どうも…ショーエイです。
「なぜ戦争が起こるのか…」
多くの人が疑問に感じる部分だと思います。
実は犯罪が起きる点と類似していて、
戦争も犯罪も決して無く成らないで
普通の人は諦めてしまいます。
【犯罪が起きる理由は基本的には2つの要素】
①生き抜くためにやむを得ず。
②ゲーム感覚で刺激を求めて。
犯罪が無くならないのは②の要素が存在するからです。
実はこれ戦争も同じなんです。
①の要素では、今何か食べなければ死ぬという状態で発生するもので、物を盗んででも生き抜きたいという感じで発生します。
これは今直ぐ死ぬというより、犯罪を犯した人は、
人間の貯蓄心理が働き、明日の食料、明後日の食料と、
犯罪によって生計を維持する状態に陥るわけです。
②の要素は、ほぼ興味本位です。
スリルであり刺激を求めてと言っておきますが、
それ以外にも「バレなければ」という
犯罪行為をバレないようにするというゲーム感覚です。
いわば自分が賢いという証明の様な感覚です。
これは戦争でも相手を策略や謀略に嵌めるという感じも
同じ要素に該当する訳ですが、
これが実は戦争や犯罪が無くならないポイントでも有るのです。
【戦争に於いて半分の要素は社会の努力で解決できる】
②の要素に関しては、現状の様に主権国家が独自の采配を許される環境にあっては中々難しいです。
どこかに敵を作ってしまう状態は、相手も同じ様に敵と見なします。
犯罪に於いては証拠を残さない賢さを
スリルや刺激と共に求める感じで成立してくる部分ですが、
敵国と定めた相手に対しては、
この刺激が寧ろ国家の命によって行われるのです。
一般的に言われる工作行為などがこれに該当します。
更に権力者の心理ではこうした組織の頂点に立つことで、
相手に対して威圧を与える要素が付与されます。
組織犯罪で言うなれば「何をされるか解らない」という
恐怖感を植え付ける行為が社会に対する威圧として
機能するわけです。
いわば強さの象徴という意味で、
人間が求めてしまうものでも有るのです。
この心理は国家同士でも働くわけで、
誰が世界のルールを支配するのかで働いてきます。
ただし…実は深層心理という奥深いところで根付くもので、
表面心理の「自分が正しく導く」という部分で覆い隠されるため、
本人すら真面に気付かないのも事実です。
ある意味、心理的な病気という感じに成ります。
そしてこの病は大きな力を得ると
殆どの人が掛ってしまう病でもあるわけで、
一般的には誰がそうなるかは見えません。
人物判定は当人と直接会話したり、
その人間の行動パターンで見極める事は出来ますが、
選挙で選ぶことと成る一般人には、
選ばれてから判断するしかないのも事実です。
①に関しては寧ろ社会が安定すれば自然と減っていくものです。
パレスティナ問題の今回行ったハマスの行為は、テロです。
いわば犯罪と言う認識で間違いありません。
しかし、その犯罪を行った理由が、②の要素では無く、
苦境にあえぐガザ地区の問題が前提に
発生したものだという点は理解されます。
本来ならガザ地区の生活面を向上させることで
これらが緩和される話でもあるのですが、
ハマスの中にもイスラエルを敵視している部分が生じる為、
②の要素で抱くケースも否定は出来ない部分です。
ただしイスラエルが①の部分を緩和させる意味で
努力をしていれば、
②で発生した要素に
パレスティナの為という大義は寧ろ薄らぐため、
現状、イスラエルが求める様な
ハマス=テロ組織という定義は成立します。
結局のところ①の要素を封鎖という形で
イスラエル政府が抑圧してきたため、
人道的見地からこの問題は
イスラエルの非が大きくなると言えてしまうわけです。
中国のウイグル政策に関して、多くの人が批難を与えてますが、
ウイグルの再教育、中国政府への順応化という点で、
寧ろウイグルの人たちの生活面が向上するなら、
①を緩和する政策として評価されるべき話と成るわけです。
本来、調査をするならばこういう部分を主体に調査しなければ成らないのですが…
