なくても毎日洗浄すると言うのです。

 

 恵もその自慢の生ビールを注文しましたが納得の美味しさでした。 

 

イイヤツが壁一面に描かれた絵を見ています。 

 

恵は何を描いた絵なのかわかりません。 

 

50代位の常連客らしき人が入ってきましたが注文も聞かず、生ビールを出しました。 

 

常連客も絵を見ています。 イイヤツが天国かなあ、というと常連客が、そう見える?そんな感じだったらいいなあ、じゃあそうかもね、天国かもしれないと言いました。

 

 イイヤツはおじさんが書いたの?と問いかけると、

 

常連客は、描いた人を知っているだけだと答えました。

 

 イイヤツが何で描いたのと問いかけると、常連客は、それはここの人に聞いてよ、と笑いながら答えました。 

 

店主は常連客とイイヤツの後ろに立っているのになにもいいません。先代の頃に描かれた絵なのかもしれないと思いながら見ていると。

 

店主が話し始めました。 それは40年前の話でした。

 

いまこの店を営んでいる姉妹の父親はこの近くにあると東京芸術大学の学園祭に使うお酒を配達していたと言うのでした。 その縁で、ある卒業生のアーテイストと知り合い、壁に絵を描いてもらうことになりました。

 

 

 生ビールが好きなお父さんのために、そして、せっかく描いて貰った絵を、お客さんに見てもらうために、店の隅でお酒を楽しむことが出来る角打ちを始めたのだそうです。 

 

 

もともと生ビールが大好きだった父親のためにここを始めたのでしたが、

あまり飲まないで死んでしまったのだそうです。 

 

 

当時飼っていた犬も端っこに描いてあるのですがその犬も死んでしまったと言うのです。 イイヤツは、じゃあ、やっぱり天国か、と言いながら、改めて絵を見ました。 

 

そして、この絵を描いた人は画家になったのかと聞くと、常連客が良い画家になった、ファンもいると答えました。 今も描いているんですかと聞くと、上を指さしました。天国へ行ったのでした。

 

 

 店主の話では、わざわざこの絵を探してきてくれる人もいると言うのです。 イイヤツは、それは幸せですね。と言って、また、絵を見ました。 

 

イイヤツはこの絵から何かを感じることが出来て、彼なりのリスペクトを表しているのかもしれない。 世代と言う物差しは何なんだろうか?と、恵は考えました。 

 

親子ほど年の離れた人たちの心が通じ合っていると、恵は感じているのでした。 

 

 

常連客はイイヤツに、この絵が気に入ったのならばSNSでPRしてやってくれと頼みました。

 

 ここの姉妹はPRが下手でお客さんが減っていると言うのです。 

 

ここがなくなったら絵がなくなると言いました。イイヤツは承諾しました。

 

 昼間にお弁当とか手作りパンも売っているので、そのPRも頼まれましたが、それは、美味しかったらねと言って承諾しませんでした。 店主が一杯おごっちゃうと言いましたが、断りました。

 

ハッキリしています。 

 

パソコンもスマホも専門家が使うものではなく、一般の人が使えるものですから特別な専門知識がなくても使えると思います。 

 

 

 

やってもらうのではなく、教えてもらった方が良いと思います。

 

 勿論、いろいろな人の協力をお願いすることも必要だと思います。 

 

イイヤツは恵の方を見て、絵がなくなったらヤバイから、お姉さんも何か書いてと頼み、恵も、承諾しました。 

 

心が動いたら知らない人にも働きかけて、

 

ある意味、素直で正直であるがゆえに上司だからという理由で心を開くことはない。

 

 でも、自分の心を動かした絵を描いた人のことは尊敬していうことを聞く。 

 

 

上野せんべろで大切なことを教えてもらった気がする恵でした。 

 

ソロ活は一人だけで何かをするわけではなく、いろいろな人との出会いや交流があるわけですから学ぶことも多いと思います。 

 

常連客、イイヤツ、恵の3人は天国のアーテイストとお父さんと犬に乾杯しました。

 

 翌日、新入社員教育係として一言述べるように言われた恵は、私は、上司とか部下とか世代とかは関係ないんじゃないかと思います。 

 

結局、尊敬できる部分のある人の言うことは聞きたくなるし、

そうじゃない人の言うことは耳に入らないと言う事だと思います。 

 

ここにいる人たちはみんな尊敬できるところを持っていますが、

 

新入社員の皆さんにもっと尊敬してもらえるように努力するつもりだし

皆さんも私たちが尊敬できるところを見せて欲しいですという一言でした。

 

『ソロ活女子のススメ4』第2話 感想ネタバレ | 映画、ドラマが好き! (ameblo.jp)

 

『ソロ活女子のススメ4』第1話 感想ネタバレ | 映画、ドラマが好き! (ameblo.jp)