「うちは父が単身赴任中ですし、母も仕事が忙しくて、家ではたいてい一人です。大勢でごはん食べたり、花札やったり、こんなに賑やかなのは初めてっていうか、嬉しくて・・・。」
『アバター』以上にアバターが活躍するこの作品は、細田守監督の前作『時をかける少女』レベルのミラクルな傑作。
なんといっても家族愛に兄弟愛に恋愛と、《愛》が満載。
その愛のチカラを結集して、どう考えても不可能に思える絶望的な未来を必死に変えようと努力する人々。
最後のポイントになるみんなの原動力は《絆と晩飯》。
「何千何万という人が困ってる。ここでがんばらないでいつがんばるんだい。」
ネット依存症やデジタル管理の危うさなど《ネット社会の弱点》を振りかざすサイバーテロの脅威を、愛と勇気と家族愛というアナログで真正面から打ち破るカッコ良さ。
しかも日本の田舎のド真ん中で。そして最後のトドメは、全世界共通の最強で無敵のアナログ魂・・・《恋心》
「よろしくおねがいしまーす!!」
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