調査の対象が束縛を意味する部分に集約されるため、
調査結果では実態が曖昧にしか見えないのも事実です。
②の意味で米国も日本も、中国を敵視する状態にあります。
この敵視する姿勢は、相手の中国も自然と感じる部分です。
中国の共産主義を崩壊に導くための策略を、
日本の一般人ですら好んで受け入れてます。
この時点で、最終的には戦争に発展する流れでしかない事を、
殆どの人が気付いてない訳です。
②の感覚、いわば策略を用いる楽しみで、
中国政府を陥れた場合、
中国政府は①の意味で生存の危機に直面する訳です。
これはロシアのケースも同じです。
②の策略を用いる楽しみに関しては、
寧ろ用いなくても用いる側の危機的状況はほぼ発生しません。
逆に用いることで戦争と言うスリルが発生するだけです。
反対に①に陥った場合、相手は必至に成ります。
生存の危機を感じさせる状態なため、
相手は生きるための犯罪を選択しやすくなるのです。
単純にここに陥れる策略を
賢いと見る人が多いのも問題ですが、
正直子供苛めと同じ効果で、
馬鹿でも解かる原理なので寧ろ間抜けな話でしかないのです。
【人類の目的が何なのか…平和維持?殺戮の世界?】
平和を維持する意味では、犯罪要素の一方、
①の生きるための犯罪を緩和することです。
②の策略を許してしまえば、
国家間の意識としては
①の要素は緩和されるどころか、より一層強まってきます。
結果としてウクライナの状態に成るわけで、
NATOという組織が②の意識で
ロシアを追い詰める形に成ったがため、
ロシアは①の意識で戦わざるを得なくなったのです。
そういう意味もあって、平和を理解させる意味では、
筆者はロシアに負けてもらう訳には
行かないという考えに成るのです。
いわば②の策略を以て支配できることが証明されれば、
②の深層心理で根付く、
圧倒的な支配への欲望が
より過激に意識されるようになるからです。
これでは平和ではなく、殺戮の世界に導く流れに成ります。
特に国家間同士の付き合いとしては、
先ずお互いが共存共栄の形で
①が発生しない点を重視して
外交によって上手く解決することが大事です。
皆さんもこの言葉は理解できると思います。
しかし…②の策略を用いる思考は、
ゲーム性があって面白いと感じるもので、
多くの人がどうしてもこの部分を捨てられないという感じです。
「そんな話は分かっている」
全然解ってないいないほどに、
自己の深層心理に気づかない人が多いのも事実です。
それを表面心理で、
「相手が信用できるなら」=「相手が信用できない」
という部分で覆い隠してしまい、
結果として殺戮の世界への思考が優先されるのです。
信用を維持する境界線を模索するという思考は、
寧ろそういう知能では働かないのも事実で、
信用できないから信用しないというだけで、
戦争や喧嘩の思考に進むのです。
だから犯罪も戦争も無くならないというレベルです。
と、ある作家は…名前忘れたけど…
平和が何時おとづれるのか?
と、いう質問に対して彼は、
「いずれ最強のマフィアが登場して、彼のもと平和が齎される」
なんてこと言ったらしいのですが…
実は正にその通りです。
②で平和を乱す連中を、圧倒的な力で抑え込んで、
①の状態を緩和させるしかないのも事実なのです。
寧ろ戦争で無実の人が大多数死んでいくのなら、
②の平和を乱す権力者少数を始末した方が良いという話。
そういう中で権力者を慰撫させて従わせる。
ノストラダムスの恐怖の大魔王とは
こういう人物の事を言っているのかも…
ある意味、そうなると
信長たまの存在みたいな感じに成るのかな…
バイデン政権のような程度は、
②の思考でしか動いておらず、
トランプも結局は同じ。
果てさて…誰がこいつらを締め上げるのか…
そういう話で平和か殺戮かが決まるのですが、
まあ、権力者を殺戮する話で結果としては平和では無いのですが、
一般的な平和を求めるか、それともという選択肢でも有ります。