一昨日→紹介状の謎
のブログを、たくさんの方に読んでいただきまして。
いろんな御意見もいただきました。
本当にありがとうございます。


紹介状の件に限らず、出産・育児のこととなると、身近に感じる方が多いようで。

それだけ多くの種類の意見があるのですね。


でも僕、どうしても解せないタイプの意見がありまして。

僕を含め、まわりの新米父ちゃん母ちゃんが、プライベートやネット上で、出産や育児の大変さ・苦労を口にすると

「昔はもっと大変だった」
「私はもっときつかった」
「それくらいみんな当たり前だから」

と、アドバイスをくださる方が、中にはいて。

つまり、「だから我慢しろ、文句を言うな」ってことですよね。

乱暴な言い方をすると、それって苦労の押し付けじゃないかと思うんです。


布おむつの時代に、使い捨て紙オムツが世にできた時、それを使う人は

そんな楽をして‥‥

と、まわりの先輩お母さんに、チクリと言われたと聞きます。

でも、今って当たり前に使ってますよね?

僕を含む3人の息子を布おむつで育てたうちの母親は

「こんな便利なもんが私の時代にもあったらな~」

と、羨ましそうに呟いていたことを覚えています。

こんな風に、子育てのかたちも少しずつ変わってきているわけで。


大変な出産や育児を経験された方に対しては、嫌味でも何でもなく尊敬しかないです。

でも、いろんなことが便利になってるこのご時世ですから。

「昔はそうだったから、今もそうやれ」
「私も我慢したから、あなたも愚痴を言うな」

ではなく

大変だった経験を踏まえて、合理的にやれる術があるなら、後の代に伝えていただけたらなと。僕は勝手に思ってます。

「手抜き」はダメでも、「楽」はあっていいじゃないですか。

いや、手抜きもいいかな。

本当にダメなのは「放棄」ですから。

昔よりも、共働きしながら子育てするご家庭も増えてますしね。


ここ数日は、何だか愚痴っぽいことばかりになっちゃいましたが

何やかんや言っても、運良く授かった息子(1才8ヶ月)と娘(一ヶ月)の育児を、僕も奥さんも楽しませていただいております。




息子を楽しませるつもりが、自分がびびってしまった新井薬師公園のすべり台。